お母さんがいないことが子どもに与える影響

05 6月, 2018
母親の存在が子どもの精神と感情の発達にとても重要である理由を見てみましょう。

子どもの発達ということになると、母親の不在は、ささいな問題とは言えません。この記事では、こういった状況で起こりえることについてじっくり見ていきたいと思います。

子どもの人生が始まる時から、母親は最も重要な愛情の対象です。お母さんが子どもの人生に存在しないと、子どもの発達に大きな影響を及ぼす可能性があるのです。

子どもの全体的な発達は、物理的な必要性から感情に関することまで、さまざまな側面から形成されます。子どもとお母さんあるいはお父さんとの関係は、精神及び感情の発達に必要不可欠な要素です。

悲劇的なことも含めて、さまざまな状況のために親が不在になることがあります。すべての子どもがお母さんと一緒に成長できる幸運を持っているわけではありません。

他にも、お母さんはいても、忙しい仕事や夫婦関係の悪化などのために子どもと十分に時間を共有できないという場合もあります。

母親の不在は、子どもの発達に重大な影響を与える可能性があります。しかし、どれだけ害があるかは、周りの環境と、状況にどう対応するかで変わってきます。

お母さんが子どもに与えるもの

お母さんがすることを思い浮かべたとき、真っ先に出てくる言葉は子どもを守ることではないでしょうか。それには正当な理由があります。

お母さんは、私たちをこの世に生み出し、一番最初から私たちを育て、世話をしてくれます。この絆は、人間の存在に置いて欠かせないものです。

成長するにつれて、お母さんは落ち込んでいるときいつも傍で慰めてくれる存在になります。安心させ、落ち着かせ、励まし、怖いことを遠ざけてくれます。緊張したり、怖かったり、怒ったり、辛いときには、お母さんこそが無条件のサポートを求めて私たちが頼る存在です。

お母さんという大きな存在

お母さんから愛され、価値を認めてもらっていると感じることは、子どもが健康的な自尊心を身に付け、自分に自信を持つことにつながります。

そのため、お母さんがいないと、子どもの中に深い不安ができてしまうことがあります。これは、子どもの周りの他の大人が、この問題に取り組もうとしない場合特に起こりやすいことです。

その場合は、プロのカウンセラーのサポートが欠かせなくなります。

お母さんがいないことで起こること

子どもの人生の一番最初から、母親は最も重要な愛情の対象です。お母さんがいないことで、重大な影響がある場合があります。

主な影響に以下のようなものがあります。:

  • ネガティブな感情。必要なケアと愛情を受けていないために、孤独を感じたり、自分には価値がないと思ってしまうことがあるかもしれません。これはその後、怒りや不満につながることもあります。
  • 悪い態度。例えば説明に対して返事をしないとか、不条理な要求をしたりとか、自分や他人を傷つけてしまうことなどがあります。もっと一般化すると、常に悪いムードでいるように見えるかもしれないということです。これは親やそれに似た存在がいなかったり失ったりした場合によく起こる反応です。子どもがこの段階を経験しているときは、忍耐強く愛情を注いであげることが必要になります。
  • 社会的関係作りに関する問題。同じように、子どものその他の社会的関係づくりにも問題が出てくるかもしれません。信頼がないためか、あるいは必要な社会的スキルを学んでこなかったためか、お母さんがいない子どもは他人とつながることが難しい傾向にあります。また、実際傍にいてくれる人には依存的になる可能性もあります。
  • 感情のバランスの不均衡。例えば短気、低い自尊心、うつ、不安、モチベーションのなさなどのことを指します。
  • 健康上の問題。お母さんを失ったり、お母さんがいないことで、食欲がなくなってしまう子どももいます。上で述べたような感情の問題と相まって、子どもの身体的な健康の問題にもつながる可能性があります。この場合、専門家による早急な対策が必要です。
母親がいないことの問題

お母さんの不在という問題を抱える子どもを助けるには

上に問題点は挙げましたが、母親を失ったことや母親がいないこととその後遺症を抱える子どもを助ける術はあります。

親御さんや保護者向けのアドバイスがこちらです:

  1. お母さんの存在になってあげましょう。これは簡単なことでは到底ありませんが、お父さんやそのほかの保護者がお母さんやお父さんの役割までカバーすることができます。機転、理解と愛情が必要不可欠になりますが、そうすることで関わっているすべての人にとって良い解決法になりえます。こうすれば、少なくとも部分的には子どもの人生の中の溝を埋めることができるでしょう。
  2. 替わりになる人を見つけましょう。叔母さん、おばあちゃんやそのほかの仲のいい家族の助けがあれば、お母さんの存在としての役割を果たせる人が見つかるかもしれません。前にもあったように、関係性を強要することはしてはいけません。絆は徐々に、信頼と愛を基盤として作られていくべきなのです。
  3. 状況を子どもに説明してあげましょう。本当のことはいずれわかってしまうものです。なぜお母さんがお子さんの人生から姿を消してしまったのか話をしましょう。遅かれ早かれ、お子さんは知る必要があるのです。
    例えば仕事で長い時間家を空けるなど、子どもの母親がいつもいない訳ではないならば、ずっと簡単に状況をよくすることができるかもしれません。
    多くの研究によって、一緒に過ごす時間の長さより、その質のほうがずっと重要であるということが証明されてきています。
    できるときはあなたの視線を常に子どもに向けてあげることも大切です。こういった瞬間にとても意味があるということを忘れないでください。
    一方、何をするかはあまり重要ではありません。遊んだり、散歩をしたり、宿題を手伝ってあげたり。お子さんと一緒に時間を過ごすことで、お子さんは価値を認めてもらっていて、サポートされていると感じられるのです。
    子どもというのは、お母さんが自分に関心を持っているか、愛してくれているか、支えてくれているかがちゃんとわかります。子どもの発達には、日々そばにいてあげることがとても重要なのです。
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