子どもが感情を理解するために役立つ本を見てみよう!

読書によって自分の感情について学ぶのは子どもにとって楽な方法と言われています。
子どもが感情を理解するために役立つ本を見てみよう!
María Alejandra Castro Arbeláez

によって書かれ、確認されています。 心理学者 María Alejandra Castro Arbeláez.

最後の更新: 24 10月, 2019

子どもはまだ大人のように自分を表現できないので、自分の 感情 に対してどうしていいのか分からなくなります。本を読むことで 感情 について学ぶと、色々な感情を理解しやすく、それを認識したり、対応する方法が分かるようになります。

最近では、心の教育が学校で勉強する教科と同じ位に、子どもの成長に重要であると見られるようになってきました。子どもの感情や気持ちに注目するのは、学校でも家庭でも必要なことです。

読書によって子どもは感情や気持ちについて自然と分かるようになり、それぞれの成長段階に応じた理解力を備え持つようになります。

この記事では子どもが感情を理解できるようになる、素晴らしい本のいくつかをご紹介します。少々内容が複雑な本もありますが、子どもの性格発達にも重要になってきます。

子どもが感情を理解するための本

1.カラーモンスター きもちは なにいろ?

『カラーモンスター』は、感情について子どもに教えるのに最適な本です。

教育に関わる多くの専門家、図書館学や心理学関係者までも、この本を子どもの感情教育に不可欠な書籍とみなしています。

感情 子ども 本

モンスターは子どもの本によく出てくることに加え、この主人公は成長と共に、以下のような感情を色と組み合わせて子ども達に教えてくれます。

  • みどりは、おだやか
  • きいろは、うれしい
  • あかは、いかり
  • あおは、かなしい

この本は、子どもの毎日の生活で見られる感情を紹介し、そのような気持ちになった時にどうしたらいいかヒントを与えてくれます。

2.Emotionary: Say what you feel ‐ 感情の本:気持ちを言葉に

辞書という形で、子どもが感情について学ぶことができる本です。中には索引があり、本で紹介される感情がすべて記載されています。子どもが感じる気持ちをどう表現していいか分からない時に、この本が役立ちます。

さらにこの本の出版社Palabras Aladasでは、本に出てくる子どもの気持ちに関する補足教材をウェブサイトにて提供しています。

この本は3歳以下の子どもを対象としていて、小さい子でも分かるようなイラストが満載です。しかも感情をもっと理解できる12歳の子どもまでご利用いただけます。

こちらも参考にしてください:子供の心の知能を高める方法

3.I Love You (Nearly Always) ‐(ほとんどいつも)愛してる

英語題名の通り、この本の題材は愛です。この話はカップルのロマンチックな愛だけでなく、家族や友人の間でも見られる愛情について語っています。

他の人を尊敬して受け入れる、自分とは違う考え方を取り入れる、周りにいる人達に対する愛情などについて、子どもに紹介できます。

この本のイラストレーションとポップアップ絵本であることが、子どもが物語に入り込める理由となって、2人の主人公の優しさを感じ取ることができるでしょう。

子どもが感情を理解するための本(続き)

4.Otherwise ‐ そうでなかったら

この本はもっと複雑な気持ちや感情である、別れ、寂しさ、悲しさ、恐怖などに触れていきます。小さな女の子がそのような感情を変化させていく話です。

感情 子ども 本

対象年齢は7歳以上で、美しいイラストレーションとわかりやすい例によって、主人公の成長ぶりが伝わってきます。これは大変な状況に対して、子どもの考え方が変わるような物語です。

5.Nacho’s Emotions ‐ ナチョの気持ち

とても幼い子どもは、この本を通して自分の感情にどう対応するか学ぶことができます。基本的な感情を基にして、物語の主人公が色々な気持ちを表現するので、子どもが簡単にそれを認識できることでしょう。

この本はそれぞれの感情に対して、似たような説明をする所が特徴的です。これで子どもが簡単に理解できるようになります。

  • まず気持ちによって現れる、身体の感覚について説明します。
  • 次に子どもが、関連する気持ちを表すイラストを指さすことができるでしょう。
  • 最後にナチョ君の短いお話を通して、その気持ちを見ていきます。

さらにこの本にはアクティビティ例と折りたたみ式のページも付いてくるので、子どもが直接参加できることでしょう。


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  • Ciraolo, Simona (2018) Abrázame. Editorial SM
  • Daywalt, Drew (2014) El día que los crayones renunciaron. Fondo de Cultura Económica
  • Davies, Benji (2016) La ballena. Editorial Andana
  • Díaz R., Raquel. (2017) ¿Qué le pasa a Uma? Editorial Nubeocho
  • Dubuc, Marianne (2016) Lucía y sus amigos. Editorial Tramuntana
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  • Gromaz, Elena. (2015) El lobo de los cuentos. Loto azul
  • Gutiérrez, M. (2009). De otra manera. Thule Ediciones.
  • Isern, Susanna. (2016) El ladrón de sonrisas. Editorial Infantil Amigos de papel
  • Llenas, A. (2012). El monstruo de los colores. Editorial Flamboyant.
  • Llenas, A. (2015). Te quiero (casi siempre). Editorial Espasa.
  • McBratney, Sam (2018) Adivina cuánto te quiero. Ediciones KOKINOS
  • Nuñez, C. (2013). El emocionario. Editorial Palabras Aladas.
  • Quintero, Armando (2013). No hace falta la voz. Editorial OQO
  • Sarah, Linda (2016) Grandes amigos. Editorial Andana
  • Slegers, L. (2012). Las emociones de Nacho. Editorial Edelvives.
  • Torrents, Montse. (2015) Los hilos invisibles. Editorial Tramuntana
  • Waechter, Philip (2018) Yo. Editorial Lóguez.

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