子供のうつ病:原因、予防、治療法

25 12月, 2018
子供の鬱を発見するのに、特別な方法はありません。精神科医との会話や診察を経て症状を見てもらうことで、診断することが出来ることが多いからです。

今回は子供の深刻な鬱とその原因、症状、予防法、治療法について重要な情報をご紹介したいと思います。

遊びと冒険の世界の中に生きている子供が鬱になるなど、想像もつかないでしょう。ですが悲しいことにこれは現実なのです。

子供の鬱は実在しており、医師はこれを病気の一種だと認識しています。新生児ですら、鬱、強い悲しみの感情を表すことがあります。

また、子供の鬱の最も大きな問題は、気づかれないことにあります。

子供は自分に何が起きているか理解できません。感情を上手く表現できず、その波に飲み込まれてしまいます。

一見「単に弱い子供」という印象を与えますが、実はとても危険な感情障害のサインを出しているのです。

・感動しない

・攻撃性

・憂鬱

・モチベーションの欠如

・低い自尊心

・気分の変動

このような特徴が見られると子供の鬱の現れかもしれません。

ですが、違う形のサインを発している可能性もあります。個人的な問題、心理的変化、病気など、長期にわたって目に見えない場合もあります。

 

子どもの鬱の原因はなに?

脳科学、生物学、生活環境、身体的健康…鬱は様々な要因が絡み合って引き起こされます。

ですが子供の場合、感情のコントロールがまだ未熟なため、たった一つの要因が大きく影響します。

関連する要因:

環境(社会や家族)

遺伝的要素。臨床研究によると、両親が鬱に苦しんでいる場合、子供も4倍の確率で発症することが分かっています。

家族関係の上手く行ってない環境で育つと、鬱になる可能性も高まります。不適切な教育を受けている場合もそうです。

挫折や過酷な状況に対する耐性のなさも鬱を引き起こします。また、虐待や愛する人を失うことなども鬱を発症する可能性を高めます。

 

子供が鬱かどうかの診断方法

子供の鬱は臨床的または感情的に証明することが出来ます。悲しみもその1つですが、それだけが重要なものというわけではありません。

以下のうちの1つ、もしくは複数の症状が2週間以上連続して現われる場合を鬱と判断します。

罪悪感を感じる

・敵意、短気、怒り

・自己破壊思考もしくは行動

・医学的説明のつかない身体的不調

・原因のない体重の変化

空虚感、絶望

・精神運動活動における動揺もしくは反応停止

・睡眠障害、集中力の欠如

・無感動、孤独、消極性、泣いたり叫んだりする

・学校や外での活動を楽しむことが出来ない

・落胆、元気がない、話すことを拒絶する、勉強についていけない

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赤ちゃんも鬱になる

赤ちゃんの鬱

赤ちゃんは受け取った情報処理のプロセスをサポートする感情的、感覚的、運動的能力を備えています。

自分を守ってくれる人、生き残るために必要な人のそばにいることを求めます。この繋がりが愛情に包まれ、より満たされたものであればあるほど、赤ちゃんは幸せを感じるのです。

ですがその逆に、拒絶されたり、愛情が不足(特に母親からの)すると、鬱になる危険性が高まります。

赤ちゃんの鬱の現れはなんでしょう? 無感動、あまり泣かない、笑わない、刺激に対して反応が少ない、他人へ愛情を求めるなどです。

8か月の赤ちゃんが、両親より他人に抱かれることを好むとしたら、それは何かがおかしいということです。また物静かで周りの環境に関心がなく、悪くすると発達に遅れが出ることもあります。

17~18か月の赤ちゃんが歩かない、また2歳になっても全くしゃべらない、これも鬱のサインかも知れません。これらは両親が鬱であることが原因となっている場合が多いです。

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子供の鬱の診断法と治療法

子供の鬱 子供のうつ病

子供の鬱を発見するのに、特別な方法はありません。精神科医との会話や診察を経て症状を見てもらうことで、診断することが出来ることが多いからです。

また、治療法は年齢次第です。鬱に苦しむ子供の治療は、その子の成長、態度、感情的成熟度、認知機能などに合わせて行われるべきです。

相互作用の病理学的パラメーターを明確にするための、機能的または全身的治療法があります。これらのパラメーターに基づいて専門医は治療法を決定します。場合によっては薬も使用されます。

大人が理解し、共感することが大切です。健全な社会関係における思いやり、尊重、そして勇気づけが、子供の生活の基本なのです。