高い自尊心を持った子どもを育てるために私達が出来ること

06 2月, 2020
高い自尊心は、健全で順応できる性格の基礎となります。今回は自尊心を持った子を育てるのに役立つ情報をご紹介します。
 

自尊心は近頃どんどん注目を集めている概念の一つです。この言葉はあいまいで漠然と使われていることもありますが、健全でうまく順応できる人格の基礎となるものなのです。なので、今回はそんな高い自尊心を持った子どもを育てるための情報を共有していきたいと思います。

自尊心とは?

自尊心とは自分に対する認知、思考、感情、評価の集まりです。自分についてどう考え感じているかということであり、自分自身という人間に対する満足度でもあります。

自尊心は先天的なものではありません。そうではなく、人生を通して高め、変化することもある概念です。つまり子どもの自尊心が低い場合でも、それを高める手助けをしてあげることができるということです。

高い自尊心を持つことがなぜそんなに重要なのか?

「隣人を汝のごとく愛せ」というフレーズを聞いたことがあるでしょう。しかし、なぜか私たちは忘れてしまいがちになります。自分自身を愛することがまず第一で、欠かせないことなのだということを忘れてしまっているのです。

自尊心の高い子ども

  • 高い自尊心があると、自分には価値があり、人に受け入れられていると感じ、安心することができます。新しいことに挑戦し冒険するのに必要な自信を持っているということです。
  • この自分の能力に対する信頼が、新しい課題に直面した時にもベストを尽くそうと思うモチベーションになります。自分ができることに対して誇りを持つことにも役立ちます。
高い 自尊心 子ども
 

  • 高い自尊心を持った子どもは、最初にものごとがうまくいかなかったときに、不満に耐える術を知っています。それに対応して再挑戦することができるのです。ミスを個人的な失敗だと見るのではなく、学習過程の一つだと見なすため、自分自身に対して辛く当たりすぎることが無いのです。
  • このような人生の見方を持っていることで、より高い成果を出すことにつながります。これは学校だけに限られたことではなく、社会的、家族的なレベルにおいてもそうです。

自尊心の低い子ども

  • 自尊心の低い子どもは、自信がなく不安を感じています。自分は人より劣っていると思って自分の能力を疑い、ネガティブな面にばかり目を向けてしまう傾向があります。
  • 新しい場所や活動に挑戦する際には、すぐにあきらめてしまったり挑戦しようとさえしないこともあります。これはミスや失敗にうまく対処できないためです。自分自身に対して極度に批判的でミスを許さなかったりするのです。
  • その結果、人生の中の特定の分野において、本来の能力を発揮できません。つまり、恐怖のせいで持っているポテンシャルのすべてを発揮することができないのです。

高い自尊心を持った子どもを育てるには?

  1. 子どもに無償の愛を注ぎましょう。愛情たっぷりに、何をしたとしても子どものことを愛しているということを伝えるのです。子どもの行動を正すときには、問題は行動にあるのであってその子自身にあるのではないということを明確にしましょう。
  2. 注目してあげましょう。子どもと二人きりになる時間を作って、子どもが話しているときに目を見てあげましょう。こうすることで、あなたが子どもの話を真剣に聞いていて、子どもがあなたにとって本当に大切な存在なのだということを示すことになります。
  3. 選択肢を提案しましょう。子どもが2歳になるころから、自分自身で小さな決断をすることができるようになります。子どもに選択肢を与えることで、あなたが子どもの決断力を信頼しているということを理解させることができるのです。
  4. 明確で一貫性のある境界線を設定しましょう。その境界線をわかっていることで、子どもは安心することができます。
    高い自尊心 子ども
  5. ミスすることを許し、自立を促しましょう。自分の宿題を自分でやるよう励まし、ミスをしてもそれを正すよう急かしてはいけません。そうではなくて、子どもにミスを発見させ、よりよい回答を探させましょう。
  6. 比較しないこと。私たちは人それぞれみんな違うということ、そしてそれぞれ強みや才能を持っているということを強調しましょう。他の人を尊敬したりその人から何かを学ぶべきなのであって、うらやましがるべきではないということを教えましょう。また、自分を他人と比較するのではなく、自分自身の良い所を誇りに思うよう手助けしてあげましょう。
  7. 順応する力を育てましょう。人生における挑戦に立ち向かうよう教えましょう。大切なのは初めからうまくいくことではなく、努力し続け自信を持つことだということに気づかせてあげるのです。
  8. 子どもの気持ちや挫折を受け止めましょう。子どもが自分の感じている気持ちを特定しそれをコントロールするのを助けてあげましょう。
  9. 高い自尊心の見本になりましょう。子どもが達成したことをどんなに誇りに思っているかを伝え、子どもに対するネガティブな発言は控えましょう。
  10. ポジティブな環境を作りましょう。毎晩その日一日についてお子さんと話をする習慣を作りましょう。そして毎朝子どもの持っている素晴らしいポテンシャルについて子どもに思い出させてあげる癖をつけるのです。