新婦が結婚式に白いドレスを着る理由って何だろう?

2019年11月19日
結婚式の日に白を着るのは何百年にも渡って伝統となっているようですが、驚いたことに昔からではないのです。これは20世紀初期に始まった慣習です。この記事では結婚式の伝統について見ていきましょう。

新婦(ブライド)は白を着るものですが、他の色を着る人も増えてきています。しかしブライドが結婚式に白を着る由来はどこから来ているかご存知ですか。以下白を着る理由と、その他の結婚式の伝統について説明します。

新婦が結婚式に白を着る理由とは?

その由来

新婦は伝統的に白を着てきたと憶測するのは簡単ですが、実はそれは全くの真実ではないようです。まるで今までずっと続いてきた慣習のようですが、実は20世紀以降にならないと、誰もが結婚式に白いドレスを着るわけではなかったのです。

中世時代のドレスの色

中世時代のブライドは、結婚式の日を楽しむために様々な色を着ていました。実際1660年スペイン王国の娘であるマリア・テレサは、フランスのルイ14世との結婚式に黒いドレスを着たそうです。

19世紀の上流ブライドは白

19世紀に入るとブライドが白を着始めるようになります。これは1840年の英国女王のウェディングドレスが白だったからです。ヴィクトリア女王の結婚式は英国歴史上最も華々しい行事となり、新聞にも取り上げられ至る所で祝福されました。

女王のブライドが白いウェディングドレスを着ている絵画があります。後に写真が発明されてから、ヴィクトリア女王はウェディングドレスを着て再現写真を撮ったと言われています。

ヴィクトリア女王のドレスを見た女性たちは、このおとぎ話に出てくるような結婚式を夢見て、白いウェディングドレスを着ることが新しい基準となったのです。

20世紀以前までは、その時代の上流階級だけが白いドレスを着ていたというのは事実ですが、あのロイヤルウェディングの日から白いドレスが定着し始めました。正式なブライドの色となってから、少しずつ他の社会階級にも広まっていったのです。

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新婦が白を着る重要性

年月の流れを経ても白い色の重要性は変わりません。ブライドが白を着るというのは、純粋無垢で正直なことを表します。

もちろんその重要性と圧倒的に白を着る人が多いことに変わりはありませんが、以前は見られなかったような真っ白以外の色を着るブライドもいます。

オフホワイトやアイボリーなど、少し異なる色も最近では使われるようになりました。これで結婚式に着るドレスの種類も断然に増えて、様々な可能性が広がります。

欧米結婚式の慣習

何かひとつ新しいもの

何か新しいものは変化のシンボルでもあり、結婚という人生の大きなステップとこれから始まる新しい経験を表します。身に付ける新しいものは、結婚式でブライドが使う何かシンプルなものでもいいでしょう。

ブライドが着るウェディングドレスは、正に何か新しいものに当てはまります。この慣習に従って「何か新しいもの」としてウェディングドレスを身に付けるのは丁度いいですね。

何かひとつ古いもの

新しいものが未来を意味するのに対して、何か古いものを身に付けるのは過去を象徴します。結婚しても家族や友人とのつながりを大切にすることを示しています。古いものという慣習は、先祖代々伝わるものや、母親や祖母のウェディング・ヴェールなども使われます。

最近では、この友達や家族を置き去りにするという決まり文句を書き換えるかのように、結婚してもずっと同じ自分でいることを示したいと思うブライドが増えています。古いものとして、毎日使っている香水やリップスティックも使えます。

何かひとつ借りたもの

結婚式の日に何かを借りると、貸してくれた人の幸せにあやかるというものです。一般的に貸してくれる人は既婚者で、その人の持ち物を借りて幸福と知恵を分けてもらうのです。

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何かひとつ青いもの

何か青いものというのは、けして白を着るという伝統を破るわけではなく、それも慣習の一部です。の青い色は、結婚相手に対する愛と忠実を象徴します。

この青い色はガーターなど、どこか目立たない場所にアクセサリーとして使用するか、または靴のようにもう少し目立つ所にも使えます。