【子どもの承認欲求】他者の承認を求めないようにするには

子どもが健全な自尊心を積み上げていくためには、家庭そして学校のような社会的な場で常に承認欲求を持たなくても済むようにすることがベストです。
【子どもの承認欲求】他者の承認を求めないようにするには

最後の更新: 24 3月, 2021

皆さんもどこかで、子どもが何か質問された時に自動的に親の方を見て、何をしていいのか何をすべきか分からなくなってしまう様子を見たことがあるでしょう。根本的にはこの状況は正常であり健全なことです。それでも、子ども達が常に他者の承認を求めているとしたら問題になることもあります。

さて子ども達が、大人、保護者、親、または仲間に対して、常に承認を求める必要があるのは良いことでしょうか?  決してそうではありません。子ども達の安心感、自己概念、自尊心を損なうこともあるので、いつも良いとは言えません。

子どもたちが大きくなってきて不安感を持ち始め、いつも自分に疑問を感じているとしたら、これからの人生ずっとそのように振舞うことになるのだと覚えておきましょう。そこで、子ども達に自尊心が低く幼少期の悪い記憶を持ったままの大人になって欲しくないとしたら、常に他者の承認を求めなくても済むようにしてあげることが大事です。

子どもの承認欲求 考える子ども

子どもの生涯の性格を決めるのは、小さい頃の経験が鍵となります。そこでお子さんが安心感と健全さを持って、そして明確な制限が設定された環境で育つことが重要なのです。さらに子どもが過剰な挫折感を持たないようにして、高すぎず低すぎない健全な自尊心を持つようにするべきです。

子ども達が常に承認を求めるべきでないのはなぜ?

基本的に子ども達の小さい頃の生活の大部分は、家庭と学校という2つの環境だけに限られています。それを詳しく分析すると、子ども達は一日の75%を家または学校のどちらかで過ごしているということになります。

それはどういう意味なのでしょうか? 子どもの安全を確保して、他者に承認を求めないようにするには、家庭と学校という両方の環境に焦点を当てる必要があります。

家庭で

親には愛情や安全を与える役割があるので、子ども達が両親を頼りにするのはごく当然なことです。しかし大人がその事実を順応させていかないと、子どもの自尊心に影響を与える心配があります。

つまり親が子ども達に自信を与えることで、親の扶養や愛情をわざわざ獲得する必要などないと子どもが分かるようになります。このようにして、子どもがいつも尊重してもらったり親の愛を求めなくて済むので楽になるでしょう。

確実に愛情のある養育によって、子ども達は自分自身の意見を持つという権利を自覚して、より自信を持つようになり、いつも大人の助け、承認、意見などを求めなくても自分の可能性を信頼できるようになるでしょう。

これを過保護過ぎたり、過剰に厳格な父親や母親の態度と混同させてはいけません。これは人の言いなりになる従順な子どもではなく、責任感を持って適切に自己管理できるような子を育てるということです。

常に話を聴いてあげる

そのためには親が常に積極的な態度でアクティブリスニングに努め子どもの話を聴いてあげましょう。そうすると子どものことをもっと理解することができ、子どもの意見を知り、各自が持つ重要性について気づかせることになります。

さらに子ども達の自己表現を可能にして、子どもは自分が尊重され愛されていると感じらるでしょう。その内に、親の愛情と愛そのものはどんなことがあっても取り去られることはないと、子どもが信じられるようになります。

もちろん適切ではない行動や意見に対しては、反対意見であることを説明して、お互いを尊重する言い方で伝えることができるでしょう。

学校で

まず、学校も子どもの教育や養育に重要な役割があることを常に覚えておきましょう。教室で子ども達が自分の居場所を感じたいがために、いつも教師や友達に承認を求めることがあるかもしれません。

【子どもの承認欲求】他者の 承認 を求めないようにするために

その理由からも、教師は子ども達が確固たる自尊心を築くことができるようにする必要があります。それによって子ども達との関係が問題化したり、有害または過度な依存にはならないでしょう。

子ども達が常に承認を求めるのを防ぐことは虐待防止にもなります。そこで教師は生徒達に対して愛情を持ち尊重していることを示し、子どもが依存する度合いによってそれが変わることはないと教えてあげましょう。

子どもたちがそれぞれ、自分の本質と彼らの存在の重要性についてはっきりと理解していることが不可欠です。私達は子ども達を無条件に尊重していて、誰からも承認される必要がないと心から感じられるようにしてあげましょう。

結論として、子どもの行動を直さなければいけないことも勿論あるかもれません。しかし子ども達が常に他者の承認を求めなくても大丈夫になれる方法を知っていれば、子どもの自尊心や自信に影響を与えないように問題を解決していけるでしょう。

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  • Branden, N. (2001). Los seis pilares de la autoestima. Barcelona: Temas de Hoy.