子どものイマジネーションとは?

· 2018年11月20日
自尊心の喪失、励ましの欠如、家や学校での厳格な空気などは子どものイマジネーションを殺してしまうかもしれません。

子どもに何か優れたものがあるとすれば、それはイマジネーションの力と自分の世界を創り出す力です。この記事では、子どものイマジネーションのさまざまな段階とそれをどう刺激したらいいかについて見てきます。

空想と直感は子どもの主な特徴です。イマジネーションは子どもにとって日常のアクティビティの一環なのです。

また、イマジネーションは子どもに最もよく見られる素質の一つでもあります。それは自分のまわりの世界とコミュニケーションをとるための手段なのです。

子どもの現実がどんなものであろうと、子どもはいつも自分だけの視点を持っています。イマジネーションが子どもの手を取って、さまざまな経験をさせてくれるのです。

今日は、子どものイマジネーションの素晴らしい宇宙について見ていってみましょう。

子どものイマジネーションとは?

不思議なものや抽象的なものがこの世界の定義を包んでいます。それはなぜでしょうか? イマジネーションの世界では、制限や論理が存在しないからです。

それは子どもの衝動、自分の宇宙を広げたい…知っているものや見たことのあるもの、経験したことのあるものを超えていきたいというコンスタントな願いの中からあふれ出てきます。

子どものイマジネーションはオリジナルで機知に富んだアイディアを生み出したときにピークを迎えます。それは、「既成概念を超えた考え方」とも言えます。

子どものイマジネーション

子どものイマジネーションの特徴

イマジネーションは二つの要素でできています。一つは外部的なもの(子どもの環境)で、もう一つは内部的なもの(世界についての印象)です。

これら二つの要素が、子どもが知識を得るとともに発達していきます。また、それにより子どもが人間関係について学び、それを構築していくことにも役立ちます。

ですので、子どものイマジネーションが働いているのを、子どもが遊んでいるときやお話をしているとき、食べたり着替えたりしているときに見ることができるのです。子どもの認識と主観性は、子どものイマジネーションの最も素晴らしい特徴の一つでです。

空想とイマジネーション

この二つには違いがあります。先に述べたように、イマジネーションは子どもの現実の認識と再構築から出てきます。一方空想は、思考の想像的機能から出てくるのです。

したがって、これは子どもの環境とはリンクしていません。空想もイマジネーションも関係がありますが、これら二つは子どもの違った段階で発達するものなので、区別をしておくことが大切です。

イマジネーションは10代になっても(そんなに明らかではありませんが)存在しますが、空想はもう少し早い段階でなくなります。ですので、小さいときに楽しんでおくことがとても大切なのです。

子どものイマジネーションの発達

赤ちゃんの脳は、その後の人生を導くつながりを作っている最中なので、とても複雑です。よく使われるつながりは残り、そうでないものはゆっくりと消えていきます。

ですので、赤ちゃんの最初の3年間の重要性について指摘している研究がたくさんあるのです。この時期は、子ども時代にさまざまな経験を「調整する」ために最も適した時期なのです。

さまざまな言語の音楽を聴くこと、本を読むこと、遊ぶこと、歩いたりさまざまな活動をすることで、脳のつながりの発展を助けてあげることが勧められています。こういった刺激がイマジネーションの発達につながるのです。

赤ちゃんのイマジネーションの発達の仕方は、とても定義するのが難しいものです。イマジネーションは自分を主人公として認識できるような状況に立った時に発達し始めます。

例えば、親や先生が空想してお話をするときなどです。これにより、子どもの「イマジネーションのつながり」を脳の中に作ることができるのです。

1歳~3歳の子どものイマジネーション

この年齢の子どものイマジネーションはほとんどが真似することからきています。ですので、子どものイマジネーションの最初の経験は、まわりで起こっていることを真似することです。

犬が吠えたら、子どもも吠えたがります。こういった真似をすることで、イマジネーションが発達するのに役立ちます。

幼稚園生のイマジネーション

この段階では、子どものゲームの中に原型が見え始めます。例えば、おままごとをしたり、お人形を赤ちゃんのようにお風呂に入れたり、ご飯をあげたりする子もいます。

小学生の子どものイマジネーション

この段階では、社会化する本能から、集団で遊ぶための扉が開きます。こうすることで子どもは一緒にイマジネーションを行うことができます。新しい経験への好奇心が、主な原動力です。

小学生のイマジネーションは真似することから来ていません。子どものイマジネーションはもっと大胆になってきているからです。この段階の子どものイマジネーションはより抽象的になってきます。

子どもの イマジネーション は年齢で変化する

自閉症のある子どものイマジネーション

自閉症の主な特徴の一つは、学習が難しいということです。その結果、日常的に想像の世界で生きることで現実を回避しているのです。

自閉症の子供のイマジネーションの方法はずっと複雑です。また、それは言葉や運動技能が伴わないこともあるので、目には見えにくくなります。

自閉症の子どものイマジネーションは、論理や理屈から来ているように見えるので、とても違ったものかもしれません。そのイマジネーション方法は神経科学者によって今だ研修途中です。

子どものイマジネーションを発展させるには

  1. 子どもにありのままでいるよう教えましょう。
  2. 自分の能力を試させてあげましょう。
  3. 新しいものを発見するよう教えましょう。
  4. イマジネーションを刺激するゲームをしましょう。

イマジネーションの欠如

自尊心の喪失、励ましの欠如、家や学校での厳格な空気などは子どものイマジネーションを殺してしまうかもしれません。

子どもの創ったものをいつも批判したり、論理にかなわない創造を自由にさせてあげなかったりしても、親は子どものイマジネーションを減退させてしまう可能性があります。

そうしないために、子どもにいろいろな発見をさせてあげることが大切です。自分の好きなもの、心地いいと思うものを選ぶ自由を与えてあげましょう。

そうすることで自信を取り戻し、究極的にはイマジネーションが飛び立つのを助けてあげることになるでしょう。