出産後にお腹をひっこめるには

新米ママの頭の中には、出産後どうやったら元の体型に戻れるかという疑問があることでしょう。忍耐が一つのカギですが、元の身体を取り戻すためにできることがいくつかあります。

多くの女性が、出産後どうやって元のぺたんこのお腹を取り戻そうかと心配しています。赤ちゃんにより膨らんだお腹は、なかなか元には戻らないものです。

出産後、あなたのお腹は柔らかく丸いままです。これは子宮が自然に大きくなり、肌が伸び、たまった脂肪があるためです。

あなたの全身が妊娠前の状態に戻るまでには時間がかかります。お腹も例外ではありません。

ゆっくりと、あなたの身体は保っていた水分を除去し、ためていた脂肪も減り始めます。

たった数日で元の体型に戻ってしまうママもいますが、そんなラッキーな女性は少なく、とても稀です。

ほとんどの女性は赤ちゃんによって膨らんだお腹が完全になくなるには数カ月を要します。しかし、このプロセスをスピードアップさせるためにできることがいくつかあるのです。

授乳は産後の体重を減らすのに役立ちます

出産後すぐに授乳を行うと、子宮に縮むように指令が送られます。 子宮が収縮すると、お腹が平らになり始めます。

さらには、授乳により多くのカロリーを消費でき、妊娠によって増えた体重を減らすことができます。

母乳を作り赤ちゃんに与えることは、あなたの全身にとっては臨時の運動のようなものなのです。

産後お腹をひっこませるための食事

バランスのとれた食事が、体重を減らすためにはいつも一番いいアドバイスです。あなたができることとしては、栄養士や栄養学の専門家と相談し、あなたのための食事プランを作ってもらうのがベストです。

授乳をしているなら、産後2、3週間は厳しいダイエットを始めるのはやめましょう。あなたの身体は、赤ちゃんのための母乳を作るのに妊娠週に蓄えた脂肪が必要だからです。

フルーツや野菜、たんぱく質の豊富な食事が、健康的であり産後にぺったんこのお腹を取り戻すために役立つでしょう。炭水化物の摂取を抑えることも多くの人に効果があります。

しかしカロリー計算にこだわりすぎないでください。新生児のためには、多くのエネルギーと元気な精神が必要です。なので、あなたの身体が必ず必要な栄養を得られるようにしましょう。

水分の保持とお腹のむくみ

余分な水分を保持していると身体がふくれ、むくんで見えます。水分の保持と闘うために、あなたができることもあるのでぜひやってみてください：

• 塩分の摂取を減らしましょう。塩分は、体内に不必要な水分をため込みます。さらに、高血圧の原因にもなります。食事中の塩分を減らすことは、産後の体重を減らすことだけでなく、あなたの健康全般にいいことです。
• 水分をたくさん摂りましょう。直感と反するように感じるかもしれませんが、水をたくさん飲むことで身体が水分を保持するのをやめ、適度に水分補給ができた状態にしてくれるのです。

産後平らなお腹を手に入れるためのエクササイズ

上で述べたようなアドバイスはとても役に立ちますが、それだけでは十分ではないこともあります。時間が経っても数キロが落ちないというときは、元の体型に戻るため運動をすると良いでしょう。

最低週に3時間の運動を目標にしましょう。

女性は、産後約6週間経てば運動を始めることができます。赤ちゃんによるお腹の膨らみをなくしたいなら、運動のやり方もコアを強め調節するよう作られたものでなければなりません。

• ヨガやピラティスのような鍛錬が、新米ママたちの間では人気になっています。これらは、柔軟性を高め適切な呼吸ができるようにするポーズを保つことに基づいた、負荷の少ないアクティビティです。

こういった種類のエクササイズは、コアを強くし、骨盤とお腹の筋肉を調整してくれます。そのため出産後平らなお腹があなたの目標なら、手始めに行うにはもってこいです。

以下のアクティビティはそんなに疲れるものではないので、赤ちゃんがいても毎日の日課に組み込むことができます。

• ウォーキングやジョギングはとても短い時間でいい結果を出すことにつながる可能性があります。早歩きかジョギングを45分間、週に3回行ってみてください。毎日できれば、さらに結果を速めることができるでしょう。
• お腹の運動。クランチやシットアップなどのお腹に集中したエクササイズで腹筋を鍛えるのもいいでしょう。

少しずつ、あなたのお腹は硬くなってくるはずです。元の体型に戻るのに時間がかかっても、母親としての楽しみを失わないようにしてくださいね。

赤ちゃんを産むことは美しく、自然なプロセスであり、すべての努力はする価値があります。