子どもにいざこざの解決方法を教える3つのゲーム

2019年1月13日
遅かれ早かれ、誰もが人生の中でいざこざに直面します。だからこそ、こういった状況に対処する正しいツールを持っておくことが非常に大切なのです。では、いざこざを解決することについて、どのように子どもに教えたらいいのでしょうか?

教育と子育ての基本的なことの一つには、子どもにいざこざの解決方法について教えることがあります。これを上手く教えるためには、子どもが自分の気持ちを表現できるようになったり、コミュニケーションスキルと忍耐を身に付けなければなりません。また、子どもはチームとして動ける能力を最大化し、プラスに考えられるようにならなければなりません。

この目的を達成するためには、いくつかのゲームを利用することができますし、教育的環境においては特に適しています。こういったゲームは子どもが楽しく、クリエイティブな方法でいざこざを解決する方法を学ばせてくれるのです。

では、子どもがいざこざの解決法を学ぶのに役立つゲームの例を3つ見ていきましょう。

こどもにいざこざの解決について教えるゲーム

1.インナーサークル

インナーサークルゲームの目的は、それぞれの子どもが、他の人とは違う自分の目標について話すことです。また、自分の意見と違っても、子どもが他の子の意見を理解し尊重することを教えることも目指しています。さらに、このゲームの目的は子どもに問題の解決方法を教えることでもあるのです。

まず、やりたい人6、7人で小さな輪を作ります。残りの子どもは最初の輪の周りに大きい輪を作ります。

大抵は先生になりますが、ゲームを指揮する人が話し合うべき問題を提案します。そのグループの中に実際に存在するいざこざでもいいですし、架空の問題でも構いません。

内側の輪にいる子どもが、問題について話し合います。それが終わったら、残りの生徒も同じように話し合います。2回目の話し合いでは、なぜ最初の子どもが内側の輪に入ると申し出たのかについて分析します。

同時に、他の子の意見にどのように反対意見を持ったかについても話します。そのときには、異なる視点に対して尊重を示したかどうかについても分析します。

最後に、このゲームを終えてから自分の意見が変わったかどうかを話し合います。ですので、ガイドする人の役割が非常に重要になります。

いざこざの解決の仕方

2.クモの巣ゲーム

クモの巣ゲームは、参加者が蜘蛛の巣に触らずに間を通るというものです。この教育的ゲームの目的は、意思決定をしいざこざを解決するための集合的能力を発達させることです。子どもは他の生徒を信頼し、協力することの価値を学びます。

このアクティビティを行うには、開けた場所(できるなら室外)としっかりした糸が必要です。また、糸を結ぶための柱や木なども必要になります。

ゲームを始める前に、糸でクモの巣を作ります。巣の中には、さまざまなサイズの穴をあけます。最も大きな穴は、いくぶん高めに作りましょう。

子どもたちは、この巣に触れることなく、その下を反対側まで這って進みます。つまり、糸に触らないようにするのです。そうするためには、穴を通って行くためのベストな方法とを考え、お互いに助け合わなければなりません。

巣から「逃げ」なければならない、というお話を作って、子どもにモチベーションを与えるのもいいでしょう。

アクティビティの最後には、グループで評価を行います。話し合いでは、参加者全員が、自分たちが使った協力のメカニズムについて分析します。また、ガイド役の人は、アクティビティを通してどんなことを感じたかについても子どもに話してもらうようにしましょう。

クモの巣ゲームを使えば、子どもはグループとして問題を解決できるようになります。間接的な結果として、子どもは社会的スキルを向上させることにもなるのでオススメです。

「こういったゲームは子どもが楽しく、クリエイティブな方法でいざこざを解決する方法を学ばせてくれます。」

3.ロールプレイ

ロールプレイは、いざこざの解決法について教える時によく使われる方法です。主な目的は、参加者間の共感を高め、その意識を育むことです。このアクティビティで使うのは、現実の問題でも架空の問題でも構いません。ゲームには約20人まで参加することができます。

 

ガイド役の人や先生が、問題の起きている状況を提示します。グループの中ですでに緊張感やいざこざを生んでいる問題があれば、それに取り組むための良い機会になります。そうでなければ、ガイド役の人が仮の状況を作っても良いでしょう。

問題解決法を学ぶ いざこざ 解決方法

まず、ガイド役の人がやりたい人にお話の主役を演じるように頼みます。もちろん、その子には自分のキャラクターを知るための時間が少し与えられます。

そして、その子がその状況を演じます。そのロールプレイが終わったら、子どもたちはグループで話し合います。話し合いのポイントは、共通の理解、合意のようなものを導き出すことです。

 

ご覧の通り、今回紹介したゲームはシンプルで、楽しいものばかりので、簡単に子どもの関心を集め、参加したいと思わせることができます。学校で、友達と行う場合は特にそうでしょう。

解決するという能力の重要性を教えるのに、あなたが最も効果的だと思うものを選んで是非試してみてください。

  • Hakkarainen, P., & Veresov, N. (1998). Leikki , mielekkyys ja lapsen kehitys. Kasvatus.
  • Deutsch, M., Coleman, P. T., & Marcus, E. C. (2006). The Handbook of Conflict Resolution: Theory and Practice. John Wiley and Sons Inc. https://doi.org/10.4135/9780857024701