命の愛にママと呼ばれるということ

私たちがいつも赤ちゃんのそばにいたいと願い、優しく話しかけ夢中でかわいがるのは母親の愛によるものです。
命の愛にママと呼ばれるということ

最後の更新: 29 10月, 2018

私たちの 命の愛 がママと呼んでくれます。鼻水も飛ばします。泣きもします。かんしゃくが抑えられなくなって手当たり次第に物を壊してしまいます。

時にはそんなことをしますが、同時に優しさや愛で爆発しそうなほど心をなごませてくれます。子供たちに抱きしめられたり、愛情をぶつけられることほど特別なことはありません。

ママになるということは、それから先の人生、果てしなく輝く笑顔の下で勝手に脈を打って生きることを学ぶ自分の心を身体の外に持つということだからです。

赤ちゃんの足 命の愛

命の愛 :母親の愛は生き残るための最高のマニュアル

母親の愛は、私たちに第六感を与えます。これは全ての瞬間にどのように愛情を与えるべきかを知る特別な本能です。私たちにとっても子供にとっても生き残るための最高のマニュアルで、特別な感覚、守りたい気持ち、愛情を迷うことなく使っています。

また、これは日々大きくなるタイプの愛情で、大きさや限度や条件などはなく、常に無償で与えられるものです。なぜなら子供への愛情は、十月十日の妊娠期間中からやさしく深く、他に比較のしようのないほど特別な形で始まるからです。

 

健全な愛着、母と子の特別な絆

子供の愛着について語る時、それは女性が母性を感じ始めてから母親と子供の間に生まれる愛情の絆をさします。この愛着は母親の愛情の基となり、子供が必要な世話を確実に得ることにつながるとともに、無条件で半永久的な愛情のつながりを確立させるでしょう。

鼻と鼻をくっつける母子 命の愛

初めて会った瞬間から、赤ちゃんのまあるい顔、広いおでこ、大きな目、柔らかな頬、ぺたんこの鼻、ちっちゃなあごが、優しさと愛情のつながりを実現させるのです。

 

そしてこの愛が、名を持つことのできる生身の人間であることに気付き、それを自然と守り、日々1秒ごとにますます強く愛するようになるのです。赤ちゃんの方は、自然に与えられた力で、泣き声や笑顔などの感情表現を通して私たちの愛情に応えます。

生後数か月間の赤ちゃんの泣き声は、私たちが赤ちゃんを守るように引き付ける強力なサインとなっていて、それが赤ちゃんの平穏を保証します。赤ちゃんの泣き方は一人ひとり違いますが(母親はすぐに自分の子供の泣き声を聞き分けることができます)、泣き声にもいくつかの種類があります。

  • 痛みによる泣き声は突然始まり、リズムがないことが特徴です。
  • 空腹による泣き声や、寒さなどの不快感による泣き声は初めは小さく、だんだん激しくなります。
  • 母親がそばにいないと感じ一人になることによる泣き声は、愛情をもってそばにいてもらうことが、空腹を満たすことや寒さから身を守ることと同様に必要であることの裏付けでもあります。
母親の指を握る赤ちゃんの手

 

子供のもう一つの強力なサインは笑顔です。生後1週目から何らかの形で現れ、生後2、3か月ごろには確かな笑顔になります。この笑顔は私たちの心をとらえ、あらがいようのない母親の愛情の渦に包みこみます。

こういった感情表現によって、母親と赤ちゃんはお互いを知り、愛情のコミュニケーションをとります。その中で世界中でこれほど特別な誰かとつながりを感じることの意味を共に学んでいきます。

私たちがいつも赤ちゃんのそばにいたいと願い、優しく話しかけ夢中でかわいがるのは母親の愛によるものです。そして私たちを包むかわいい声でママと呼ぶ赤ちゃんのサインに敏感になって赤ちゃんの気持ちを感じることができるのもそのためなのです。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Bowlby, J. (1986). Vínculos afectivos: formación, desarrollo y pérdida. Madrid: Morata.
  • Bowlby, J. (1995). Teoría del apego. Lebovici, Weil-HalpernF.
  • Garrido-Rojas, L. (2006). Apego, emoción y regulación emocional. Implicaciones para la salud. Revista latinoamericana de psicología, 38(3), 493-507. https://www.redalyc.org/pdf/805/80538304.pdf
  • Marrone, M., Diamond, N., Juri, L., & Bleichmar, H. (2001). La teoría del apego: un enfoque actual. Madrid: Psimática.
  • Moneta, M. (2003). El Apego. Aspectos clínicos y psicobiológicos de la díada madre-hijo. Santiago: Cuatro Vientos

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。