友達を作るのが苦手な子どもへ:なぜうちの子は作れないのだろう?

11 3月, 2020
子どもはさまざまな理由で友達を作れないことがあります。子どもの社会化を助けるためには、解決法を探すために問題の原因を理解する必要があります。
 

友情は人生のいかなる段階においても大切なものです。特に、子どもの頃に健全でアクティブな社会生活を送ることは、自尊心を高めるのに役立ちます。お子さんが友達を作るのが苦手なら、ぜひこの記事を読んでみてください。

まず、子どもが友情の意味とその大切さを理解することが重要です。健全な友情の基礎となるのは以下のようなものです。

  • 互いを愛すること。
  • 互恵関係と相互のサポート。相手が自分と同じように感じていることや、友情が無条件のものであるということをわかっていること。
  • 信頼と誠実さ。相手を批判することなく心配事を話すことができること。さらに、自分の正直な意見を自信を持って述べることができること。
  • 共通の興味や関心。これが人がコミュニケーションをとり、一緒に時間を過ごし、互いを知ることにつながります。

お子さんが友達を作るのを助ける前に、なぜ問題を抱えているのかを知ることが大切です。この記事では、問題となっている可能性のあるものについてもご紹介します。

子ども 友達

なぜうちの子は友達が作れないのだろう?

成熟度

友達を作る能力は子どもが成長するにつれて高くなります。これは4歳~5歳の頃に起こることですが、子ども一人一人にリズムがあるものであり、その他の要素も関連してきます。

 

性格

内向的な子どもは自分一人になる傾向があります。実際、騒音や人混みに参ってしまう子もいます。またシャイな子(またあは自尊心が低い子)は不安なので、誰かが話しかけてくれるのを待っているのかもしれません。こういった子が自分の欲しいものを表現したり自分を解放するのは難しいことなのです。

問題行動

攻撃的、乱暴、予測ができない行動をする子どもは友達ができにくいかもしれません。他の子が気分を害してしまい、一緒に遊びたくないと思ってしまうからです。

身体的問題(発話、聴覚、運動能力など)

こういった問題があると、子どもが他の子とコミュニケーションをとるのが難しくなります。実際こういった問題を理解できない子からすると、その子は変わっていると思うかもしれません。ですので、関わり方がわからない可能性があるのです。同じように、お子さんは他の人に理解されていないと感じるかもしれません。そうすると友達を作るのが難しくなるのです。

活動過多や集中力がないこと

こういった子はやっかいだと思われるかもしれません。さらに他の子に興味がないかのように見える可能性もあります。ですので、他の子や大人からも拒絶されたのように感じてしまう恐れがあるのです。

才能のある子

子どもの中には、認知能力が平均を超えていて、周りのことなじめないと感じる子もいます。自分と同じ興味関心のある友達を作るのが難しいのです。ですので、居場所がない、誤解されている、そして拒絶されているとまで感じてしまう可能性があります。

 

いじめられている子

いじめられている子は、ひどい扱いを受けているために自尊心が低くなる傾向があります。他の人を信用するのも難しくなります。さらに、いじめられるのではないかと恐れているため、新しく友達を作りに行きたいとは思わないかもしれません。

友達ができないとき、どうしてあげるべき?

子どもは親を通して社会化や友情の価値を学びます。実際、あなたが子どもにとってのベストなお手本なのです。そこで子どもの話を聞いてあげ、その子のニーズや感じていること、他の子との関わり方などを理解する必要があります。

ここで、子どもが友達を作れるように手助けするためのアドバイスをいくつかご紹介します。

子ども 友達

  • 友情の意味について話しましょう。誰もがみんないい友達になれるとは限らず、がっかりすることもあるかもしれないということを理解させましょう。そして、すべての友情がそうとは限りませんが、永遠に続く友情もあるんだということを説明しましょう。すべては個人的な状況と友達のタイプによるのです。
  • 知っている子のこと、その子とどんな関係なのかをお子さんに聞いてみましょう。そして他の子について子どもの考えていること、他の子と一緒にいる時に感じる気持ちにあなたが興味を持っているということを示すのです。これがコミュニケーションをとり、安心感や共感力を高めるのに役立ちます。
 
  • 子どもが興味のある課外活動を探しましょう。また、同じようなものが好きな子が集まる集まりに連れて行ってあげましょう。こうすることで、子どもはなじみやすさを感じ、もっといろいろなイベントに行って友達を作りたいという気にさせることができます。
  • 人間関係で発生する問題を解決するのを手伝ってあげましょう。しかし、絶対に必要な時を除いては実際に介入するべきではありません。自分で問題を解決するためのツールを与えてあげるのです。こうすることで、自尊心が高まりより自立していると感じさせることができます。
  • お子さんが誰かにいじめられている場合は、学校に連絡し必要な措置をとりましょう。
 
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