【不妊の悩み】なかなか赤ちゃんができない!そんな時期にできること
仕事に没頭していることからのストレスは、妊娠に影響を及ぼすことも少なくありません。「赤ちゃんを産もう」と決めたのに、 妊娠できないまま何ヶ月も過ぎてしまうこともあります。
「私のどこが変なの?」「どうして赤ちゃんができないの?」「もしかして不妊症?」このような質問を自分に投げかけてしまうこともあるでしょう。しかし、実際のところ、本当に不妊症であるかは分かりません。
このような場合、 不妊治療、あるいは生殖補助医療技術(ART: Assisted Reproductive Technologies)を考えるかもしれません。 しかし、不妊治療では本当に望む形で妊娠できず、安心した気持ちで妊娠することが難しくなってしまいます。
なかなか妊娠しないときにできること
最初にするべきことは、あなたとパートナーのどちらに不妊症の原因があるかを明らかにすることです。 こうすることで、答えを見つける第一歩が踏み出せます。
実は、健康上の問題が不妊を引き起こしていることはあまり多くなく、実際には身体的、心理的、情緒的な要因が不妊症の原因となっていることがあるのです。
合わせて読みたい『 女性の体を取り巻くタイムリミット:妊娠と年齢の関係 』
そのため、健康上には問題がないにもかかわらず妊娠が出来ない場合、その原因を探ってみる必要があります。
赤ちゃんができない理由として考えられること
一口で赤ちゃんが出来ないと言っても、その理由として考えられることは様々です。近年では、女性は仕事の関係で高齢で妊娠することが多くなってきています。
無意識に妊娠を拒んでいる
これは通常、仕事で成功を収めている女性に多く見られます。労働時間が週に60~80時間にも及ぶと体は疲れ果ててしまいます。 これは、仕事で評価され、尊敬されたいという自分の隠れた部分が妊娠を望んでいないのかもしれません。 このような場合、妊娠することでキャリアを続けることができなくなるかもしれません。
よくあることですが、女性は仕事と少し距離をとることで妊娠しやすくなります。
ストレス
激しいストレスを感じると 体からは大量のアドレナリン(男性に関係するホルモン)が分泌されます。それによって体の女性的な部分が抑えられてしまうことがあります。
短期的には影響がないと思えるかもしれませんが、妊娠を望んでいるのであれば、たとえ愛するパートナーとの関係がうまくいっていて健康上の問題がなかったとしても、ストレスが無意識に妊娠を遠ざけてしまっている可能性を考えましょう。
科学への盲目的な信頼
女性が慌てて不妊治療(ART)に頼ってしまうことはよくありますが、 不妊治療はホルモンマシンではありません。不妊治療を行っても必ずしも良い結果が得られるわけではないのです。なぜでしょうか?それは、女性の情緒が妊娠に大きく関係しているからです。
不妊治療が妊娠に結びついていないということではありませんが、妊娠に影響を与えるのはホルモンだけではありません。情緒もまた、妊娠には非常に重要な役割を果たしているのです。
関連記事『 妊娠しないのは不安が理由? 』
不妊治療によるストレス
カップルが不妊治療を始めることを決めても、多くの医療専門家は、不妊治療という方法自体が引き起こすストレスこそが妊娠を遠ざけていることに気が付かないことがあります。
なかなか妊娠しないときにできること
あなたとパートナーとの関係に深く向き合う必要があります。つまり、パートナーとの関係をじっくりと見つめ、 どのようなことがカップルとしての二人を作り上げているかを見つけなければなりません。
パートナーとの関係を深く考えることなく子どもを作ることを決めてしまうことも少なくありません。しかし、不妊治療( ART )を行うにはパートナーとの密なコミュニケーションが不可欠であり、二人を結びつける愛を育む必要があります。
赤ちゃんを授かるためにどのような覚悟があるのか、そして実際に妊娠したときには手放すことになるであろう自由、成功、旅行、穏やかさなど、正直に話し合うことが大切です。
妊娠に関わるすべての情緒的側面に向き合えないために妊娠することができない場合もあります。 今回は赤ちゃんがなかなかできない理由として考えられること、 そしてその場合にできることについてご紹介しました。