おしゃぶりを卒業させるには?
赤ちゃんにおしゃぶりをやめさせるための確立された方法などありません。これは大前提です。その上で、この記事ではいくつかの参考にしていただきたいポイントを紹介したいと思います。ちょっとした工夫でうまくいくかもしれませんよ。
おしゃぶりを辞めさせるために、事前の準備は必要ありません。
しかし、辞めさせるタイミングに注意してください。例えば、大きな変化や、弟妹が誕生するタイミングは避けるべきです。変化が重なることは、子供にストレスを与えしまいかねません。
おしゃぶりをやめさせる時期が早ければ早いほどやめさせるのは簡単です。仮に、12ヶ月経って、習慣化してしまえば、赤ちゃんにやめさせるのは容易ではありません。
他の中毒症状と同様、徐々にやめさせることが大切です。そうすることで、おしゃぶりへの依存を断ち切ることができます。ゆっくり行うことが結果的に保護者にとっても赤ちゃんにとっても負担を軽減することになるのです。
一度試してみて、うまくいかくとも、落胆したりパニックになる必要はありません。赤ちゃんにストレスやプレッシャーを与えてはいけません。苛立ち、憤ることは母親としての能力を反映するものではありません。
時が来れば、子供はおしゃぶりをスッパリやめるでしょう。難しく考える必要はありません。世の中には、他に大変なことが山ほどあるはずです。
以下に赤ちゃんにおしゃぶりを辞めさせる際に参考にしてほしいポイントをいくつか紹介します。
おしゃぶりを辞めさせるには?
おしゃぶりをやめさせるために、いくつか実践してほしいポイントがあります。ぜひ参考にしてみてください。
1.想像力を発揮する
幼少期はおとぎ話の世界です。お母さんが想像力を発揮するのに最適な時期なのです。おしゃぶりをやめさせるために、想像力を発揮してください。この時期にこそ、効果的な方法があるはずです。
言い方は悪いかもしれませんが、子供をうまく騙すのです。例えば、夜の間におしゃぶりを集めて回る妖精がいたらどうでしょう?
妖精はおしゃぶりを集める代わりに、小さな贈り物を残すのです。こういった物語が、子供に変化に対応するためのモチベーションを与えます。そして、子供の想像力を刺激するのです。
2.段階的に減していく
突然、おしゃぶりを完全にやめさせるのに抵抗のある方は、おしゃぶりの時間を徐々に減らしていきましょう。まずは、お昼寝の時間や、夜の就寝時間のみにおしゃぶりを与えるところからスタートしてみてください。
数週間置いてから、お昼寝の際のおしゃぶりをやめさせてみる。さらに時間を開け、子供がおしゃぶりなしでお昼寝できるようになってから、夜間のおしゃぶりをやめさせましょう。
また、最初からおしゃぶりを見せるのではなく、ポケットに隠しておくようにしましょう。おしゃぶりを与えるまでの時間を徐々に増やしていくことが大切です。おしゃぶりがなくとも、赤ちゃんが落ち着いているようであれば、おもちゃ等、おしゃぶり以外に赤ちゃんをリラックスさせられるものを与えてみましょう。また、子供をあやしてあげても良いでしょう。
「おしゃぶりを辞めさせる時期が早ければ早いほど辞めさせるのは簡単です。仮に、12ヶ月経って習慣化してしまえば、赤ちゃんにやめさせるのは容易ではありません。」
3.別の方法で赤ちゃんを落ち着かせる
おしゃぶりをやめさせる際、最初の数回は別の方法で赤ちゃんを落ち着かせる必要があるかもしれません。抱っこしてあげたり、歌を聞かせてあげる、マッサージをしてあげても良いでしょう。
目的はとても明白で、おしゃぶり以外の方法で、赤ちゃんの不快感を和らげ、赤ちゃんを落ち着かせることにあります。また、毛布や、ぬいぐるみを用いても構いません。きっと少しの工夫でうまくいくはずです!
4.情報を共有する
最後になりますが、赤ちゃんの面倒を見る全ての人の間で情報を共有しておくことが大切です。子供を混乱させないために、家庭はもちろん、保育園にも知らせておきましょう。
ここまで、参考にしていただきたいポイントをいくつか紹介してきました。しかし、子供はそれぞれが異なっています。全ての子供に同じ方法が有効とは限りません。
忍耐強く、初志貫徹することが大切です。重ねて申し上げますが、難しく考える必要はありません。この記事を参考にしていただければ、きっと目標を達成できるはずです!
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
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