赤ちゃんと添い寝する利点
目が覚めると赤ちゃんがそこにいるという感覚、赤ちゃんの吐息を感じることより幸せに感じることはないでしょう。日本では添い寝や共寝をするのは一般的に感じることかもしれませんが、海外では添い寝や共寝をすることに対して賛否両論があります。今日は添い寝する利点についてお話をしたいと思います。添い寝により親密性が深まることはもちろんですし、その他にも様々な利点があります。小さいころの記憶はあまり覚えていないかもしれませんが、記憶の奥底には親子で寝ることへの安心感、信頼感が留まることでしょう。
添い寝/共寝をすることは、両親の選択により決まります。特に海外では添い寝をすることを躊躇う両親もいます。医者に行っても、添い寝をしていることを隠して話さないということもあります。医者から否定の言葉や添い寝のリスクを聞くのが怖いなんていうお母さんもいます。
けれども、いくつかの注意を守ればリスクはなく、一緒の空間で眠ることには安全の問題はあないでしょう。子供が自分の部屋で寝るべき時は思ったよりもすぐやってきます。子供自体も1人で寝たいと両親に聞くタイミングがいつか来ます。
その前に共寝/添い寝することの楽しさを感じても良いのではないでしょうか。それでは添い寝する利点について詳細に話をしたいと思います。
添い寝/共寝をすることで赤ちゃんのニーズに応えることができる
夜の間何度も起きることは、赤ちゃんに何か問題があるわけではありません。病気など何か悪い原因があるわけではないのです。赤ちゃんは一つのことを望んでいるのです。それは母親と親密性と愛情です。
産まれたての頃は、赤ちゃんの脳はまだ未熟です。赤ちゃんが必要とするのは食べ物、安全、そしてルーチンです。ルーチンが必要なのは、赤ちゃんがうまく体内時計をコントロールできるようにするためです。夜と日中を区別し、お風呂の後は休む時間がくることを理解します。そして、一番重要なのは必要な時には母親がそばにいてくれて、安心や食べ物を与えてくれるということです。
生物学的にも精神的にも赤ちゃんが安定の時期に入るのは3歳ころと言われています。脳が発達することで、夜中続けてぐっすりと眠ることができます。そのころまでは、添い寝をしても子供が親をいつも必要とする習性がつくことの心配もないでしょう。それよりも添い寝の利点が大きいのではないでしょうか。
添い寝をすることで体温の調整ができる
添い寝をすることで赤ちゃんがリラックスし安心感を持つのはもちろんのことですが、添い寝をすることで赤ちゃんが自身の体温をうまくコントロールできると言われています。
- 赤ちゃんと肌が触れ合うことで、母親はおっぱいの肌の体温を赤ちゃんに合わせて変えると言われています。赤ちゃんが寒い時には肌の温度があがり、赤ちゃんが暑い時には肌の温度を下げると言われています。
- これは同調性と呼ばれるもので、赤ちゃんの子育てに役立ちます。あかちゃんおっぱいは赤ちゃんがすくすくと育つには必要なスペースだからです。
添い寝をすることで親密性を保てる
家族はこの世で唯一の揺らがない石で、唯一の持続的な組織である。―リー・ラコッカ
一緒に目が覚め、穏やかな時間を過ごすことは親子にとって精神的な安定剤になることでしょう。人間として、保護者が近くにいるということは赤ちゃんにとってとても安心できるものです。
- 赤ちゃんにとって最初の数年はお父さんとお母さんが近くにいると感じることが成長に重要なものになります。
- もう一つ大切なことは、お母さんはお父さんの世話をする役割があり、お父さんもお母さんの世話をする役割があるということです。夫婦が親密な関係にあったうえで、赤ちゃんはより安心感を感じることでしょう。
添い寝/共寝をすることで、親子の絆は深まることでしょう。それぞれがお互いを支え合うことで、子供がすくすくと成長できることでしょう。添い寝する利点をしっかり考え共寝をするか考えてみましょう。
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