胎児の成長:その段階と影響要因

食品によっては胎児の動きに変化を与えるものもあります。
胎児の成長:その段階と影響要因

最後の更新: 13 11月, 2018

胎芽は胎盤の中で約8週間で胎児になります。この段階での胎児の大きさは、約1.5センチ、体重は1グラムに満たない程度です。

豆粒ほどの大きさで母親が気づかない程度のものではあるものの、胎児はすでに動き始めています。

この時期、胎児の四肢を含む体全体の姿形が形成され始めます。唇、まぶた、鼻、耳、指、足の指が妊娠初期で出来上がります。

骨や筋肉の形成に関しては、骨が出来はじめ、皮膚から透けて見えます。この段階ではまだ軟骨のみが作られます。また心臓や肝臓はすでに機能しており、その後さらに発達します。

胎児は生まれるその日まで毎週毎週少しずつ成長し続けるのです

こちらもご覧ください 妊娠期間って実際は何週間?

胎盤の中の胎児 胎児の成長

 

胎児の成長と同時に、母体には何が起こる?

以下が妊娠中の女性に起こり得る症状です。

・胎児の成長に伴う腹部の不快感や痛み

・上記と同じ理由による体重増加

乳房が大きくなるミルクを作るための乳腺が大きくなるため。

吐き気や嘔吐

においに敏感になる。このせいで特定の食べ物や匂いに対して吐き気をもよおしたりする。

疲労感。体内で新たな命を作り上げようとしているため、非常に疲れやすくなる。上記の事柄や神経質になることで休息が十分に取れない。

 

胎児の正常な発達に影響する要素

最も影響する、また重要であるものは母親の食事です。食品によっては胎児の動きに変化を与えるものもあります。一般的に言われるのがスイーツで、これは胎児の動きを活発にします。

そのため、妊娠中の母親は、ヘルシーでバランスの整った食事を摂ることが必要なのです。これは「2人分食べる」という意味ではなく、タンパク質、ビタミン、その他必須栄養素を適切に取る必要があるという意味です。

また、タバコや飲酒など不健康な生活習慣もやめましょう。

母親が高コレステロール、下痢、糖尿病など、食事と関連する病気を患っている場合は、特に注意が必要です。医師とよく相談して、胎児に悪影響が及ばないようにしましょう。

一方、「アメリカ産婦人科学誌」(American Journal of Obstetrics and Gynecology) で発表された研究によると、妊娠中の運動は母体にとっても胎児にとっても良いメリットがあるそうです。

妊娠中は適度な運動、水泳、早足でのウォーキングなど、強すぎない程度の運動がおススメです。またガーデニングなども専門家は勧めています。

いづれにしても、専門医と相談をしてどのタイプのエクササイズが合っているのか考えると問いでしょう。

また、母子ともに体調が万全かどうか、定期的にエコー検査を受けることが重要です。

エコーでは赤ちゃんの成長の様子を見たり、心音を聞くことも出来ます。しっかり管理をすることが大切です。

 

気を付けるべき胎児の成長のサイン

医師たちによると、以下のような症状が出た場合、信頼できる医師の診察を受ける必要があるそうです。

・頭痛はないのに、目がかすんだりまぶしく感じる

・ふくらはぎや膝の裏が熱くなったり、赤みを帯びた痛みがある

尿をするとき焼けるような痛みがある。もしくは頻繁にトイレに行きたくなる

・38度以上の熱が24時間以上続く

・腹部の急激な激しい痛み、または連続的な痛み。下腹部の絞るような痛み。

・出血、膣周りの斑点

・手や足、顔の急な酷いむくみ

胃の損傷

膣周りの痛みや水ぶくれ(ヘルペスの可能性)

・かゆみ、焼けるような感覚、異常なオリモノなどの膣の感染症の症状

車の事故

・オリモノの量が多い、水のようなものが出てくる

吐き気、下痢、嘔吐が24時間以上続く

技術の進歩により、糖尿病や二分脊椎症のような胎児に起こり得る合併症を検知できるようになっています。これは、定期検診を受ける必要がある理由のひとつです。

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妊娠中には、たくさんの不快な症状が出ることは普通です。吐き気や体がつること、そして下腹部の痛みもたくさんある不快感の一つでしかありません。しかし 下腹部に痛み を感じると、不安になってしまうと思います。大抵、なんてことはありませんが、それが合併症の兆候であることもあるのです。