【感情の教育】子どもの感情への取り組み方

誰でも人には気持ちや感情があるように、子ども達にも同じことが言えます。学校で子ども達が授業中にどのように感じているかについて考えてみましょう。
【感情の教育】子どもの感情への取り組み方

最後の更新: 27 1月, 2021

多くの人々によって、授業中の子ども達の感情に対処する必要性について論文が書かれ、また議論されています。生徒達の年齢や学年にかかわらず、心や感情に関する課題についてもカリキュラムに組み入れていくことが不可欠なのです。ここでの目標は、生徒達の感情知能をしっかりと発達させるところにあります。

人の感情と気持ちについて分かっていること

感情というのは、その環境における状況、人々、物に対する、精神的および生理学的な身体の反応です。したがって、感情は各自が周りに順応する一つの方法を表しています。生理学的なレベルでは、表情、筋肉、そして内分泌系などの生体システムでの色々な反応が見られます。

一方、気持ちというのは心の状態と概念的な感情の両方を意味します。人の気持ちは感情によって決まるもので、時間的に長い場合もあり、またそれを言葉で表現することもできます。そこで感情と気持ちは、その強度と長さに違いが見られます。一般的に感情は短時間感じられ、またその度合が強いことが多いです。

悲しみ、喜び、怒り、恐れ、懐かしさなどは全て反応なので、あなたが感じるかもしれない感情ということになります。これらは、変化、状況、人や物に対する殆ど自動的な反応です。そこでこれらの感情が長く続くとそれが気持ちに変わっていくこともあるでしょう。

授業中 教室 子ども 感情

教室での感情について考えるべき理由とは?

授業中の感情に取り組むことは、子どもや青少年の人格が正しく形成され発達するのに不可欠です。生徒達が自分の感情と周りにいる人達の感情を意識するようになり、感情について話すこと、さらに感情をコントロールすることも重要です。

子ども達が小さい頃から自分の感情を調整できるようになると、不安、ストレス、うつ、イライラをコントロールすることも可能になるでしょう。実際に、自尊心を高め、他の人とより良い関係を持ち、自分の目標を達成することは、感情のコントロールと密接な関係があります。感情のコントロールとは、必要なときに自分の感情を調節できるという意味があります。

その結果、感情教育の目的を達成するには、生徒達が教室での感情に取り組むことが重大になってきます。この課題には次のような目的があります。

  • 自分と他人の感情を知る、意識する、理解する、そして説明することができる。
  • ネガティブ感情をコントロールして、ポジティブ感情を作り出す方法とスキルを学ぶ。
  • ネガティブ感情や悪く危険な結果に陥ることを防ぐ。
  • 人生をポジティブに楽観的に見る態度を持つようにする。
  • ポジティブ感情のメリットを意識する。
「感情をコントロールするというのは、悲惨でどうしようもない気持ちになるときに必要である。自分の感情を意識することで人生が豊かになるのだ。」
~ ―ダニエル・ゴールマン― ~

教室での感情に取り組む方法

教師は教室での感情に取り組むための教育的な課題を作る必要があります。これらの目的は子どもや学生達が、感情をコントロールする方法を生み出すことです。そのため生徒達の感情知能をどんどん発達させて、共感できる心と積極的な態度を持ち、自己主張ができるように子ども達を指導していくことが大事です。

さらに教室での感情について生徒が取り組むことが授業の内容であり、またそのような感情が出てきたときに生徒たちが対処することも重要です。それは感情の独特な特徴として、違う環境や活動に適応していくという意味もあるからです。その結果、どの科目でも授業中に生徒達の感情が表面化して、それが学ぶ機会ともなるのです。

授業中 教室 子ども 感情

家庭や学校での感情への取り組み

最後に、教育者と保護者向けに生徒や子ども達の感情について取り組む方法をご紹介します。

  • クラス集会:子ども達の感情への取り組みとして、クラス集会の場で教師がそれについて話を共有するのは良い機会となるでしょう。例えば、前日に生徒が家で何をしたか聞くだけでもいいでしょう。子ども達がどう感じたか、今の時点での気持ち、なぜそのように感じるかについて聞いてみることが、生徒達が感情について理解し始める最初のステップとなります。
  • 朗読:本を読むまたは声を出して読むと、子ども達が登場人物の体験を理解するので感情への取り組みの理想的な方法となります。その後に登場人物の気持ちや経験について話し合うことで、子ども達が色々な感情について意識できるようになるでしょう。
  • 問題となる状況:これはどちらかというとティーンエイジャー向けのアクティビティです。まず困った状況を説明し、問題となっている感情について話し合い、その理由を理解して、感情を調整して受け入れる、またはコントロールするための選択や方法について分析してみましょう。例として、親との喧嘩、愛する人を失う、自分の目標を達成できなかった時などの状況が挙げられます。
  • 絵を描く:感情を絵で表現すると、子ども達が自分の感情を表し、それを明らかにして、客観的に見ることができる良い方法となります。実際、絵を描くのは自分の気持ちを考えて話すのに最適な方法であり、絵を描きながら感情についてもっと知ることができます。
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