母乳育児に関わる問題とその解決方法

2019年3月11日
この記事では、母乳育児に関連する一般的な問題とその効果的な解決方法をご紹介します。

問題の原因を知っておくことは予防や解決に大いに役立ちます。

出産後に母親の体の中で作られる母乳ほど赤ちゃんに適した食べ物は他にありません。新生児を母乳で育てることは安らぎと喜びの時間であって、恐れる必要も傷つく必要もないものです。

赤ちゃんを母乳で育てるという決断は素晴らしいものですが、母乳育児には、いくつかの注意すべき点があります。母乳育児がうまくいかないと、離乳の時期を早めたり、育児計画の変更を余儀なくされてしまうこともあります。

では、母乳育児開始時に直面するかもしれない問題について見ていきましょう。

1.乳首が咥えにくい

母乳育児から生じる最大の問題の1つは、乳首です。

問題:くちびるで挟むことはできても、うまく吸うことができない。

解決策:人差し指と中指を使って乳首をつかみ、赤ちゃんに咥えさせる。乳首と乳輪の一部がきちんと赤ちゃんの口の中に入っていることを確認してください。

2.母乳の量が多い、または少ない

問題:出産後からの数ヶ月間、母乳の生成量はホルモンによって左右されます。

解決策:赤ちゃんが求める量をしっかり把握して、授乳量に規定を設ける。母乳の生成量が多いと感じる時には、一回の授乳につき、一つの乳房で授乳することをお勧めします。逆に足りない場合には、赤ちゃんの欲しがる時に授乳することが、母乳の生成量を増やすための良い刺激になります。

授乳

ポイント:授乳の際、適切な母乳の量を判断するにはどうすれば良いでしょうか?赤ちゃんがオムツを汚す回数と年齢相応かを考慮してください。また、赤ちゃんの体重が増えているかを確認してください。基本的に、体重が増えていれば問題ありません。

3.乳房拒絶

問題:赤ちゃんがこれから紹介する理由で授乳を拒否するかもしれません。

  • 乳房をうまく掴めない、もしくは授乳姿勢が不快な経験。
  • 哺乳瓶の方が乳房からの授乳より簡単。
  • 香水やローションといった肌に使う化粧品の匂いや味が不快。

解決策:胸には極力化粧品を使用しない。哺乳瓶や、おしゃぶりを避ける。赤ちゃんの吸引反射を促すように、根気強く赤ちゃんを胸に抱いてあげてください。

「母乳育児がうまくいかないと、離乳の時期を早めたり、育児計画の変更を余儀なくされてしまうこともあります。」

4.乳首のひび割れ

問題:この問題はしばしば見受けられるものです。主な原因は授乳の際の位置関係の悪さや、赤ちゃんの吸引が適切でないことです。

解決策:お互いが快適な姿勢で授乳できるよう、体勢を変えたり、赤ちゃんの姿勢を変えてみましょう。母乳が円滑に流れるよう、授乳の前に布などで乳房を温めておくことをお勧めします。これは、同時に赤ちゃんの吸引による痛みの緩和にもなります。

また、ライナーを使って赤ちゃんの吸引による影響を軽減することもできます。乳首や乳輪に母乳を数滴潤滑油として塗っておくと良いでしょう。乳首のひび割れの悪化を防ぐために、クリームを使うこともお勧めです。

授乳-母と赤ちゃん5.乳房炎

問題:乳房炎になった乳房は、乳管が詰まってしまう場合があります。また、授乳に時間がかかってしまうこともあるでしょう。程よく暖かい母乳は、感染症を引き起こす危険性のある雑菌が繁殖するのに最適な環境でもあります。

乳房炎の症状:触ると熱く、硬く、敏感で痛みがあります。赤く腫れたり、乳管が詰まることもあります。

解決策:この問題に対する最善の解決策は、赤ちゃんに頻繁に吸ってもらうことです。乳房炎が赤ちゃんに影響を与えていないかをしっかり確認することが大切です。身体が炎症と戦えるように、専門家に相談し、抗生物質を処方してもらうと良いでしょう。

母乳育児中にこういった問題に直面するのはごくごく一般的です。落ち込む必要はありません。

全ての問題に解決策があります。ほとんどの問題はあなたが思う以上に短時間で簡単に解決できるものです。乗り越えるためにもまずは、ポジティブに、我慢強くいるよう心がけてください。