子どもが1人で寝るのを嫌がったらどうすればいいの?

1人で寝るのを嫌がる子はとても多いようですが、これはあまり良い睡眠週間とは言えません。いったいどうすれば良いのでしょうか?
子どもが1人で寝るのを嫌がったらどうすればいいの?
María Alejandra Castro Arbeláez

によって書かれ、確認されています。 心理学者 María Alejandra Castro Arbeláez.

最後の更新: 03 4月, 2019

幼いうちに睡眠習慣をつけておくというのは、親にとってとても大変なことです。特に自分の部屋で一人で寝るとなると、子供は嫌がる場合が多いようです。もしそうなったら親としてはどうしたら良いのでしょうか?

 

なぜ嫌がるの?

生まれてすぐから、睡眠習慣について考えておくと良いでしょう。お昼寝なども、自分の部屋でさせるようにします。お母さんの腕の中で寝たり、両親と同じ場所で寝る癖がつくと、子供は夜もやはりそうしようとします。

親と一緒に寝ることに慣れると、1人で寝るのは不安で怖いと感じるようになります。子供が自分のベッドに行きたがらない理由は主に2つです。また、子供は一緒に寝るためには何通りもの言い訳を考えます。

子供が悪いのではありません。これは大人によって作り上げられた習慣なのです。ですが、改善する方法はあります。

 

1人で寝るのを嫌がったらどうする?

子供は1人で寝ないで済むよう、色んな言い訳を考えます。例えば、トイレに行きたい、水が飲みたい、後5分だけ起きていたい、など。影が怖い、ベッドに下にモンスターが住んでいるとまで言い出すこともあります。こんな時親はどうしたら良いのでしょう?

これに対応する方法はいくつかあります。ひとつは、子供を部屋に連れて行ったら部屋を出て、もう戻らないことです。子供が泣いても戻ってはいけません。部屋を出る前に、ここは安全、何も悪いことなんて起きないよと説明してあげましょう。

またなぜ一人でベッドに行くのを嫌がるか探ってみるのも良いでしょう。そうすれば、1人1人にあった解決策が出てきます。

親子で寝る 子ども  1人で寝る  嫌がる

「自分のやり方が間違っているのではないか」「なんで1人で寝たくないんだろう」と考えてしまうかもしれません。

親の行動で、やってはいけないことをいくつかご紹介します

 

ルーティンを崩す

子供は同じ時間にベッドに行かせるようにしましょう。ベッドに行くときは、本読みや歌を歌うなどのアクティビティを加えます。そうすれば、ベッドに行くことそのものを喜ぶようになります。

 

腕に抱いて眠る

子供が眠るまで腕に抱いていることがあるかも知れません。この方が確かに早く眠りにつくかもしれませんが、睡眠のルーティンを作る妨げになります。ひとりで眠ることを嫌がるようになります。

 

子供の態度に折れてしまう

1人で寝たくないと癇癪を起したり駄々をこねたりすることがあります。それに負けてテレビを見せてしまったり、更に悪くすると、子供が寝るまで添い寝をしてしまうことがあるかも知れません。そうすると子どもはいつまでたっても1人で寝られるようにはなりません。

子供は親の弱みを知った時点で、それを利用しようとします。一度戦いに勝ったと感じると、何度も何度も繰り返すようになります。

こちらもご覧ください 子供が駄々っ子症候群にならないためには

 

怒鳴ったり怒り出す

子供がどうしても寝てくれないからと、怒ったり怒鳴ったりするのは大きな間違いです。子供は更に反抗しようとします。

一緒に部屋に入って、大丈夫だと慰め落ち着かせましょう。強い姿勢を崩さないようにします。

ベッドに寝る 子ども  1人で寝る  嫌がる

 

問題の原因を探らない

子供の気持ちを理解してあげることは大切です。ひとりで眠れないのは、本当に怖いからかもしれません。例えば、暗闇が怖い、部屋にモンスターがいる気がする、など。

子供に自信を持たせ、落ち着かせてあげましょう。例えば暗闇が怖いなら、小さいなランプを付けるなどしても良いです。

また、ぬいぐるみを与えるのも良い効果があります。子供が怖いと感じている時は特に。5歳以下のお子さんの気持ちを慰めるのに役立ちます。

子供が成長するごとに習慣づけていくことが大切です。それを作り上げるのに、しつけと我慢強さは欠かせません。ルーティンは責任感と独立心を養います。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Landen, P., Ballesi, M., Uchitel, L., & Freire, M. (2008). Beneficios del masaje terapéutico en bebes prematuros dados de alta de la UCIN. Revista Iberoamericana de Psicomotricidad y Tecnicas Corporales
  • Montserrat Galaa, A. M., & Fortes del Valleb, M. A. (2013). Aprender a dormir. Pediatría de Atención Primaria. https://doi.org/10.4321/S1139-76322013000500004
  • Landa Rivera, L., Díaz-Gómez, M., Gómez Papi, A., Paricio Talayero, J. M., Pallás Alonso, C., Hernández Aguilar, M. T., … & Lasarte Velillas, J. J. (2012). El colecho favorece la práctica de la lactancia materna y no aumenta el riesgo de muerte súbita del lactante: Dormir con los padres. Pediatría Atención Primaria, 14(53), 53-60. http://scielo.isciii.es/pdf/pap/v14n53/revision1.pdf
  • Horsley T, Clifford T, Barrowman N, Bennett S, Yasdi F, Sampson M, et al. (2007). Benefits and harms associated with the practice of bed sharing. Arch Pediatr Ado- lesc Med. 2007;161:237-45.
  • Martin Martin, R., Sanchez Bayle, M., & Teruel de Francisco, M. C. (2017). El colecho en nuestro medio: estudio de casos y controles en las consultas pediátricas de Atención Primaria. Pediatría Atención Primaria, 19(73), 15-21. http://scielo.isciii.es/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S1139-76322017000100003
  • Rodríguez Villar, V., Moreno, M., & Navío, C. PRACTICANDO EL COLECHO. ASESORAMIENTO DE LA MATRONA. http://www.trances.es/papers/TCS%2005_3_6.pdf
  • Ball, H. L., Hooker, E., & Kelly, P. J. (2000). Parent–infant co‐sleeping: fathers’ roles and perspectives. Infant and Child Development: An International Journal of Research and Practice, 9(2), 67-74. https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/1522-7219(200006)9:2%3C67::AID-ICD209%3E3.0.CO;2-7

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。