夜更かしをする子供は病気になりやすい

2019年3月21日
子供にとって睡眠はどれだけ大切だと思いますか?今回は、十分な休息が取れていないことで起こりかねない病気について学びましょう。

睡眠不足と様々な病気との間に関連性があることは明らかです。また子供の場合、十分な休息が取れないことが習慣となってしまうことがあります。今回は、なぜ夜更かしをする子供が病気になりやすいのか詳しく見ていきましょう。

夜更かしをする子供が病気になりやすいことを考えると、普段からの睡眠のルーティンが鍵となります。病気になりやすい子供たちは小さいうちから、良くない睡眠の習慣を身につけてしまっています。

睡眠不足は誰にも影響を与えますが、子供は特にエネルギーを回復させるために大人とは違う量の睡眠が必要です。やはり大人と新生児では違うのです。

 

それぞれの年齢に必要な睡眠時間

それぞれの年齢ごとに必要な睡眠時間を知ることは大切です。成長するにつれ、私たちに必要な睡眠時間は、1日に14時間〜17時間から、大人ではたったの7時間〜8時間へと変化していきます。一方、就学児の場合には平均で10時間〜12時間の睡眠が必要です。

もちろん必要に応じて、これらの数字が変わることはあります。しかし大切なのは、睡眠に関わる習慣と睡眠時間を可能な限り保つことです。

子供の年齢ごとに見る、必要な睡眠時間は以下の通りです。

  • 新生児から生後12ヶ月:1日に合計で11時間〜14時間が推奨されています。
  • 5歳まで:一晩に10時間〜13時間
  • 5歳から13歳まで:一晩に9時間〜11時間
  • 13歳から17歳まで:一晩に8時間〜10時間
夜更かし 子供 病気になりやすい

なぜ夜更かしをする子は病気になりやすいのか?

多くの病気は、寝不足や適切でない睡眠の習慣から始まります。子供に夜更かしをさせてしまうと、以下のような症状を起こす可能性を高めてしまっているかもしれません。

  • 不眠症:健全な睡眠のための知識が足りないために、質の良い休息を取るための習慣を身に付けることができない場合があります。その結果、夜更かしをして浅い眠りになり、何回も目が覚めてしまったり、最終的には休息を取ることができないということになります。
  • 小児疲労:子供に必要とされている睡眠時間を取らないと、疲れやすくなります。学校のある平日は同じ時間に起きることができても、週末となると違うことになります。いずれにしても、十分に休めていないと日中と夜間のいつもの活動ルーティンについていけない場合があります。
  • 無関心:この症状がある子供は、うつ病に似た状態を経験することになります。何もしたくない、やる気も起こらない。低いエネルギーに常に感情が影響を受け、孤立するようになります。
  • 不安:十分な休息が取れないと、感情の起伏が激しくなり不安症になることがあります。睡眠不足によって不安な気持ちになる考えが常に絶えず、それが悪化することになります。

「リラックスするための術を知ることは、仕事を行うための一部である。」

-ジョン・スタインベック

ベッドタイムのためのアドバイス

いつも決まったパターンで眠ることができていれば、時々であれば夜更かしをしても良いでしょう。重要なのは、例外もないほど厳しいスケジュールを立てることではなく、むしろ必要に応じて臨機応変に対応することです。

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いつが例外で、いつがスケジュール通りに寝ないといけない時なのかを、子供がきちんと理解しているようにしましょう。子供に適切な休息の習慣をつけさせるためのアドバイスとして、以下を参考にしてください。

役立つ習慣

  • 安定したスケジュール:決まった時間に就寝し、決まった時間に起きましょう。子供と一緒に、常に目安となるスケジュールを立てましょう。
  • リラックスできる環境を作る子供の寝室は休むための特別な場所にしましょう。テレビやゲームなど、気が散るものを置くのはやめましょう。眠るために用意された部屋が子供たちには必要です。
  • 眠るための準備をする:就寝前には、子供がリラックスした状態でいる方が良いです。アクション映画やホラー映画、ゲームなど、刺激の多いものは避けるようにしましょう。そのかわりに本を読んだり、落ち着いた音楽を聞くようにさせましょう。
  • 普段から会話をする:何か心配なことなどがあると、眠るときにまで気になってしまうことがあります。そのため、子供が何か気になっているものがないかどうか、どんなことでもいいので子供と話すようにしましょう。そうすることで、リラックスして子供が眠りにつけるようにしてあげましょう。
  • 栄養面に気をつける子供が食べるものに注意を払うことも大切です。中には、いつもの睡眠スケジュールを妨げるような刺激を与える食べ物もあるからです。

最後に、親は子供の栄養や学習面に気を配るのと同様に、子供の睡眠ルーティンについても注意を払う必要があります。長期的に見た場合、夜更かしをする子供は日中のアクティビティやムードに何らかの悪影響を受けるからです。

Golley, R. K., Maher, C. A., Matricciani, L., & Olds, T. S. (2013). Sleep duration or bedtime? Exploring the association between sleep timing behaviour, diet and BMI in children and adolescents. International Journal of Obesity. https://doi.org/10.1038/ijo.2012.212