胎児のしゃっくりについて妊娠中に知っておきたいこと

30 10月, 2018
まだ完全に発達していない赤ちゃんの横隔膜が収縮することで、胎児のしゃっくりは起こります。

今日の記事では、 胎児のしゃっくり についてお話します。妊娠中ずっと待ち望んでいた、赤ちゃんの動きをやっと感じられるようになると、母親と胎児の絆が深まるものです。しかし、胎児のしゃっくりに関しては、少し心配になってしまうこともあります。

どのように胎児のしゃっくりが出てくるのか、不思議に思うでしょう。お腹の中の赤ちゃんがしゃっくりをするのは正常なのでしょうか?

胎児のしゃっくりは正常なの?

妊娠中に起こる胎児のしゃっくりは、特に心配するようなことではありません。赤ちゃんの発達段階に見られる成長の一部だと、とらえて大丈夫です。

胎児のしゃっくりは、赤ちゃんの正常な発達を表します。しゃっくりは数分から長くて30分くらい続くこともあります。

親にとって最も重要な情報は、しゃっくりによって赤ちゃんが不快な思いをしている訳ではないということです。さらに専門家によると、しゃっくりは胎児が元気な証拠だと言います。

赤ちゃんはまだ成長の途中で、まだ発達している過程にあるので、胎児の横隔膜が収縮して、しゃっくりを起こすことがあります。

つまり、しゃっくりはけいれんによって起こるのです。呼吸を助ける働きをする横隔膜の筋肉は、収縮したり、膨張したりします。横隔膜は胸腔と腹腔の境界の位置にあります。

しゃっくりは、横隔膜の運動と見ても良いでしょう。赤ちゃんが生まれてから、子宮の外で呼吸ができるようにするための、筋肉の準備とも言えます。

胎児の肺は、生まれるまでは最終的な機能を果たさず、胎内では羊水を取り込んでいます。羊水は胎児の肺を出入りして、横隔膜の収縮「しゃっくり」が起こり、赤ちゃんの肺が将来きちんと機能するための練習をしているのです。

胎児のしゃっくり

胎児のしゃっくりを感じる時期

妊娠後期になれば、母親が赤ちゃんのしゃっくりを感じることができるようになるでしょう。それ以前のもっと早い時期にも、胎児のしゃっくりが起こっているかどうかは不明です。

もしあなたの小さな赤ちゃんがしゃっくりをしていると、子宮の中から定期的なリズムで軽くたたくような感覚があるでしょう。赤ちゃんが蹴とばしたり、伸びをしているのは、明らかにしゃっくりとは違うとわかるようになります。

胎児のしゃっくりの働き

赤ちゃんが子宮内で経験するけいれんは、その成長段階の一部です。専門家はしゃっくりを次のように説明しています。

  • 子宮の外に出てから、自分で呼吸ができるようにするための準備です。前述のように、横隔膜の筋肉は呼吸を促進し、その筋肉の収縮によって胎児のしゃっくりが引き起こされるのです。
  • 胎児のしゃっくりは、赤ちゃんの神経系の発達にも関連しています。
  • しゃくりは運動神経系との関わりがあります。主に飲み込む動作と吸引する力との関係しているのです。特に吸い込む能力は、赤ちゃんが生まれてからとても重要で、母乳が肺に入るのを防止します。
  • 横隔膜の収縮によって、赤ちゃんの心拍数を正常に保ちます。

胎児のしゃっくりを避けるには

妊娠中によく起こる、身体的な不快感に関しては、それを防いだり軽減することができますが、胎児のしゃっくりはコントロールできません。つまり赤ちゃんがしゃっくりをしていても、それを止めることができないのです。

これは完全に正常なもので、むしろ健康状態を表しています。赤ちゃんにはけして危険なものではない、ということをよく覚えておいて下さい。

新生児の多くは、産まれた後も子宮の外でもしゃっくりが出るでしょう。赤ちゃんの呼吸器官は、まだ外界に順応できていないからです。

胎児のしゃっくり は心配?

胎児のしゃっくりは心配?

胎児のしゃっくりは少し変な感じがして、時には気になってしまうかもしれません。それでも正常な状態では、けして心配するようなことではなく、医師の診断は必要ないものです。

いずれにしても、胎児のしゃっくりが数時間、または何日も続くようであれば、産婦人科医を受診することをお勧めします。そして赤ちゃんは健康で正常な発達をして、万事うまくいっていることを確認できるでしょう。

胎児のしゃっくりは完全に正常で、むしろ健康状態を表していて、赤ちゃんにはけして危険なものではありません。

赤ちゃんがしゃっくりをしてると気付いたら、それを楽しんでください。ゆったりと座って、手をお腹に置き、愛する赤ちゃんと深い絆を結びましょう。

これは赤ちゃんのパパ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、親戚の人たちが、貴重な存在を感じられる、良い機会でもあります。

胎児のしゃっくりの理由が分かったので、これで落ち着いてこの経験をじっくり楽しむことができますね。