子ども教育のヒント:言語学習のためのベストな教授法

2019年7月23日
外国語を学ぶためには、どの教授法でも良い効果はあります。しかし、各生徒の特徴やそれぞれの必要性を考慮しなければいけません。

言語の定義は各国の人々によって使われる言葉であり、そのコミュニティーにおいて言葉としぐさを使って会話を可能にします。言語学習に関しては、母国語や出身国で使われる言語と、一生のうちで学ぶ外国語は、全く別であると見た方が良いでしょう。

外国語を学ぶという目標を達成するには、どの方法で言語学習するのが最も適しているのかをよく見極めることが必要です。

言語学習の教授法

文法訳読法

これは最も古く典型的な言語教授法であり、グラマー・トランスレーションメソッドとも呼ばれます。名称の通り、これは文法に基いて文章を一つの言語からもう一つの言語へと翻訳する方法です。

この方法では文法の規則に従って、それぞれの言語での文章構成に注目します。普遍的文法パターンを見つけ出し、両言語の意味が同じになるように解読していきます。これは何千にも及ぶ単語と文法を暗記することになって、文脈とは関係なく文章を取り出して理解することになります。

言語学習 のための教授法

直接教授法

19世紀後半になると、直接教授法(ダイレクトメソッド)が出てきました。これは文に使われる文法よりも、会話などのコミュニケーションをもっと重要視する方法です。完璧な文法構造が分からなくても、言語学習者の言っていることを相手にきちんと理解してもらえることが目標です。

この教授法では文法は直感的に学ぶもので、外国語の単語とそれが使われる状況との関係をきちんと理解することで、間違いがなくなってきます。それが「直接」と呼ばれる理由です。

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聴覚口頭練習法

別名オーディオリンガルメソッドはダイレクトメソッドによく似ています。両方とも話すことと聞くことに力を入れて、口頭での表現が大事です。その違いは、言葉や言い回しの繰り返しと、交代して話す練習が教育法の特徴です。

ベストな言語教授法

時間と共に様々な教授法が開発され、外国語の教育に利用されてきました。どの教授法が一番良いのかと決めるのは不可能ですが、より適した方法があるかもしれません。

コミュニカティブメソッドという例が挙げられます。これは教授法というよりは言語習得のアプローチであり、言語の構造よりもっと機能性を求める方法です。つまり最も重要なのはコミュニケーションであり、外国語の文法を学ぶだけではないということです。

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コミュニカティブメソッドはそれまでの教授法を踏まえて、言語を習得するために必要な実用性に注目し、文脈の前後関係を把握した対話ができるように言語を完全にマスターすることを目指します。

言語教授法としてコミュニカティブメソッドは、文法などはさておいて、何か問題がある状況を中心に会話練習が行われます。もちろん生徒が文法を考えることは大事ですが、ここではコミュニケーションが主要目的となります。

言語学習 のためのベストな教授法とは?

何か困った状況とは、毎日の生活において起こり得るシナリオです。それは職場で、飛行場にて、または旅行先で起こるかもしれません。実践の場は、買い物をする場合や、色々な状況で誰かに助けを求めることもあるでしょう。そのような状況に置かれると、誰でも外国語を使う能力を急に上達させる必要があります。

言語学習:コミュニケーションが大事

外国語を学ぶためには、どの教授法でも良い効果はあります。しかし、各生徒の特徴やそれぞれの必要性を考慮しなければいけません。教育者は教授法を選ぶのに臨機応変に対応して、教授法の一部を組み合わせるなどの工夫をする方が良いでしょう。

言葉の繰り返し、暗記、文法の知識などは、言語を習得するには効果的な方法です。それでもコミュニカティブメソッドの例に見られるように、問題解決や意思決定に基づいた学習法である方が良いでしょう。言語習得の目的は、他の人と理解し合うことなのです。