子育てでありがちな7つの間違い:パパとママの疑問
子育てで最もよくやりがちな間違いを避けることで、より良い親への一歩が踏み出せます。
子育て中は、どんな親だって不安と苦悩を経験するものです。その理由は、どうやって子どもにとって最善な指導と規律を与えるべきかがわからないからです。
最もよく寄せられる質問は、例えばこんなのがあります。私は厳しすぎですか?独裁的すぎですか?それとも優しすぎですか?
子育て中にありがちな間違い
子育てに関して、するべきではない間違いを知ることが役に立つことがあります。知ることが予防措置となり、子どもの感情を傷つけることを避けられます。お子さんは、背中を見て育つお手本の人なしでは成長できない、と忘れないでくださいね。
1. 権威の格差
パパとママの子育ての基準が同じでないと、子育ての大きな間違いのひとつになります。矛盾するメッセージを受け取った子どもは、一体誰に従ったら良いのかわかりません。その結果、明確な指示なしでは混乱するように感じるでしょう。
あなたとパートナーの間で統一したメッセージがまだないなら、「あとでパパとママが二人で話して答えるわ」などと言うが、家族がひとつのチームだと伝えるのにベストです。
2. 継続性の欠如
パパとママは、気分で子育て方法を変えてはいけません。別の言い方をしますと、幸せな時でも、腹を立てている時でも、疲れている時だって、それぞれの気分で子どものある行動を許すかどうかを決め手はいけません。
気分によって変わると、子どもたちに紛らわしいメッセージを与えてしまいます。親は子育てに関して常に公平で合理的であり続けることが必要です。
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3. 子どもを見下す発言
残念なことに、子どもにとって無礼な態度を取る親はよくいるものです。例えば、「どうせ壊すだろうと思った」とか、「いっつもママをガッカリさせるのね」だなんて発言をしてしまっているかもしれません。
たとえ子どもがカッとすることをしても、大人は自分たちの役割と態度を維持し、子どもの感情をコントロールしようとすべきです。
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4. 約束を守らない
何かご褒美をくれると言っていたのに、結局その約束を破られると、子どもはガッカリしてやる気をなくします。例えば、子どもに宿題をせたり、家事をさせたり、単に行儀良くさせるためだったりにご褒美を使うことができるでしょう。
しかし、子どもが目的を達成する時に約束したご褒美を与えないと問題です。現実的な約束をし、ちゃんとご褒美を与えるようにしましょう。
5. 明確な制限を設けない
子育てにありがちな間違いのひとつは、明確なガイドラインがないことです。このような状況では、両親に一貫した基準や習慣化された制限がありません。
子どもが小さい時は、子どもの行儀が悪い時に躾をするのがまだ簡単ですが、思春期に差し掛かると親のコントロールと権威が及ばなくなります。
これにより、ガイドラインに従うことが段々難しくなります。従うことが可能な、具体的な規則を設けましょう。
「パパとママは、気分で子育て方法を変えてはいけません。」
6. 子どもと友達関係になる
親には親の役割があるので、子どもを友達として扱うのは間違いです。子どもには親という権威ある立場が必要です。もちろん、親は常に公正で信頼に基づく枠組みの中で行動するべきです。
7. 悪い手本になる
普通は、親が子どもに悪いことをしないように言い聞かせます。しかし、親が「悪いこと」をしているところを子どもに見られるかもしれません。
矛盾は有害なもので、子どもに悪影響を与えます。親が悪い手本を見せてしまうと、親の権威の正当性が傷つき、道徳的な教えが響かなくなります。
子育てのための提案
最後に、上でご紹介した間違いをしなくて済むように、ぜひ実践していただきたいアイデアをいくつかご紹介します。
- 明確で妥当な制限を設ける。
- 子どもの自主性と自律性を助けるため、自分の行動が招く結果を受け入れさせる。
- 年齢に応じた家事をさせる。
- 将来悪い行動を引き起こす望ましくない行いはさせない。
要するに、子育てでありがちな間違いは、子どもが大人になった時に悪い言動を招く可能性があります。これらのよくある間違いを知ることで、間違いを避けてより良い子育てができるようになるでしょう。