子どものための即興演劇:毎日の生活に役立つ強力な教育ツール

即興演劇は様々なスキルや能力を身に着けるのに役立つ楽しいアクティビティです。さらに、楽しみながら目標を達成することにも役立ちます。
子どものための即興演劇:毎日の生活に役立つ強力な教育ツール

最後の更新: 24 6月, 2020

子どものための即興演劇は、強力な教育的ツール及び発達上のツールになってくれます。演劇や演技について教えることに加えて、即興の技術は毎日の生活にあてはめたときに価値のあるものになるでしょう。

授業の中などでの演技や即興は、子どもの創造性を刺激し、考える能力や表現の手段として体を使う方法などを学ぶこともできます。

即興は全ての芸術的創造物の核となるものです。このテクニックを使うことで、子どもは自分の身の回りのこと、クラスメートのこと、そして自分自身のことについて学びつつ、可能性の世界を探検することができるのです。

究極的には、即興演劇はあるルールにのっとって遊ぶゲームのようなものです。このゲームを通して、子どもは感情や気持ち、そして現実の世界に没頭することができます。即興で何かをするということは、「今ここ」に集中することなので、マインドフルネスの実践ともとらえることができるのです。

子どものための即興演劇

子どもの即興演劇の主な目的は即興ができるようになることですが、それだけではありません。この記事では、さまざまな即興の実践方法とその重要な目的について見ていきます。

即興をしているときに重要なことは「思い切る」ことだということを、子どもに思い出させてあげることがとても重要です。そうすることで、ときには考えすぎずになりゆきに任せてもいいんだということを理解させることができます。

子ども 即興演劇

音楽付きのグループ即興

  • 子どもの数:1グループ最低4人。
  • 年齢:4歳以上。
  • お勧めの長さ:5分。グループ内の人数が増えれば、時間も増やします。
  • 目標:音楽を通して体の表現方法を身に着けること。体を使って音楽のリズムを再現し探ること。音楽に身を任せること。他の人のことも観察し、集中すること。

賑やかな音楽をかけて、子どもに輪になってもらいましょう。まずは大人の動きにならって動いてもらいましょう。音楽のリズムに合わせたシンプルで繰り返しの多い動きから始め、子どもに真似させます。

次に、子どもにかわるがわる動きをやってもらい(こちらも音楽のリズムに沿って)、他の子に真似させます。リードする役の子どもを指名しながら進めていきます。

子どもが動けないでいたら、大事なのは即興で行うことなので考えすぎず、音楽に身を任せてみようと伝えましょう。

スペースの探索

  • 子どもの数:1グループに最低4人。
  • 年齢:6歳以上。
  • お勧めの長さ:10分。人数が増えたら時間も増やします。
  • 目標子どもの身体的・精神的状態に注意を払うこと。他人とつながること。他の人の気持ちについて発見しながら、自分の気持ちを表現すること。

基本的なルールに従って、舞台の上全体を歩くように指示します。できるだけ舞台全体を埋めようとすることが重要です。互いに等間隔になるようにしなければならないので、互いに離れすぎていたり近すぎていてはだめです。

舞台の上を子どもが歩いている間に指示を出していきます。具体的な方法は以下のとおりです。

  • 黙って歩き、他の人とぶつからないように注意しながら自分だけに注目し、自分が何を感じているかを観察します。
  • そのまま歩き続け、他の人とアイコンタクトを取り始めます。自分の気持ちと他の人と目が合った時に感じることについて考えます。
  • パン!という拍手が聞こえたら、自分の最も近くにいるパートナーにあいさつします。まずは簡単なあいさつから始め、回を重ねるごとによりいきいきとしたものになっていくでしょう。
  • 最後に感情を加えます。ハッピーな気持ちで、あるいは、悲しみ、怒り、恐怖などを感じている演技をしながら歩きます。

静止シーン

  • 子どもの数:1グループに最低4人。
  • 年齢:6歳以上。
  • お勧めの長さ:15分~20分。子どもの人数が増えれば時間も増やします。
  • 目標:黙ったまま協働すること。自分自身のキャラクターやグループでのシーンを作ること。観察し見た目を超えることを学ぶこと。他の人とコミュニケーションをとって合意に至ること。身体表現を磨くこと。

まず子どもたちをグループに分けます。子どもの数が多ければ、3つ以上のグループを作りましょう。

子ども 即興演劇

これは3Dの写真のような、静止シーンをグループで協力して作るというアクティビティです。一つのグループがその写真を作っている間、他の子どもは黙ったまま背中を向けていなければなりません。静止シーンが完成したら、振り返って静かにそれを観察します。

静止シーンを作るためには、誰がどのキャラクターを演じ、どのような物語を描き、その瞬間にそれぞれがどのような行動をしているかをグループ内で決めなければなりません。

静止シーンを少しの間観察したら、見ている子どもたちは手を挙げてそれがどんなシーンなのかを当てます。キャラクターが誰なのか、何をしているところなのか、そしてシーン全体で何が起きているのかなどを当てることができます。

最後に、合図を出したら動き出してもらい、静止シーンを動かします。その後で、そのシーンで何が起こっていたのかを説明し、役者たちが伝えようとしていたことと他の人にはそれがどう見えていたのかを比べましょう。

結論として

最後に、子どものための即興演劇では、マインドフルネスと自分のクラスメートについて考えることの重要性を強調することが欠かせない、ということを覚えておくことが大切です。

また、自分に対しても他人に対しても広い心を持つことについても教えるべきです。一切の批判は不要です。究極的には、その目的は新しい感覚に身を任せることですからね。

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