栄養補助はしっかりと!妊婦用サプリメントをご紹介!

21 4月, 2020
自分の身体と大きくなってきている胎内の赤ちゃんのために、必要な栄養を摂ることはとても重要です。今日の記事では、主要な栄養素を補給できる妊婦用サプリメントをご紹介します。
 

今日の記事は、赤ちゃんが欲しいと思っている人、または妊娠中の栄養について心配な人にピッタリです。ここでは妊婦用サプリメントについて大まかに説明していきます。

妊娠中など、大事な時期には栄養が重要な役割を果たします。懐妊の時点から既に、女性の身体は多数の生理学的な変化を遂げるのです。これらの各変化には、成長する胎児を宿り、赤ちゃんが健康に発達するために必要なものを与えるという目的があります。

妊娠中の女性にはエネルギーが必要で、さらにもっと必要となるのは微量栄養素です。

妊娠している間に必要とする栄養を調整して、それに対応することはとても重要だということを強調しておきます。ここに出てくる情報は妊婦に関連した一般的な栄養だけでなく、その他の一般女性にも該当します。

栄養素の一部が多過ぎたり少なすぎたりすると、妊娠中毒症、先天性欠損症、流産、その他の問題を起こすことがあります。

女性の食事では充分な食事摂取基準を満たさないので、栄養を補給するサプリメントに頼ることになります。もちろん医師の管理下で摂取するようにしましょう。

以下、妊娠中に必要な微量栄養素のうち主なものを挙げてみます。

 

葉酸とビタミンB9

胎児発達の時期にこれらの栄養素が不足すると、神経管欠損症、先天性心疾患、流産、その他の合併症を引き起こしかねません。

妊娠したいと思っている女性は、懐妊する一ヵ月程前からサプリメントを摂るようにしましょう。このサプリメントの摂取は、妊娠前期の終わりまで継続するようにしてください。

 
妊婦用 サプリメントとは?

正常な妊娠の場合の葉酸の推奨量は一日に0.4㎎です。リスクのある患者では一日あたり最大5㎎に増加します。

葉酸は身体に溜まらないということも覚えておいてください。ということは、葉酸の効果を上げるには毎日摂取することが大事です。

さらに妊婦用サプリメントを摂っているかどうかに関わらず、女性は誰でも次のような葉酸が豊富な食べ物を食事に取り入れるようにしましょう。

  • 葉物野菜(ホウレンソウ、フダン草)
  • 豆類
  • 果物
  • イースト
  • ナッツ

葉酸は調理に対する敏感性が高く、加熱により栄養素が減少することも忘れないようにしましょう。そこで果物や野菜をできるだけ生の状態で食べるようにしてください。

栄養サプリメント:ヨウ素

ヨウ素は必須微量栄養素で、甲状腺ホルモンの合成に欠かせません。これらのホルモンは適切な脳発達や精神面での成長に必要であり、胎児の骨、肺、心臓などの発達にも重要です。

ヨウ素不足を補給することで、世界中で起こる脳疾患の予防や新生児の授乳に役立ちます。さらに、幼児の心理運動発達の遅れの主な原因もヨウ素不足です。

女性が妊娠すると、ヨウ素摂取基準は20%増加されます。そこで妊婦は一日あたりヨウ素200㎎を摂取し、ヨウ化塩を利用することを専門家は勧めています。

 

鉄分は私達の体内のヘモグロビンを生成するので、酸素の運搬とその他の機能にも不可欠です。

妊娠中は血液に変化が起こり、女性はさらに鉄分を必要とします。そこで鉄分不足になると、妊婦に最もよく起こりがちな鉄欠乏性貧血を引き起こします。

鉄分不足が、早産、新生児の身体神経的発達の遅れ、感染症、周産期死亡に関与することがあります。

そこで妊娠中期と後期には鉄分を補給するサプリメントを摂るようにしましょう。これで鉄分供給が欠乏してしまうことを防ぐのに役立ちます。

そうは言っても、女性に鉄分が必要かどうか、そしてどの位の量を必要としているかは、医師のみが決定できることです。不必要に鉄分サプリメントを服用することが、リスクにつながる可能性もあります。

重要な栄養素:カルシウム

これは身体の中に最も多く存在する成分です。カルシウム不足は早産と関係があり、骨の石灰化が不十分になったり、妊娠中毒症の危険もあります。

妊娠中の女性はもっとカルシウムが必要になりますが、妊娠中の身体はカルシウムの吸収が普段よりも40%も増加します。そのためカルシウム吸収が充分でない妊婦のみ、カルシウム栄養補給が勧められます。

妊婦用 サプリメントについて
 

マルチビタミン

マルチビタミンのサプリメントに関しては、専門家は妊娠中に摂取することを勧めていません。個々のサプリメントと比べてマルチビタミンの方がより効果があるという保証がないのです。

さらにある種の栄養素が他の栄養素と相互作用を起こし、その吸収を妨げる可能性があります。

その他のサプリメント

他にも重要な微量栄養素があり、ビタミンA、D、C、E、などと同様、妊娠中は特にその推奨量が増えます。しかし一般的な基準として医師はサプリメントを奨励していません。健康的な食生活によって、大抵の場合必要な栄養を摂取することができます。

最後に言及しておきたいのは、一部のビタミン(ビタミンAやビタミンDなど)は過剰摂取すると毒性作用を引き起こすことがあります。これは母親も胎児にも言えることです。したがって、妊婦は専門家への相談なしにサプリメントを服用しないでください。

 
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