旅行中に子供とできる言葉遊び
小さな子供にとって、車での長い移動は退屈なものです。なので、楽しい言葉遊びを教えて、旅行をもっと楽しいものにしてあげましょう。
旅行中の言葉遊びは親と子供が一緒に何かを楽しむことができる絶好の機会です。さらには、移動中の時間も退屈なく過ごせます。
小さな子供の集中力は長く続きません。 おもちゃを持って行ったり、何か楽しいことを予定し、子供が飽きてしまうことなく家族旅行を楽しいものにしましょう。
そして、言葉遊びは子供に文字や音に集中させることができる素晴らしいものです。また、読み書きやスペリングなどの必要なスキルの発達に役立ちます。
車での移動ですら、子供たちにとって素晴らしい学習の場になるのでぜひ試してみてください。
車の中で子供とできる言葉遊び
子供を連れた長旅を可能な限り楽しいものにするために、次のような言葉遊びを今度試してみてください。
1. 謎解きゲーム
このゲームは誰にでもわかりやすく、就学前の子供に最適です。そしてびっくりするほど長い時間、子供が楽しんで続けることができます。
やり方は簡単ですよ。まず参加者の一人が何かを思い浮かべ、それが何なのかヒントをいくつか言います。例えば、「私には小さな目があって、私は赤いもの」と言った調子です。そして他の人たちは順番に、その謎の物体がなんなのかを言い当てるゲームです。徐々にヒントを増やしていくとおもしろいですよ。
2. 場所のしりとりゲーム
このゲームはまず一人が目に入った場所の名前をみんなに言います。そして次の人は、その場所の名前の最後の文字から始まる、別の場所の名前を思いつかなくてはいけません。
例えば、最初の人は道の途中で通り過ぎた看板から、場所を選ぶことにしても良いでしょう。そして次の人は、その名前から次の場所を考えます。この調子で続けていきます。
3. 子供のまだ知らない言葉からお話を作るゲーム
このゲームでは、楽しみながら子供の創造力を育てることができます。まず子供がお話か文章を思いつくことができそうな言葉をあなたが選びます。
もし子供がその言葉を知らなかったら、説明してあげるか、それがどんな意味を持つのかゲームで教えてもいいです。こうして子供が言葉の意味を学び、そこからお話を作り上げることができるようにします。
「時に、私たちの言う現実の世界と子供たちの間には、実に薄っぺらなドアしかないものです。そしてほんの少しの風の力でそのドアは開くことがあるのです。」
シュテファン・ツヴァイク
4. アルファベット(ひらがな)くじ
まず、あなたが紙の上にアルファベット(もしくはひらがな)を書き出します。そしてそれぞれに順番に数字を書き、子供がその隣に書くことができるスペースを残します。
そして子供はそれぞれの文字から始まる言葉を思いつかなくてはいけません。AからZまで順番に行なっていきます。
Xから始まる言葉は限られているため、この場合はXが含まれている言葉なら何を使っても良いことにします。そして誰が一番早く、このリストを書き終わることができるかを競い合います。
5. お話を終わらせないゲーム
このゲームは子供のまだ未発達の能力である、物語を作り上げる力を育むのに最適なゲームです。やり方はふた通りあります。一つ目は、参加者の一人がまずお話を始める初めの言葉を選び、次の人が次の言葉を続けていく方法です。
このゲームでの目標は、文章もしくはお話を終わらせる人にならないようにすることです。
もう一つのやり方は、言葉から文章へと単位を大きくすることです。参加者のそれぞれが、次々と一文を続けていきます。さて、どんなお話になっていくでしょうか。
6. しりとり
皆さんご存知の定番ゲームです。まずテーマを決めて、それから最初の人が始めの言葉を言います。次の人は、その言葉の最後の音から始まる、別の言葉を思いつかなくてはいけません。
7. 動物、モノ、植物
このゲームはプレイヤーの想像力によってはあっという間に終わってしまことも、ずっと続けることもできます。一人がまず何か特定のものについて、それが動物なのか、モノなのか、植物なのかを当てます。
他のプレイヤーは20個まで質問をすることができ、質問を受ける人は「はい」か「いいえ」しか答えてはいけません。
例えば、木でできたテーブルは考えようによっては植物からできていることや、革の靴は動物だと言えるかもしれないことを考えると、このゲームは複雑になっていくこともできます。しかしそれがまた楽かったりするのです。
最後になりますが、車を運転している人はゲームに参加してはいけません。運転中に気が散らないようにすることが大切です。そして、他の人たちは今回紹介した簡単な言葉のゲームを運転手の邪魔にならないように楽しみましょう!
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