【おしゃぶり議論】子どもがおしゃぶりを使うメリットとデメリット

12 10月, 2020
おしゃぶりを使うことにはメリットとデメリットがありますが、どういった点に注目すべきなのでしょうか。

おしゃぶりを使うべきか使わないべきか、それが今回の議論のテーマです。赤ちゃんがおしゃぶりを使うことについて、メリットとデメリットを一緒に見ていきましょう!

おしゃぶり議論

赤ちゃんには強い吸引反射があるので、胎内で指をしゃぶる赤ちゃんもいます。事実それによって赤ちゃんの気分が落ち着いてきます。言うまでもなく、赤ちゃんが落ち着けば、もちろん両親も落ち着いてくるでしょう。そういう理由からも、おしゃぶりが大好きな親が沢山いるわけです。

しかしおしゃぶりが母乳育児に支障をきたすこともあるので、授乳訓練の時期におしゃぶりを使うことはお勧めできません。

おしゃぶり メリット デメリット

おしゃぶり議論:利用するメリット

おしゃぶり利用に関する重要事項

おしゃぶりを使用すると、乳幼児突然死症候群 (SIDS)のリスクが低下するという結果も出ています。そこで、この重要な事実を覚えておくことが大事になってきます。

ところが、授乳の妨げになるためおしゃぶりを使用しない方が良いと考えている人達もいます。従って、母乳育児を終えてからおしゃぶりを使うことを勧める専門家が多いことも確かです。

スペイン小児科学会母乳育児委員会の見解

  • 「新生児の授乳の際、特に生後数日の間はおしゃぶりを使用しないようにしてください。母乳育児の日課がしっかりと定着するまでの約1か月間はおしゃぶりを使わない方が良いでしょう。それ以降は乳幼児突然死症候群 のリスクが高まる年齢でもあるので、使用を始めるのに適した時期に入ります。」
  • 「新生児特定集中治療室での治療の際、まだ授乳できない赤ちゃんの負担を和らげるために鎮痛剤の代わりにおしゃぶりを利用する方法が勧められます。」
  • 「悪影響を避けるためにも、おしゃぶりは赤ちゃんが1歳になるまでの間に使用しましょう。それがSIDSのリスクが高い期間であり、また赤ちゃんが何かをしゃぶりたいと思う時期でもあります。」

それと共に、母乳育児、おしゃぶり、乳幼児突然死症候群の関係性について、さらなる研究が必要であることも指摘されています。それまでの間、専門家は母乳育児のメリットを保護者に伝え続けるべきです。そして赤ちゃんがSIDSの危険要因にさらされないように警告することも重要です。

おしゃぶり メリット デメリット

おしゃぶりの使い過ぎ

スペイン小児歯科学会によると、「栄養摂取しない吸引は、下中央の歯を前方に動かす可能性があります。そして上部前歯が分離して外側に突き出る(出っ歯になる)傾向があります。さらに吸引のための顔面筋肉と舌の動きによって、上下の歯並びと噛み合わせが悪くなることがあります。

まとめ

  • おしゃぶりに関する神話と事実の違いを明確にすることが重要です。
  • それを知った上で、お子さんに適したおしゃぶりと正しい使い方を探し出すようにしましょう。

結論

アルゼンチン小児学会では次のようなアドバイスをしています。ぜひ参考にしてみてください。

「赤ちゃんの体重が出生体重の倍になった時点でおしゃぶりの使用を考慮しましょう。完全に母乳育児の赤ちゃんが問題なく授乳できている場合も大丈夫です。それでも、おしゃぶりを嫌がる赤ちゃんに無理に強制しないようにしましょう。そして赤ちゃんのおしゃぶりにハチミツをつける等、甘くするようなことは避けましょう。

  • Asociación Española de Pediatría.
  • Sociedad Española de Odontología Pediátrica.
  • Sociedad Argentina de Pediatría.