【子どもの自尊心】 効果的なタートル・テクニックを学ぼう!

05 10月, 2020
タートル・テクニックはセルフコントロールに役立つことで知られています。さらに、子どもの自尊心にも効果があるのです。

子どもにセルフコントロールを教えるのは簡単ではなく、特に注意欠陥・多動性障害 (ADHD)など、その他の行動障害があればさらに難しくなります。このような場合に役立つと言われるテクニックを試してみてはいかがでしょうか。 中でも今回紹介するタートル・テクニックはお勧めです。自己抑制に効果的なだけでなく、子ども達のためになるメリットが他にもたくさん挙げられます。では、自尊心に役立つタートル・テクニックの効果について詳しく見ていきましょう。

まず最初にセルフコントロールとは、自分の行動、心、感情を抑制し、その強度、頻度、期間を統制するスキルです。これには衝動、ストレス、イライラ、怒り、敵意、恐怖などを制御することも含まれます。

「セルフコントロールというのは感じるままに行動するのではなく、抱く感情に対してどのような行動を選ぶかを知っていることです。」

– 作者不明 –

タートル・テクニックとは?

タートル・テクニックは、動物のカメが恐怖を感じると、縮こまって殻に隠れてしまうことに基いています。子ども達が何か衝動的な行動や感情を引き起こすような状況にある場合、それをコントロールするのに似たようなことができるのです。この自制テクニックを上手く利用するには、次のような手順に従って子どもに教えてあげましょう。

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  1. 「カメ」という合図に反応するように指示する。子どもがその合図を聞いたら、身体を丸く縮めるようにして、おでこを床に着けて両腕は脇に置きます。
  2. この姿勢でいる間は筋肉をリラックスさせます。筋肉の緊張がほぐれると、攻撃的または乱暴な行動が少なくなります。
  3. 問題解決のテクニックを利用する(モデリング、グループでの話し合い、ロールプレイ、ポジティブ強化、社会的強化、仲裁など)。カメの姿勢をする以外にも色々な方法があることを子どもに教えましょう。

この手順を徐々に教えていくのも重要です。一つ目のステップをマスターしなければ、次のステップには進めません。子どもは少しずつこのテクニックに慣れていくでしょう。そして各手順を正しく覚えていくことができます。

「衝動を抑えることほど、心理的スキルの基本となるものはありません。」

– ダニエル・ゴールマン –

タートル・テクニックのメリット

ご覧のように、タートル・テクニックの主な目的は子ども達が自己制御する方法を学ぶことです。それからこの方法を利用すると次のようなメリットも得られるでしょう。

  • 自分の感情を意識して表現できるようになる。
  • 社会的スキルを向上させる。
  • 自分とは違う思考や意見を理解する。
  • 決定するプロセスを改善する。
  • 人との対立をうまく解決する方法を知る。
  • 自尊心を高める。
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ただし、どのようにこのテクニックが子ども達の自尊心を高めるのでしょうか? それについて次に説明していきます。

自尊心の効果

タートル・テクニックをマスターできると、子ども達の自尊心は高まり、とても良い影響があるでしょう。それには以下に挙げるような理由があります。

  • 他の人が仲裁に入らなくても、自分をコントロールできる方法を身につける。これは親や教師、他の大人達にも当てはまります。そこで子ども達は満足でき、自分の能力を信頼できるようになります。
  • 適切でない行動をしないで、ポジティブな行動を強化できる。これができると、褒められることで自分の行動や決定に満足するようになります。
  • しっかりした大きな子どもだと自分で感じられる。衝動のままに行動するのではなく、別の問題解決方法を使う方法を覚えます。

「思春期も含めたすべての子ども達は、愛され、話を聞いてもらい、人の役に立ちたいと感じる必要があるです。」

– セサル・ボナ –

  • Schneider, M. y Robin, A. (1990). La técnica de la tortuga. Un método para el autocontrol de la conducta impulsiva. T. Bonet (Comp.), Problemas psicológicos en la infancia. Valencia: Promolibro.