赤ちゃんのオムツはいつ替えたらいいの?:オムツの替え時

特に一人目の子供が生まれた親にとって、オムツをいつ変えたらいいのか?という疑問はよく起こると思います。
赤ちゃんのオムツはいつ替えたらいいの?:オムツの替え時

最後の更新: 07 5月, 2019

赤ちゃんのお尻が常に乾いていて、赤ちゃんが心地良くいられるのが理想的です。ですから、親や赤ちゃんの世話をする人たちが、オムツをいつ変えたらいいかを知っていることが大切です。

新生児は1日に20回ほどおしっこをしますから、面白い話ではあります。赤ちゃんが濡れたオムツをずっと履いていることは避けたいところではありますが、あまりにも頻繁にオムツを替えるのは避けたくもあります。

赤ちゃんのオムツをいつ変えたらいいの?

誰もが知っていることは、赤ちゃんがうんちをしたらすぐに取り替えた方が良いと言うことです。小さな赤ちゃんはオムツを替えた途端にうんちをすることもあり、そうしたらまた替えてあげなければなりません。一般的に、これは授乳が終わった後に起こります。

しかし、おしっこだけの場合、いつオムツを替えたら良いのかを知ることはもう少し難しくなります。それぞれの子供に特定のリズムがあり、一般的には赤ちゃんは授乳中により頻繁におしっこをする傾向にあります。

最善の策としては、授乳の直前や直後にオムツを替えると決めてしまうことでしょう。

また、赤ちゃんが眠る前にはいつも新しいオムツをつけるようにした方が良いです。そうすることで、寝ている間にたまり過ぎて漏れてしまうと言うことを防ぎます。

外出する際にも、帰宅までの間に替えなければならなくなる場合に備え、新しいオムツを必ず持って出ましょう。

もし赤ちゃんが授乳の後に吐き戻しをするようであれば、その前にオムツを替えてあげましょう。もし逆のことをしてしまうと、オムツを替える時に吐き戻しがもっとひどくなってしまうことがあるでしょう。

赤ちゃんの年齢ごとのオムツの替え時

もし赤ちゃんがまだ新生児の場合には、より頻繁にオムツを替えてあげる必要があります。これは、新生児が2、3時間おきにおっぱいを飲み、うんちもより頻繁にするからです。

また、母乳やミルクといった液体を飲むため、おしっこも頻繁にします。また、温度にもとても繊細なため寒さを感じると常におしっこをします。

 

オムツ 赤ちゃん いつ

赤ちゃんが成長するにつれて、一度にするおしっこの量が増え、頻度は減ります。

お尻が濡れているのは居心地が悪いものですので赤ちゃんは泣きます。ですから、様子に注意してできるだけ早く替えてあげるのが良いでしょう。

一方、オムツがずっと乾いている場合には医師に相談しましょう。 何かの異常か脱水の可能性があります。

なぜオムツを早く変えてあげることが大切なのか?

赤ちゃんのオムツが当たっている部位は、刺激物に対して弱いものです。ですから、排泄物が中に長くとどまっていると、赤ちゃんの肌に異常をきたす場合があります。

おむつと肌が擦れることと、オムツの中に排泄物があることが組み合わさると、バクテリアやばい菌の発生につながります。 そしてそれがお肌に刺激となり、発疹ができたり、放っておくと感染症につながります。これらに対して大丈夫な赤ちゃんもいれば、敏感な赤ちゃんもいることを覚えておきましょう。

また、忘れてはいけないこととして、オムツが吸収できる水分量には限度があるということです。ですから、赤ちゃんのおしっこがたまり過ぎれば漏れてしまいますし、赤ちゃんの体や服が濡れることになります。寝ている場合であれば、寝具も濡れてしまいます。

赤ちゃんが眠る前にはいつも新しいオムツをつけるようにした方が良いです。そうすることで、寝ている間にたまり過ぎて漏れてしまうと言うことを防ぎます。

赤ちゃんが寝ている間にもオムツは替えた方がいいの?

夜に赤ちゃんが寝ている時には、オムツは替えない方が良いでしょう。赤ちゃんの睡眠パターンを崩すことになるからです。

しかし夜中の授乳の前や後に、オムツを替えてあげることはできます。

もし日中に赤ちゃんが寝ていて、オムツを替えた方が良いことに気がついた場合には、赤ちゃんを起こしても良いでしょう。

音楽をかけたり優しく声をかけながら行うことで、赤ちゃんが日中の光や日中の活動時間に慣れることに役立つでしょう。

オムツ 赤ちゃん いつ

オムツを替える時に何をしたら良いの?

オムツを替える際には、それを赤ちゃんの感覚を刺激するための良い機会とすることができます。つまり、歌ったり、話しかけたり、音楽をかけたりして、オムツ替えを楽しいものにするのです。これら全てのことが、赤ちゃんが周囲に適応していく手助けとなるのです。

また、オムツ替えのたびに必要となるものは、手の届く範囲のいつも決まった場所に置いておくようにしましょう。新しいオムツやお尻拭き、薬やクリームなどです。

そうすることで、オムツ替えのたびに何かを探して慌ただしい思いをしなくて済みます。同様に、外出の際にもこれらのアイテムを一緒に持って出かけるようにしましょう。

赤ちゃんの年齢や、体の大きさにきちんと合ったオムツを選ぶこともまた重要です。オムツは小さすぎても大きすぎてもいけません。きついすぎると擦れたり刺激を受けるので、正しいサイズのはき心地が良いのです。

大きすぎるオムツは漏れの原因になります。また、ずり落ちたり腰の周りでねじれてしまうこともあります。

オムツを替える正しい瞬間を知ることは、いつも簡単なわけではありません。しかし今回ご紹介したシンプルな目安をもとに、あなたの赤ちゃんに必要な正しいお世話をすることで、赤ちゃんの衛生面を保ってあげてください。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Sugimura T, Tananari Y, Ozaki Y, Maeno Y, Tanaka S, Ito S, Kawano K, Masunaga K. Association between the frequency of disposable diaper changing and urinary tract infection in infants. Clin Pediatr (Phila). 2009 Jan;48(1):18-20.
  • Wesner E, Vassantachart JM, Jacob SE. Art of prevention: The importance of proper diapering practices. Int J Womens Dermatol. 2019 Mar 3;5(4):233-234.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。