初めて叔母になる時
自分自身はまだ母親にはなっていないけど、初めての甥や姪が出来る、そういった経験をした女性はとても言葉には出来ない素晴らしい感情を赤ちゃんに対して抱きます。自分の現在の状況、年齢に関係なく、甥や姪が生まれることは特別なことなのです。
新しい命の誕生は、家の中に喜びをもたらします。一家の主役となった赤ちゃんは、もちろん叔母の愛情もたっぷり受けることとなります。
姪や甥に新しい物事を見せ、ことあるごとに写真を撮り、美味しいデザートやスナックを準備する…。
まるで第2の母親のようです。赤ちゃんが自分を「おばさん!」と声に出して呼ぶ日を今か今かと心待ちにしています。
母親が忙しい時は、彼女に代わって子供たちを寝かしつけ、同じ物語を何度でも話してくれます。ですがそれと同時に慎み深くもあり、必要な時に目の覚めるような発言をしたりもします。
一緒にアニメを見て意見を言い合ったり、それを通して人生の大切なことを教えてくれたりもします。
ですが子供たちを愛しているからと言って、甘やかすばかりではありません。子供たち個人の成長を助け、良い見本となるよう努力します。
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あなたが叔母になった時の5つの大切なルール
あなたは母親ではないので、子供たちの教育に熱心になる必要はありません。それはかえって良くないことなのです。
これから大切な5つのルールについてご紹介します。
1.友達ではなく素晴らしい叔母になる
親が忙しい時は、叔母さんの出番です。子どもは友達ではなく、導いてくれる人が必要です。
最近では、甥や姪に自分が恐れていることや問題を打ち明けたりする叔母が多いようですが、叔母であるということは両親同様、範囲と規定を子供たちとの間に設定しなければならないということです。
2.甥や姪のしつけ
幼いころから家の中の手伝いをさせるようにしましょう。親をサポートし、ルールに従う大切さを伝えるのです。
悪い態度は許してはいけません。もしそうしなければ、子供はそれを良しとして状況を支配し、親の言うことも聞かなくなります。
「甥はあなたを第2の母親として見ており、楽しい時もそうでない時も共にするのだ」
3.一緒に過ごす時間を大切にする
甥や姪と一緒に暮らしている叔母はあまりいません。仕事やその他の事柄に忙しく、あまり一緒に過ごす時間を取れないかも知れません。
ですので、一緒に過ごせるときは、その時間を大切にするべきです。遊んだり、エクササイズをしたり、おしゃべりするのも良いでしょう。
甥や姪との時間はとても楽しいものです。どんなに短い時間だったとしても、きっと子供たちの心には良い思い出として残ることでしょう。
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4.辛いことだとしても、真実を話す
何かにチャレンジし、それを乗り越えることで自己肯定感は生まれます。ですので、子供たちを過保護に扱ってはいけません。打ち勝つ力を成長させる妨げになります。
そして成功したら手放しで喜んであげましょう。たとえ、目標を達成できなかったとしても、無下に扱ってはいけません。それでもやはり勝者として讃えるべきです。負けたことから何かを学ぶよう導きましょう。
5.問題を起こさないよう見守る
監視の目が全くない子供は深刻な問題を起こす可能性があります。だからこそ叔母であるあなたは、子供たちがいくつになろうと、自由ばかりを与える存在であってはならないのです。
ですが、子供が威圧されるほどの監視は良くありません。子供が自分らしく振舞うことが出来なくなってしまいます。もしそうなると「愛情あふれる叔母」ではなく、「信頼できない人」になってしまいます。
叔母であることは喜びです。甥や姪の第2の母として、楽しい時もそうでない時も共に時間を過ごすことが出来るのです。
機会を見て、人生の大切なレッスンを伝えましょう。また、愛情もたっぷり与えてください。彼らもきっとあなたを深く愛するようになるでしょう。