抱っこばかりせがむ赤ちゃんに困っているママへ
赤ちゃんを抱っこするということは非常に自然なことです。実際、親子の関係を強化する重要な方法の一つとして赤ちゃんにはそれが必要なのです。またいつも抱っこされていたいのは、ママやパパが守ってくれているという感覚、ママやパパへの信頼がより感じられるからです。
さてそれはさておき、いつも抱っこしてあげる時間があるわけではありません。そこでこの悩みが発生します。「抱っこばかりせがまれたらどうしたらいいの?」
赤ちゃんが抱っこばかり要求する場合に家事をこなす方法
確かに赤ちゃんにはお世話が必要です。けれども赤ちゃんがいつも抱っこをせがんでばかりの場合、どうやって家事とのバランスをとれば良いのでしょうか。まずはこのアドバイスを試してみてください。
- 一番シンプルな解決法は、赤ちゃんが眠っている時間を活用することです。そうすれば邪魔されることなく作業ができるでしょう。この方法のデメリットは、赤ちゃんが眠るとあなたも休憩したくなるだろうということです。
- そこでもう一つのアドバイスは、ベビーキャリアとも呼ばれる抱っこ紐を入手することです。このグッズを使えば、両手が空いて家事ができますし、赤ちゃんも離れたくないママの体温を感じていられます。
要注意ポイント… 抱っこ紐で赤ちゃんを抱いたまま料理をするのは危険ですから避けましょう。このグッズのメリットは散歩に出た時にも楽で、特に荷物がある時には便利だということです。
赤ちゃんはいつ自立するべき?
生まれて数か月の赤ちゃんは、守られている、愛されていると感じるために抱かれることが必要ですが、成長するにつれてもう少し自立し、一人でいられるように教えることが大切です。
例えばすでに1歳か2歳であれば、泣き声が聞こえてすぐとんでいくべきではありません。それを続けているとちょっとした泣き声であなたをコントロールできると思ってしまうでしょう。
だからといって、赤ちゃんを放っておくということではありません。まだあなたの保護とお世話が必要だからです。けれども過保護になるのを避ける必要があります。
どのように自立させる?
赤ちゃんがいつも抱っこをせがみ、ベビーベッドやベビーカーに慣れない場合は少々難しいことです。それだけでなく、日に日に体重は重くなり、その上他の人が抱くのも受け入れないときています。とは言え、忍耐と時間をもってすれば、今より自立させることはできるはずです。
大変役立つのがベビーキャリアとも呼ばれる抱っこ紐です。このグッズを使えば、両手が空いて家事ができます。
赤ちゃんには分からないという考えを捨てる
赤ちゃんはとても賢いもので、あなたが教えることを理解することができます。ですから我慢してママの手が空くのを待たなければいけないとか、ママは疲れ切っていて休まなければいけないということを説明しましょう。
おそらく初めのうちは言うことをきかず、ぐずり続けるでしょう。この反応はセルフコントロールする能力が発達していないからです。それでも譲ってはいけません。この方法でのみ、他の人のことも考えること、常に自分が中心ではないのだということを理解することができるのです。
これはあなたが厳しいママであるということにはなりません。ママにぴったりくっついていなくても安心を感じられるように教えるということだからです。この目標を達成するためにできることを以下に挙げます。
- パパにも赤ちゃんのお世話を頼みましょう。
- 信頼できる人たちを家に呼び、その人たちと遊ばせましょう。
- カラフルで音が出るおもちゃを与えましょう。一人遊びができるかもしれません。
- ちょっとの間落ち着くように、くだものやビスケットなどを与えましょう。
- 歩行器を使うのであれハイハイであれ、赤ちゃんが家の中を自由に動けるようにしましょう。もちろん、危険のないように必要な安全対策はとらなくてはいけません。
お散歩の時に抱っこばかりせがむ場合は?
赤ちゃんはお出かけが大好きです。屋外に出ると自由を感じ、新しいことを学べるので、一人で歩くのが好きなものです。それなのに赤ちゃんがお散歩の時に抱っこしてほしがるのは、疲労の現れかもしれません。
ですから外出の計画をしっかり立てる必要があります。でないと抱いて歩くことになりママはぐったりということになりかねません。以下のアドバイスを参考にどうぞ。
- 十分な水と食べ物を準備して持って行きます。そうすればより長い間エネルギーを維持できるでしょう。
- ボールなどの外で遊べるおもちゃも持って行きましょう。
- まだ歩き始めていないなら、必ずベビーカーを持って行きましょう。歩き始めている赤ちゃんがつかれた時もベビーカーに乗せて帰って来られるので便利です。
最後に、あなたの赤ちゃんがいつも抱っこばかりせがむのは、わがままばかりではなく必要でもあるということを覚えていてください。与えるべき愛情をたっぷり与え、少しずつ自立するよう教えていきましょう。
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