赤ちゃんがおしゃぶりをくわえながら寝ても大丈夫?
寝る時間に赤ちゃんが何かくわえると安心するので、おしゃぶりはかなり便利なものです。親御さんの多くは、おしゃぶりをくわえながら寝ても大丈夫なのかどうか気になりますが、その答えは「大丈夫」です。
赤ちゃんがおしゃぶりをくわえながら寝ても、特に危険はありません。
赤ちゃんが疲れたり、つまらない時、または単にほっとしたい時に、何かを口にくわえたくなります。おしゃぶりがなけれダメな赤ちゃんもいれば、そうでもない子もいますが、夜ぐっすり寝るのに安心感をもたらすものというのは確かです。
もちろん寝ている間におしゃぶりが自然に口から外れてしまうこともありますが、またおしゃぶりを口に戻す必要はありません。
しかし母乳育児の場合は、おしゃぶりに切り替えるのを少し待つようにしてください。 母乳での授乳がしっかりと確立していることを確認してからの方が良いでしょう。
母乳育児が落ち着いてくるのには、2、3週間かかります。赤ちゃんがもうしっかり栄養補給されて空腹ではない状態で、赤ちゃんを落ち着かせるのにおしゃぶりを利用することができます。
さらに夜間充分な休息を取るための要素として、おしゃぶりはあまり関係ないとの研究もあります。
実際に、おしゃぶりで寝る赤ちゃんとおしゃぶりを使わない赤ちゃんの間に、睡眠パターンの違いはあまり見られません。そこで親御さんは赤ちゃんがおしゃぶりなしでは眠れないことを、それ程心配しなくても大丈夫です。
子どもがおしゃぶりをくわえながら寝ても大丈夫?
その答えは大丈夫です。寝る時間におしゃぶりを与えても大丈夫なのです。しかしおしゃぶり使用の安全性に関して、ぜひ考慮しておいた方が良いことがあります。
以下、おしゃぶり使用の安全について、ぜひ気を付けたい注意事項をご紹介します。
- おしゃぶりに紐を取り付けると、首を絞める危険があります。
- 母乳での授乳を練習している間は、夜おしゃぶりを与えないようにしましょう。
- おしゃぶりをいつも清潔に保ち、お湯で殺菌洗浄するようにして下さい。
- 赤ちゃんの年齢に合った大きさのおしゃぶりを使用しましょう。
- おしゃぶりを何かで覆わないように気を付けてください。
- 解体できない一体型のおしゃぶりを選びましょう。
- おしゃぶりのシールドには必ず空気穴があることを確認してください。
夜間充分な休息を取るための要素として、おしゃぶりはあまり関係なく、おしゃぶりで寝る赤ちゃんと使わない赤ちゃんの間に、睡眠パターンの違いはあまり見られません。
おしゃぶりを使って寝るメリット
おしゃぶりを使って寝る一番のメリットは、赤ちゃんが落ち着いて安心できるということです。赤ちゃんがおしゃぶり大好きになると、なかなか離れられなくなり、お昼寝でも夜寝る時間でもおしゃぶりを離さなくなるでしょう。赤ちゃんが落ち着いていると、親も落ち着けるというのは誰でも想像できますね。
寝る時間になっておしゃぶりを外そうとすると、赤ちゃんが嫌がって機嫌が悪くなるかもしれません。そんな時には、赤ちゃんが安心するおしゃぶりは、特に悪い影響がないものだと覚えておいてください。おしゃぶりをくわえているとほっとして、簡単に眠れるようになるのです。
その他のメリットとして、おしゃぶりを使って寝ることで乳幼児突然死症候群を防止します。正確には、疾患の危険性を50%抑えらるという結果が出ています。
さらにおしゃぶりによって、赤ちゃんは自分の感情をコントロールできるようになり、就寝時間にリラックスして、平穏な気持ちで眠るようになります。
同様に、おしゃぶり使用と乳児突然死症候群の発生率との関係についていくつもの研究が行われています。このような結果になる明確な原因はまだ究明されていませんが、夜間におしゃぶりを使うことで、この疾患が起こる可能性を軽減できるという研究結果はかなり確実となってきています。
結論として、赤ちゃんがおしゃぶりをくわえながら寝ても大丈夫だと覚えておいてください。眠る時におしゃぶりを外したがらなくても、特に心配は要りません。おしゃぶりをくわえることで赤ちゃんが安心感を得るというメリットはとても大事です。
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