赤ちゃんや子供にとってのお昼寝の重要性

· 2019年2月21日
子どもは大体4歳か5歳になるまでお昼寝をしますが、頻度や時間は子供によって異なります。子供にとってのお昼寝は、休息だけではない多くのメリットを体にもたらしてくれます。

睡眠は子供の健康に重要なものです。身体的、知的、感情的な成長に欠かせないものなのです。

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寝ている間は体を休めるだけでなく、脳は非常に重要な神経心理学的に重要なプロセスを行っています。

赤ちゃんと子供に与えるお昼寝のメリットについて学びましょう。体全体の健康と成長をサポートするのにとても大切なことだということが分かりますよ。

 

子どもにとってのお昼寝とは?

お昼寝の後の子供は、とても気分がすっきりとして機嫌が良さそうですよね。お昼寝をすることが出来なかった時と比べればそれは一目瞭然です。イライラして機嫌の悪い子供を見ると、たいていの親は「今日はお昼寝が出来なかったから機嫌が悪い」と言います。

赤ちゃんや子供にもたらすお昼寝のメリットとは何でしょう?

寝ている間に、身体的なエネルギーを取り戻す。体を休ませ、精神的なエネルギーを回復させます。

張り詰めた神経を和らげる。全ての刺激から一時的に離れることで、興奮したり不安に感じる気持ちを減少させます。

集中力、注意力、意志力を高める。

・記憶力の回復。お昼寝をした方が、学んだことをしっかりと吸収します。寝ている間に学んだことを記憶し、更に新しいことを学ぼうとする意欲が生まれます。

赤ちゃん

 

お昼寝が与える生活への影響

機嫌を良くして、前向きな態度を促す。お昼寝の後の赤ちゃんや子供はたいてい落ち着いています。また、新しいことを始める意欲もわきます。

正常な成長を促す。睡眠は特定の重要な機能を正常化します。成長に不可欠な成長ホルモンが放出されます。

夜の睡眠の質を向上させる。子どもが疲れすぎていたり、あまりにも興奮している時は、なかなか寝付けないことがあります。適切なお昼寝は夜の寝つきの良さや、質を高めます。

社会的な関り。お昼寝をしない子は攻撃的になったりします。感情的な成長やほかの子供との関わりに大きな影響を及ぼします。

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お昼寝の時間

成長するごとにお昼寝の時間帯は少なくなっていきます。4,5歳になるあたりまでは、数回に分けて寝ることもあります。それがだんだんと少なくなっていき、最終的には全くお昼寝をしなくなるでしょう。

新生児:1日に約18時間の睡眠を取ります。この時期の赤ちゃんは大人が起きている昼間に寝ていることが多く、お昼寝は8時間から9時間にも上ります。

1か月:1日約17時間の睡眠を取ります。この頃になると夜の睡眠が10時間ほどになり、お昼寝が8時間ほどと、少し減ります。

3か月:睡眠時間は1日16時間ほどになります。夜は10時間ほど寝るようになり、昼間は大体2時間ずつ3回ほどに分けて寝るようになります。

お昼寝する女の子

 

6か月以降

6か月:生後半年経つと、睡眠時間は約15時間になります。お昼寝は2回ほどになり、全部で4時間から5時間になります。

1年:1日約14時間の睡眠へと減ります。お昼寝の時間も短くなり、1時間から1時間半のお昼寝を2回ほど取ります。

18か月から4,5歳まではだいたい一定したリズムを維持します。1日約13から14時間の睡眠になります。2時間ほどのお昼寝を1度取る程度になります。

ご紹介したデータはおおよそのものです。子供はそれぞれ違いますし、リズムも異なります。重要なのは、お昼寝の邪魔をしたりせず、しっかりと睡眠を取らせてあげることです。

親の仕事の都合などで、子供の睡眠を削ってしまうのは良くありません。子供の正常な成長を妨げることになり兼ねないからです。子供の成長のため、お昼寝の時間は大切にしてあげましょう。

  • Azlan Ahmad Kamal et al. / Perceptions on taking a Daily Nap for a Better Quality of Life among Physical & Health Education students in Malaysia. Procedia – Social and Behavioral Sciences 35 ( 2012 ) 162 – 169.
  • Weir, K. The science of naps. American Psychology Association. 2016, Vol 47, Nº 7, 48. [Online] Avaiable at: https://www.apa.org/monitor/2016/07-08/naps