夜間断乳を成功させるためのアドバイスってなに?

2019年12月1日
今回は気になる夜間断乳についての疑問にお答えしようと思います!

子どもによって状況はさまざまですが、今回は夜間断乳を考えている方に役立つアドバイスをご紹介します。

まず、断乳をしようと決意した瞬間から、さまざまな疑問が浮かぶと思います。さらに、他人からいろいろな意見も言われることでしょう。

お母さんにとって重要なことは、その決断はお母さんだけのものであり、断乳に「正しい」時期はないということを覚えておくことです。これは個人的な決断で、その上でもし夜間断乳をする準備ができたとお考えなら、これから紹介するアドバイスを参考にしてみてください。

母乳でもミルクでも、やめるのを焦る必要はありません。時間と共に、子どもは断乳するものです。しかし、あなたが授乳に疲れていたりイライラしていたり、お子さんが身体的にこの変化への準備ができていると思ったら、夜間断乳を始めてもいいでしょう。

夜間断乳に関する疑問

夜間断乳のプロセスについて、お母さんが最もよく疑問に思ういくつかのことについてお話したいと思います。

赤ちゃんに準備ができているかはどうやったらわかるの?

焦る必要はありません。赤ちゃんは一人一人違います。生後4~6ヵ月になれば、夜間断乳を始められます。この頃までには、ほとんどの赤ちゃんが5、6時間続けて寝られるのに十分なカロリーを日中に摂取できるようになるからです。

もちろん、だからといって授乳のために起きる頻度が少なくなるわけではありません。しかしこれはどちらかというと生理的なニーズというよりは習慣なのです。頻繁におきておっぱいをもらうことに慣れているので、その習慣を変えるのには時間が必要になるでしょう。

夜間断乳 アドバイス

さらに、赤ちゃんがあなたとの絆を作ろうとしているかどうかを自分に聞いてみてください。授乳は栄養を与えるだけがすべてではありません。

日中にあまり子どもと時間を過ごせないというお母さんもいます。ですので、お子さんはその失われた時間を取り戻し、あなたとつながるための時間を夜に求めているかもしれません。

お子さんが頻繁に起きてしまう理由には、歯が生え始めているためかもしれません。また、その他の不快感、例えば寒さや成長上の変化などを経験しているのかもしれません。

これらすべての理由のため、唐突に断乳するのではなく、徐々に行うことがとても大切です。これは赤ちゃんがあなたを必要とし、守られていると感じる必要のある時なのです。さらに、なにか深刻な疑問がある時には、小児科の先生に遠慮せず相談しましょう。

どんな段階を踏めばいいの?

ここからは、夜間断乳を成功させるためのステップをご紹介します。

  • 赤ちゃんの気持ちを考慮に入れましょう。息子さんあるいは娘さんの断乳をしようと決めたら、この経験が子どもに不満の気持ちを与えるかもしれないということを理解しなければなりません。そう感じるのももっともなお子さんの気持ちを尊重してあげましょう。
  • 母親としての自分の気持ちを否定しないでください。罪悪感と安堵感を同時に感じることは普通のことです。自分に辛く当たらないようにしましょう。
  • 夜間断乳を始めるタイミングを見計らいましょう。引っ越しをしたり、妊娠中だったり、お子さんをデイケアに入れようとしている場合などは、断乳に最適なタイミングとは言えないかもしれません。デリケートな時期や家族が経験している変化の最中に断乳のプロセスを始めるのはお勧めしません。
  • 断乳する代わりに、お子さんにはさらに多くの注目と愛情を注いであげなければなりません。
  • たくさんの食べ物と飲み物を与えましょう。授乳してほしくて起きてしまったときには、牛乳や粉ミルク、水などを代わりにあげるようにします。
  • お子さんをお子さん自身のベッドに寝かせましょう。より自立したと感じるわくわく感や兄弟と寝ること、または違う部屋で寝ることなどがこのプロセスをやりやすくしてくれるかもしれません。しかし、お子さんはこれを義務だと思うべきではなく、またあなたもお子さんが抵抗しているときには無理強いするべきではありません。
  • パートナーにも断乳のプロセスに参加してもらいましょう。父親がこの変化が子どもにどんな意味があるのかを理解していると、このプロセスがずっと効果的になる傾向にあります。お父さんも加わって、お子さんが泣いているときには慰めてあげ、なにか気を散らすことをし、愛情をかけサポートしてあげましょう。
  • 必要ならいったんやめにしましょう。柔軟に、うまくいかないときは調整しようとすることが重要です。この意思決定に自信を持っていても、必要ならいったん止めて、もう少し待つべきかもしれません。
夜間断乳

専門家の意見

この問題に関しては多くの専門家が意見を述べています。まず、WHO(世界保健機関)は赤ちゃんが生まれてから最初の6カ月間は母乳だけを与えることを勧めています。さらに、母乳を離乳食と合わせて子どもが2歳になるまで続けるようにも勧めています。

小児科医のリチャード・ファーバーも、彼の著書「子どもの睡眠問題を解決する(Solve Your Child’s Sleep Problems)」の中でこの問題に取り組んでいます。ファーバーによると、夜中に不必要に何回も起きてしまうことは睡眠障害につながる恐れがあるそうです。

ファーバーの理論によると、食事のためや消化の問題のために数回起きてしまうと、さらに食べたいと思う悪循環を作ってしまうかもしれないのです。

最後に、小児科医のウィリアム・シアーズは夜の授乳のメリットは親子の絆を強めることだと強調しています。(訳者注:原文のNichiren and parentsとなっている部分はchildren and parentsのミスだと判断して訳しています。)彼は夜間断乳を行わないよう、あるいはできるだけ後にするように勧めています。もちろん、夜間授乳が家族の問題にならない範囲内でです。

彼の著書、「ベビー・スリープ・ブック(The Baby Sleep Book)」の中で、シアーズは赤ちゃんの寝かしつけ方や親がやりやすいベッドでの授乳の仕方などの方法を紹介しています。

結論として、これらは他なる提案や意見だということです。他の親が決めることと同様に、いつ断乳するか、断乳するべきかどうかはあなただけが決めていいことなのです。あなたとお子さんにとって、あなたがベストだと思うことをしてあげるようにしましょう。