婦人科で行われる5つの検査とその目的について見てみよう

05 12月, 2019
乳がんなどの女性疾患にかかりやすい年齢に達した人や性行為を頻繁に行うことがある人は、定期的に医療機関で相談することをお勧めします。

婦人科では子宮がんや乳がんなどの病気の検査を行います。残念なことに多くの女性がこのような疾患を患うことがありますが、検査を行うことで子宮がんや乳がんの初期症状を調べて、その他の生殖器や性的健康を確認することができるのです。

婦人科医が推奨する検査では、膣周辺や胸部で異変が認められる、または何か疑わしいものが発見されることがあります。認定看護師や婦人科医、または内科の医師でも、一般的な検診の際に性的そして生殖的健康に関して相談するようにしましょう。

気になっていることなどがあれば躊躇せずに質問してみてください。以下に説明するような検査を勧められるかもしれません。

 

婦人科で行われる検査

パップテスト(子宮頸部細胞診)

子宮頸部の細胞を採取します。この検査は診療所または婦人科で行われ、細胞に異常がある場合、早期発見に役立ちます。これは医学専門家による子宮頸がんの予防検査で、世界的に病気予防するための公衆衛生の基本となっています。

細胞に何か異常が見られた場合は、子宮頸がんの主な原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染の可能性があります。パップテストにより医師が充分に検査をすることができますし、病気が進行する前に必要な早期治療を施すことにつながります。

検査では、患者が検診台の上で横になり、医師が膣に膣鏡という医療器具を使って細胞を採取します。そして、専用のブラシで採取した細胞を検査室の顕微鏡で分析します。

検査は痛くないので心配はいりません。医師が膣鏡を挿入する際少し心地悪いかもしれませんが、処置は簡単で比較的短時間で終わります。

最近では世界各地においてパップテストが行われ、幅広い年齢層の女性の健康衛生のための検査となっています。

パップテストのおかげで患者が症状を感じる前にHPV感染を発見することができますし、そこで子宮頸部の検査と婦人科検診をするべきかどうか、医療機関で聞いてみることができるので非常に重要な役割を担っています。性行為の習慣がある場合は、この検査を定期的に受けた方が良いでしょう。

医師に子宮頸部の検診をしてもらうと、何か異形成を発見して早期に診断することが可能になります。各国でそれぞれの医療手順があるはずなので、その国の医療専門家に相談しましょう。

婦人科で行われる 検査 とその目的

分泌物の検査

分泌物やおりものを採取、検査するのは内科定期健診の間にできます。

おりものに何か変化があった場合、特にその臭い、量や粘度の変化が見られる時は検査が必要です。感染症の可能性があるかもしれません。

この検査のためには、医師が検鏡を挿入し膣内を観察して、細胞を採取します。それを検査室へ送り分析します。

パップテストと似て検査は痛みを伴いませんが、膣鏡を入れるのは少し違和感があるかもしれません。分泌物に何か変化があることに気付いたら、すぐに専門医に相談しましょう。

婦人科で行われる検査:経腟超音波

必要であれば婦人科医でこの検査を受けることができます。この検査によって子宮、卵巣、卵管の状態を確認できるのです。

この検査では膣から細長い棒状の機器を入れて、超音波を利用して生殖臓器の画像を観察することができます。

これまでの検査と同様この検査も痛くありませんが、やはり体勢が少し落ち着かないかもしれません。しかし、この検査は短時間でたくさんの情報を得ることができるので、痛みを感じる場合や、気分が悪い、または骨盤周辺が痛い時はすぐに医師に伝えましょう。

 

その他に婦人科で行われる検査

乳房超音波

この乳房超音波の検査も婦人科で施行されることがあります。この検査では乳房の組織を確認することができます。これは主に若年者の検査に適しており、年齢が上がるとマンモグラフィーの方が正確な検査ができ、より確かな結果が得られます。

普段から乳がんセルフチェックを行い、何かしこりを感じる、みかんの皮のような皮膚、乳頭から分泌物があるなどの変化が見られた場合は、専門医に診てもらうようにしましょう。

乳がん検診

多くの国でパップテストとマンモグラフィーは、女性がある年齢に達すると勧められる検査です。乳がん検診をいつ始めたらいいのか、診療所で相談してみましょう。

これは予防検診なので、患者はまだ何も兆候がないことが多いです。医師は乳房の異変や、異常なしこりがあるかどうか確認できます。他の理由でもマンモグラフィーを勧める場合があります。

放射線の専門技師が乳がん検診を担当します。マンモグラフィー機器は様々な乳房のレントゲンを撮り、乳腺などの構造を観察するのに使用されるでしょう。

婦人科で行われる 検査 :マンモグラフィー

マンモグラフィー検査は胸に圧力をかけるので、痛みを感じるかもしれません。レントゲンで皮膚組織を撮影し、いくつかの方向から見るようにします。大抵の場合、技師は患者を落ち着かせてくれますし、検査は比較的早く終わります。

乳房の変化に早く気付くことで、長期的な健康保護に大きく影響します。病気の兆候に対して早期発見と治療ができると、疾患が進行するのを阻止します。

胸部の色、皮膚の状態、しこりや分泌物など、何かしらの変化がある場合は、すぐに医師の診断を受けるようにしてください。

最後に…

乳がんなどの女性疾患にかかりやすい年齢に達した人や性行為を頻繁に行うことがある人は、定期的に行われる疾患予防の検査を受ける時期かどうか、医療機関で相談することをお勧めします。

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