発達段階における成長について:子どもたちのココロとカラダ

2019年9月3日
子どもはいくつかの発達段階を踏まえて成長するものです。この記事を通して子どもの成長について理解を深めましょう。

子どもの発達過程と心の成長には、それぞれの特徴があります。子どもの成長を通して、その 発達 段階のペースが安定してきます。

子どもが成長段階の長い道のりを乗り越えていき、(心も身体も)完全に依存していた子どもが自立できるようになるには、両親の多大なサポートを必要とします。子どもの発達段階を知っておくと、何か少しでも遅れや異常があった場合に早期発見が可能です。

発達段階における子どもの成長とは

子どもの成長を確認する際、一般的に何が「正常」であるかという言い方で、病気に対する排他的な態度はよくありません。健康であるというのは、単に疾患がないだけでなく、身体的にも精神的にも安定した状態のことを意味します。これは子どもの対人関係や家族など生活環境が影響します。

そこで、各個人の人間全体を踏まえて、病気の診断をすることが重要です。子どもの成長はとても複雑な過程であり、次のような側面が含まれます。

◦ 技術を習得して手段として利用する機能は、次の4種類が挙げられます。

  • 心理運動性
  • 知能性
  • 言語
  • 社会性

◦ 感情面での成長。これは子どもが備え持つ精神的な構造のことです。これで子どもは両親とは別に、心理的にも感情面でも自立した考えを持って、思春期を迎えることができるでしょう。

これらの成長過程は相互関係はあるものの、けしてそれが順番通りに現れるものではありません。子どもの成長が急進行することもあれば、少し遅れることもあり、発達進化は同じペースが保たれないものです。

発達 段階と子どもの成長 成長 段階

発達が正常であるか異常であるかの違いとして、以下に挙げる要因が考慮されます。

  • 子どもの年齢
  • 子どもの現時点での発達段階
  • 精神的な構造の達成度
  • 親子関係の特徴

子どもの発達段階

15~18か月まで

新生児は心もも身体も、完全に母親に依存して生きています。環境の刺激に対して無力なので、母親が親子関係を確立し赤ちゃんの感覚に対応していかなければいけません。

赤ちゃんは刺激に対して(泣く、蹴るなどの)身体的反応をするので、母親がその必要に応じることで2人の関係が深まります。この発達段階では、赤ちゃんは自分と母親の違いをまだ意識することができません。

子どもの精神的機能が進化すると共に、他の人も判別できるようになるでしょう。8か月位になると、赤ちゃんは母親と家族が他人とは違うことを識別し始めます。

母子共存の生活は、段々と感情の標的へと変化していきます。赤ちゃんにとって母親は生まれて初めての愛の対象なのです。この頃から、母親がいないと赤ちゃんは辛そうになります。

この発達段階では、2つの大きな成長を達成します。

赤ちゃんが何かを求めたり、物の名称を言えるようになります。そして大人が手を貸さなくても、一人で近くを移動できるようになります。

これらの成長に対する母親の反応はとても重要になってきます。赤ちゃんが興味を持って探索することを応援するのか、または危ないという不安からあまり動き回らないようにさせるのかの違いです。

この時期には離乳食を始めることから、昼と夜の睡眠スケジュールが確立してきます。

2歳から3歳の子どもの発達

この時期は精神面での成長が特徴的で、子どもの態度や行動に変化が見られます。神経系が成熟すると、括約筋の調整ができるようになり、おむつが取れるようになるでしょう。

物まねをする遊びが始まると、想像力が発揮されます。この頃の子どもは何でも自分でしたがるようになります。何か自分でできるようになる度に、自立性が強化されます。

こちらも参考にしてください:子ども向け組み立て遊びのメリット

さらにこの期間に入ると、子どもは規則について理解し始めます。子どもの運動能力が発達してきても、両親に何かしてはいけないと言われることが出てきます。そこで初めて、して良いことと悪いことという考え方に触れるでしょう。

自分の思い通りにならないという欲求不満に直面して、子どもはかんしゃくを起こし、駄々をこねるかもしれません。これが、かの有名な「いやいや期」です。

発達 段階に合わせた子どもの成長 成長 段階

4歳から5歳の子どもの発達

この頃の子どもの特徴は、2人の関係から3人の三角関係へと移り変わることです。子どもの精神的構造が確立してきて、両親同士の関係も認識できるようになります。

さらに子どもは、自分がこの世の中心ではないことにも気づくでしょう。この先人間関係が母と子・父と子の関係から、子ども・母親・父親の3人の関係に進歩してきます。

これは重要な発達で、子どもは親の状態とは関係なく、自分の存在を確立していくので対人関係を作っていけるようになります。

この時期は、子どもの性別の違いも分かるようになります。男女の身体には違いがあることも意識できるようになるでしょう。

そこで子どもが男の子と女の子の典型的な行動について、あまり執着しないように気を付けないと、性別による役割など既存の考え方を植え付けてしまいます。

この過程でよくある性に関する質問「赤ちゃんはどこからでてくるの?」が始まり、自慰行為などの話題も出てくるかもしれません。

それに対して、ごく正常であるということを子どもに伝えてください。時と場合を選ぶべきものだと、単純に説明してあげると良いでしょう。子どもの質問には正直に答えてあげましょう。

発達潜在期:6歳から10歳の子ども

この期間は対人性や社会性など、学校での生活が中心です。両親はなるべく我慢して、子どもの社会性を伸ばすために友達や仲間との行動を奨励するようにしましょう。

友達の存在はとても重要で、子どもの主体性や個性が強化されます。子どもは自分のプライバシーに対して敏感になり、また嫉妬の種にもなります。子どもが秘密を打ち明けるのは親ではなく、友達になります。この変化に対して両親への信頼を失うと解釈しないで、むしろ子どもが成長して自立していく証拠だととらえるようにしましょう。

こちらの記事もどうぞ:ティーンエイジャーのプライバシーを尊重する重要性

さらにこの時期は具体的操作段階とも呼ばれます。空間的、一時的、数量などの概念を理解し、学力が向上します。この時期の学習がとても重要な成長と言えるでしょう。

思春期と青年期:11歳から18歳

この成長段階では、様々な身体的心理的変化が起こります。身体は成長して変化を遂げ、第一・第二性徴が発達し始めて子ども時代が終わります。これはある意味寂しい時期でもあるのです。

成長 段階

思春期の子は自分に対して不満を感じて、アイデンティティの危機を経験することもあります。そういう時には他の友達と一緒に過ごす、または大人の世界の価値観に対して反抗することでそれを解消します。

この時期に初恋や初体験などが起こることもあり、その後の大人になってからの性生活にも影響してくるでしょう。

子どもの発達についての結論

子どもは一個人として常に進化しているので、両親は色々な情報を得て、子どもの成長発達の各段階において必要なサポートを子どもに提供できるようにしておくことが重要です。

  • Escudero, C. (2012). Las etapas del desarrollo madurativo. Form Act Pediatr Aten Prim. 2012; 5(2): 65-72.