パズルで遊ぶことで得られる5つの心理学的メリット

14 3月, 2020
パズルはさまざまな認知能力を鍛えるのに良い遊びです。この記事では、パズルの持つ素晴らしい心理学的メリットについてお話します。
 

どんな文化圏にいようが、子どもなら誰でも遊ぶことが大好きです。そしてそんな子どもの心を刺激し豊かにするための遊びはたくさんあります。もちろんパズルもその一つですよね。今回は、パズルで遊ぶ子どもへの心理学的メリットについてご紹介します。

まず、遊びが子どもにとってどれだけ重要なものかについて見ていきましょう。遊びのおかげで、子どもは楽しみながら多くのことを学ぶことができます。

「遊びは脳が一番好きな学習法である。」

-ダイアン・アッカーマン―

パズルのメリット:遊びの子どもへの重要性

遊びは本当に小さい子どもに対しても、その認知的、身体的、社会的、心理的健康に貢献します。米国小児学会も、遊びは子どもの発達に非常に重要であるとしていますが、それには以下のような理由があります。

  • 健康でバランスの取れた脳の発達に役立つこと
  • 周りの環境は他の人ととの関わりを助けること
  • 基礎的なスキルや能力を教えてくれること
  • 親子で遊ぶことで家族の関係をよくすること
  • 価値観や社会的規範の習得を促進すること
パズル メリット

これらすべての理由から、子どもが遊ぶための時間やスペースを持つことがとても重要だということがわかりますね。実際、子どもは幸せで健康に育つことが欠かせません。

 

「子どもは遊ぶための自由と時間が必要だ。遊びは贅沢品ではなく必需品なのだ。」

-ケイ・レッドフィールド・ジャミソン―

パズルの持つ心理学的メリット

子どもはとても小さい時からパズルで遊ぶことができます。実際近年では全年齢の子どものためのパズルが売られています。

パズルで幼いころから遊ぶと身体的・心理的メリットがたくさんあり、これによって子どもは体の連携のさせ方や微細運動スキルを向上させることができるのです。

さらに、パズルを完成させるまでの間にさまざまな認知能力を発展させることにもなります。

パズルの子どもへの5つの心理学的メリット

集中力や記憶力の向上

パズルは子どもの集中力や記憶力を高めてくれます。これは完成した絵がどんなものだったかに意識を集中しなければならないからです。また、パズルが完成した時のイメージを覚えておかなければなりません。

ですので、子どもは自分の身の回りの世界を観察し探索しつつ、情報を整理して記憶しなければならないのです。さらに集中力や記憶力のトレーニングにもなります。こういったものは子どもが上手に学習するのにとても大切です。

論理能力の向上

パズルで遊ぶことで、子どもは論理的な思考力や工夫の仕方を身に着けます。つまり、分析方法や問題解決の仕方を学ぶということです。

さらに、パズルには論理づけのための論理的知識、計画、ものごとを理解する力が必要です。このスキルは科学やテクノロジー、数学を学ぶのに重要です。

視覚的・空間的知性

パズルは視覚的・空間的知性を刺激してくれる遊びです。子どもはこれにより空間やイメージを視覚的に表せるようになるのです。ですので、想像して3次元で物体を回転させたりできるようになり、頭の中で図形を動かしたりできるようになるでしょう。

 
子ども パズル

自尊心の強化

パズルで遊ぶことには、複雑な課題を乗り越えることも含まれます。ですので、子どもが多くのピースから絵を完成させた時、自分を誇りに思うでしょう。自分で設定した目標を達成できるとわかることで、自尊心の向上に役立つのです。

フラストレーションへの耐性

すでに述べたメリットに加え、パズルはフラストレーションに耐える方法も教えてくれます。子どもはパズルを完成させる上で問題にぶつかることでしょう。

そしてパズルの完成のためにはフラストレーションを乗り越えなければなりません。そうすることで、子どもは自分をコントロールし、行動する前に考えることを学ぶのです。

子どもにパズルを与えることは、学習と楽しみを与えることなのです。

 
  • Antunes, C. (2004). Juegos para estimular las inteligencias múltiples (Vol. 5). Narcea Ediciones.
  • Oxfam Intermon. (s.f). ¡A jugar! Juegos con valores para niños y niñas: la importancia del juego en el desarrollo infantil y propuestas de juegos.