【家族を再構築!】複合家族に幸せをもたらすために
2人が結婚してカップルになる時、お互いに愛し合って2人の愛は永遠に続くものだと信じているからこそ結婚します。しかし必ずしもそうなるとは言えないことは周知の通りです。多くの場合、家庭は数知れない理由で崩れてしまい、そして子ども達も別離の辛さを味わうことになるのです。そこに再構成された家族(いわゆる複合家族)が作られます。
毎年のように離婚の割合が上昇し、結婚率は減少しています。もしあなたとパートナーに、前の結婚相手との間に子どもがいたら、双方の家族が一緒になって同居することになるでしょう。再構成された家族は、「普通の」家族にはないチャレンジに遭遇するものです。
再構成された家族としての新家族
再構成された家族は新家族としての役割があり、新たな関係性を築くことと、子ども達やカップルが慣れていく時間を持つというデリケートなバランスが必要となります。
2つの家族を組み合わせたい、またはもう既に同居しているとしたら、新たな家族構成に幸せをもたらすためのコツが必要となってくるでしょう。
強い関係を築く
カップルとしてのあなた達は船長のようなものです。両親として及び世帯主として家族の責任があります。そこでカップルとしての時間と、子ども達と過ごす時間を持つべきです。効果的なコミュニケーションを保つには、家族全員がオープンにしてお互いを尊重しなければなりません。
家庭の役割構成
家族みんなのそれぞれのニーズに合わせて家事の役割分担をしましょう。あなたのパートナーは料理が上手かもしれないし、またあなたは洗濯が得意でいつもあなたの服はいい匂いがするということもあるでしょう。年齢が上の子どもは自分の経験を共有したり、弟や妹の世話をすることにやりがいを感じるかもしれません。
家族ルールを一緒に決める
家族としての調和を保ち、幸せに生きていくためには家族ルールを決めることが大事です。子ども達には均一性のあるルールが必要です。何が受け入れられる行動であるか、そしてルールに従わなかったらどういう結果になるかについて、パートナーの間で同意しておきましょう。
もし子ども達が元配偶者の家で時間を過ごすのであれば、これらのルールについて、相手にできるだけ合わせてもらえるように話しておく必要があります。
お金の話
人間の生活にはお金が重要です。しかし2つの家庭が一緒になるとしたら、その部分をうまく管理しないと問題になり兼ねません。そこであなたの収入、資産、負債に関する情報をパートナーと共有することが重要です。
お金の使い方、貯金の仕方、貯蓄の方法についてもお互いに同意できる部分を見つけておきましょう。しかし不動産だけは個別にしておくべきです。
お互いの違いを尊重する
人は誰でも違うので、良い生活の基盤と良い人間関係を持つためにはお互いを尊重し合うことが重要です。両親としてもパートナーとしても自分達の経験を活かしていくことのメリットは大きいでしょう。
もちろん、お互いの習慣や家の伝統などの違い、休暇の過ごし方から門限時間に関しても、全てにおいてルールを見直し融合させていくことは可能なのです。
あなたの家族の幸せがまず第一
あなたの家族の幸せをよく考えて、そこに焦点を当てなければいけません。よく話し合って、家族みんなのニーズに対応できるような必要な調整を行い、全てがうまくいくように努めましょう。
再構成された家族での子育て
子ども達のことに関しても色々決断をして、皆がお互いに慣れて家で落ち着けるようにすることも重要です。そのためにも以下のようなアドバイスを参考にしてください。
- 自分の役割を理解しておく。血縁関係のない継親として、家族の中での自分の新しい役割を落ち着いて果たすようにしましょう。継子には実の親がいることを忘れてはいけません。子どもの良いお手本になるように努めましょう。
- 共感できる人になる。継子の立場からものごとを見る努力をしてみましょう。
- 子ども達の気持ちを受け入れ認めてあげる。新家族に対してどのように感じているかを考慮してあげてください。
- 家族全員が家族ルールに従うようにする。最初から家族ルールをしっかりと説明しましょう。特に初期の時点では、あなたのパートナーが自分の子ども達を注意する方が良いでしょう。
- うまくいかないこともある。家族関係というのは波あり風ありです。あなたとパートナーも、試行錯誤しながら学び新たなチャンレジに挑戦していくでしょう。子ども達が誰の見方になったらいいのか分からなくなってしまうこともあり、時には少し距離が必要なこともあります。
- 子どもと祖父母との関係をサポートする。継子の祖父母が健在であれば、子ども達の生活に重要な役割があるかもしれないので、それを守り妨げないようにしましょう。子どもの意思を優先してください。祖父母から受ける比類ない配慮と愛情は、子ども達にとって貴重な教えとなるでしょう。