若者が使う新しい言葉について:言葉は常に変化している!

2019年12月8日
即時にメッセージを送れるアプリやソーシャルメディアを利用し、書き言葉や視覚的な言語が10代の若者の間では最もよく使用されています。その結果、彼らだけが理解できる言葉が生まれていくのです。

10代の子どもは独自のコミュニケーションの方法を持っており、それには最新のトレンドやデジタル時代の新しいテクノロジーなどが反映されています。そして、親や家族、教育者である私たちは子どもたちと良いコミュニケーションをとるために若者の言葉をある程度理解する必要があります。

インターネットやソーシャルメディアも若者の語彙や精神を学ぶのに役立ちます。この記事では、若者の言葉を理解するのに役立つアドバイスをご紹介したいと思います。

若者の言葉に関しては文脈が全て

10代の若者の特徴である言葉を短縮する能力に驚いたことはありませんか?彼らが話しているのを聞いていると、さまざまなアイデアを数単語の中で結びつけることのできる力は驚くべきものです。そしてさらに重要なことは、それで自分の考えを伝えることができるということです。

若者にとって、副詞や前置詞などを文の中にたくさん入れる必要はないのです。彼らのコミュニケーションはシンプルで、直接的で、客観的です。目標は他の人に理解してもらうために自己表現をすることだけなのです。

ぱっと見たところこの10代の新しい言葉には限界があり、なにかが欠けているように思えるかもしれません。しかし、少ない単語で多くのニュアンスを伝えるためには、相手側がかなり解釈しなければならないということをわかっていなければなりません。

このようなコンパクトな語彙を使うことで、たくさんの言葉がさまざまな意味を持ち、コミュニケーションの中では文脈が大きな役割を持ちます。ですので、10代の若者は言葉の周りにあるものを分析し、利き手に伝えようとしているメッセージを送らなければならないのです。

若者 言葉

ボディーランゲージも重要

ボディーランゲージも言葉が少ない中では新しい意味を持ちます。10代の若者が個別にコミュニケーションをとる際は、あいさつやジェスチャー、顔の表情などを使ってメッセージを送る傾向にあります。ですので、口頭の言語や書き言葉へのニーズをあまり感じないのです。

若者の言葉はイメージやバーチャルな世界の表現に高い価値を置いているということもわかります。つまり絵文字やgif(動くイメージ)、その他の書き言葉や話し言葉に先行する相互作用的な要素などを使うことで、ソーシャルメディアで自分の考えを表現することができるということです。

言葉はメッセージの複雑さを表すものではない

若者の言葉の特徴としては、メッセージの複雑性とその表現方法を分離する能力もあります。言い換えれば、若者は驚くほどシンプルな方法で最高の気分も最悪の気分も表現することができるのです。

例えば、若者は泣いている絵文字だけで悲しいという気持ちを表現することができます。また、目がハート型になっている猫の画像で、恋人への愛の気持ちを伝えることもできるのです。しかしだからといって彼らがあまり激しい感情を抱かないということではありません。むしろ、10代の若者はとても繊細で洞察に満ちた傾向にあるのです。

ただ単に自分の気持ちや感情の複雑性を言葉で入念に表す必要性を感じていないだけです。

彼らが伝えるメッセージの密度は彼らの言葉の形や構造の中にはありません。それよりは文脈や聞き手が誰かということに左右されるのです。

書き言葉の重要性が復活

90年代には電話で友達と話すことが若者の間で最も流行ったことの一つでした。しかしデジタル時代の真っただ中である今、互いにコミュニケーションをとるために電話をかける若者はほとんどいません。最近はメッセージを書いて送る方がずっと一般的なのです。

アプリの中にはボイスレコーディング機能のついたものもありますが、それを使ってるのはもっぱら大人だというのも興味深い事実です。一般に、10代の若者は短い文を書く方がずっと実用的で簡単だと感じているのです。

若者 言葉

若者の言葉は常に変化している

このデジタル時代においては、すべてが常に、そして素早く変化しています。現在の10代の世代は生まれてきたときインターネットがすでにありました。その結果、インターネットのあり方は彼らの存在の一部となり、彼らはその熱狂的なリズムに従っているのです。

10代のコミュニケーションと言葉はインターネットで話題になっているトレンドに影響されています。彼らの言葉の「問題」は、それがひとたび人気になると、その後すぐにすたれてしまうということです。新しいトレンドが流行になると、その前のものは実質的にはほぼ一瞬のうちに忘れ去られてしまうのです。

ですので、若者の言葉は常に変化している状態にあるということを意識しておきましょう。毎日新しい言葉や略語が若者の語彙の中に誕生しています。同時に言葉やフレーズの中には消えてしまったり、有機的に意味を失ってしまったりしているものもあります。

これが若者が自分を表現するのに使う言葉を解釈しようとするときにおそらく最大の問題になります。私たちからのアドバイスは、10代のお子さんとコミュニケーションをとるときは、オープンな心を持っておくことです。

批判や偏見を持ち込んではいけません。10代の若者以上に、彼らの世界の見方や経験を教えてくれる人はいないのですからね。