女の子に起こる外陰炎とは?

11 8月, 2018
外陰炎は、女性なら大人にも子供にも起こる炎症の一つで、原因はさまざまです。今回はその症状や予防法についてお話しします。

外陰炎とは何か、そして女の子にどんな症状が出るかを知ることは、この不快感を予防するために非常に大切です。これは大人の女性にも起こりますし、年齢に関係なく子供にも見られる症状なのです。

まず初めに知るべき重要なことは、外陰炎は病気とは捉えられておらず膣の外側のひだである外陰部に炎症があるという状態を指します。

この炎症にはいろいろな原因がありますが、幸いなことにどれも予防することが可能です。女の子の衛生管理に気を付けるだけで十分予防することができるでよう。

外陰炎とは?

外陰炎は、外陰部が非常に敏感なため主に皮膚の荒れから生じます。また知っておくべきこととしてこの種の炎症は、子供は特にかかりやすいということです。大人よりもエストロゲンの分泌量が少ないため、外陰部の皮膚がより薄くより乾燥しているからです。

炎症の原因

外陰炎には皮膚の荒れ、アレルギー反応、打ち身、感染症などさまざまな原因があります。汗などの外的要因と温度や湿度があいまって外陰炎に発展してしまうこともよくあります。

より一般的な原因を以下に挙げます。

  • 香料や化学物質が使用されているトイレットペーパーの使用による皮膚の荒れ。
  • 塩素が含まれているプールの水の中に長くいることによる皮膚の荒れ。
  • 皮膚呼吸がうまく機能しないような合成繊維の下着の使用。
  • 身体や陰部を洗う際に使っている石けんによる荒れ。
  • 長時間自転車にのることによる擦れ。
  • 汗をかいた下着を長時間着用することによる蒸れ。
  • プールや海で泳いだ後、水着を長時間着用することによる蒸れ。
  • トイレに行った時の誤った拭き方。
  • 床や外陰部に座り込んで不潔になること。
トイレに座る女の子

外陰炎の特徴的な症状

子供が外陰炎にかかっていると判断できる症状としてより一般的なものに以下の症状があります。

  • 継続的なかゆみ
  • 赤みや腫れ
  • 場合によっては水疱
  • 患部のほてりや熱っぽさ
  • 乾燥やひび
  • 場合によってはおりものの分泌

外陰炎には皮膚の荒れ、アレルギー反応、打ち身、感染症などさまざまな原因があります。

小児外陰炎の治療と予防

外陰炎の治療はごく簡単で、大抵の場合、不快感は長くは続かないものです外陰炎は病気ではないこと、単なる皮膚の炎症にすぎないことを思い出しましょう。

外陰炎が起こっていると確認したら、炎症を治めるために以下のアドバイスを実行しましょう。

  • アレルギー反応を起こした石けんやトイレットペーパーの使用を中止しましょう。
  • ぴったりしすぎていない、綿100%の下着を着せましょう。
  • シャワーの後は、デリケートゾーンをよく乾かしましょう。
  • プールや海水浴の後または運動の後は、水着や下着を早めに着替えましょう
  • トイレでの拭き方が正しいかを確認し、定期的に入浴やシャワーをするようにしましょう。
  • かゆみの症状がひどく改善が見られない場合は、ステロイド入りのクリームを医師に処方される場合もあります。
本を見ながらおまるに座る女の子

女の子の外陰炎を予防するには、お母さんが女性器の形や特徴について娘たちに教えることが非常に大切です。そうすれば7歳から14歳の女の子たちは自分でデリケートゾーンのケアに気を付けることができます。女性器のうち外部にある部分は自分で丁寧にケアをしなければならないことを親から娘へと伝えましょう

デリケートゾーンの拭き方、洗い方、その回数や下着を取り替えることなどが基本的な日々のケアです。またどのような石けんを使うかについても知らなければなりません。