子どもの遊び:脳では何が起こっているのか?

· 2018年9月6日

子どもが遊びに夢中なとき、脳の中は非常に活動的になっているでしょう。遊びの効果をあまり信じない親も多いですが、これは非常に複雑な活動で、脳内でホルモン反応を引き起こします。

子どもが遊ぶときはいつでも、脳で化学反応が起き、エンドルフィンとエンケファリンを分泌します。この化学物質は神経細胞を緩和させ、子どもは落ち着いて、嬉しさを感じるのです。

これは遊びの最中に、とても創造的なアイデアが浮かぶという理由付けにもなります。

見方を変えれば、遊びは最高の活動であり、子どもの人生における、学習、訓練、挑戦、楽しみの源泉とも言えます。

身体的にも精神的にも、子どもの社会性においても、遊びは有意義です。それは遊ぶことで脳の化学反応が引き起こされ、ホルモンの働きが脳で始まるからです。

子どもが遊ぶとき脳の中では、人の気持ちを調整したりバランスを取ったりする、セラトニンと呼ばれる物質がいっぱいになります。

それは遊ぶことで子どものストレスを減少させ、良い気分になるという意味です。遊ぶという活動により、アセチルコリンも分泌され、集中力、記憶力、学習能力を向上させます。

同時にドーパミンにより、子どもは身体を動かしたいと思い、遊びに合わせた筋肉を作る効果もあります。この化学物質は子どもの想像力を高め、すばらしいものを作り出すことができるようになります。

子どもの遊び

遊ぶことで子どもの脳は学習している

遊んでいる子どもの脳は、争いごとを収めて、社会性を持つために必要な方法を生み出します。大抵の場合、2人の子どもがお互いを見て、笑顔を見せれば、喧嘩が起こっても、やがて収まり、また遊び始めるでしょう。

また、遊びは子どもの創造性に刺激与えると証明されています。遊びを通して、子どもは習得したことを再現し、まとめることができるからです。

また遊びの別効果は、特に大勢で遊ぶときに、遊びのルールを作りそれを守ることで、衝突を避け仲直りする方法を学びます。

小さい子は歌やゲームを通して他の言語を学びます。これもいわゆる「遊び」を通して、子どもが学習して成長することが一番であるという「しるし」です。

さらに、子どもの活動が楽しいと、脳は簡単に学ぶことができるという研究結果が出ています。子どもにとって楽しければ、部屋の片付けも、外国語を学ぶことも出来て、遊び感覚で新しいことに挑戦できるのです。

スペイン小児科学会によると、子どもの遊びは学習、興味、創造性を生み出し、精神運動技能を向上させるそうです。

遊びながら、身体的、精神的、知的効果を高め、そこで子どもに新しいことを、お手伝いとしてでなく、新しい遊びとして教えてあげることを、小児科医は勧めています。

子どもの遊びは大事

遊びの感情的効果

子どもの教育の中で、遊びは一番重要な科目と言えるでしょう。特に遊びは学校のプレッシャーを緩和し、宿題のストレスを解消します。

スペインの心理学者そして作家でもあるロサ・ホーヴェ氏が勧めているように、子どもを大切に育てたい親は、いつも子どもに遊ばせるようにするべきです。

ホーヴェ氏が呼びかけるのは、大人と同じように、子どももストレスを感じるものだと理解してほしいということです。子どもを遊ばせることで、家庭生活が調和的になるので、子どもの遊びは家族みんなにとって有意義なのです。

また、現在6歳以上の子どもは2時間以上自由に遊んでいない、と著者は述べています。子どもの自由時間をもっと大切にしてあげなければいけません。

ストレスが溜まるような活動を、いくつも子どもにさせるのはやめましょう。大人と子どものためにも、学習するベストな方法として、遊びの効果をお忘れなく。

それ以上に遊びは子どもの社会的人間関係を形成し、子どもの内面も強化するという利点もあります。

「子どもが遊ぶとき、脳では何が起こっているのか?」と聞かれたら、答えは簡単。「まるで魔法のようなことが起こっているんですよ。」と答えてあげましょう。

お人形で遊んだり、ボールで遊んだり、かくれんぼに夢中になっていたり、自分の想像世界に入り込みながら、子どもは学び、楽しみ、リラックスし、夢を見て、想像して、様々な問題解決しているのです。

子どもを遊ばせることの重要性もあなたももう一度考えてみてください。