出産に伴う痛みについて

2018年9月1日

「純粋な苦痛」、出産を経験したことのある女性はその深く、激しく、包まれるような痛みをこう表現します。定義することが難しい、説明することはもっと難しい、そんな痛みです。

しかしそれ以上に不思議で謎なのは、そんな苦痛を耐えられるようにしてくれる、愛の力の方なのです。

もちろん、科学者たちもこの現象に関して様々な研究を行なってきました。その結果、母親という人間がその人生で最も大切な日にどんな苦痛を乗り越えているのか、少しだけでも、理解できるようになりました。

この痛みがあるから、そしてそれを耐えることのできる真の愛があるからこそ、新たな命たちが誕生できるのです。

科学による痛みの定義

人間の身体が許容できる最大の痛みは、45ユニットだと言われています。しかし出産による痛みはこれを優に超え、57ユニットまで到達するのです。

数字だけでは分かりにくいため他の例えを使いましょう。経膣分娩を行なう母親に伴う苦痛は、体中の骨20本を同時に折ってしまうのと同じ痛みだとされています。女性の強さとはまさに不思議かつ美しい、称賛に値するものと言えるでしょう。

出産の痛み2

出産、それは人生で唯一苦しむ価値のある痛みである。

では、他人がその痛みを測ることはできるのでしょうか。痛みは、私たちの身体に存在する「侵害受容器」と呼ばれる神経細胞によって感じることができます。

侵害を感知したとき、脳に信号を送ることで痛みを発生させ、その苦悩や不快感を和らげるように反射させるための細胞です。

研究では、経験者の主観的要素が強くなりすぎるため、残念ながら他人が測るのは困難であると結論付けられています。

母から子への愛

出産を経験したことのある母親たちのほとんどは、この記事に書かれた事実に賛同してくれることでしょう。

しかし彼女たちは、「特別な日」のうち最も重要で最も思い出深いできごとは、その苦痛ではないことも知っています。

母が子に対して感じる愛情は何よりも強く、母親にとっての不可能も可能にし、勇気や強かさを与えてくれるものです。

あらゆる障害物を乗り越えさせてくれる、痛み・恐怖・疑念など置き去りにさせてくれる、子どもという弱点を持った今自分自身を真に強い存在にしてくれる、できないことなどないと全身をエネルギーで満たしてくれる、それが母の愛というものなのです。

出産の痛み3

自分の心の中にこんな部分があったのだと、子どもを愛するようになって初めて気付くのです。

-アン・ラモット-

の戦士であり、生命の創造主であり、そして夢の守護者である母に、この世界で私たちが私たちとして存在できていることを、今一度感謝しましょう。

命の誕生を社会的に祝福する人間という動物。自然分娩や帝王切開など、関係ありますか? そこにあるのはみんな同じ、努力と犠牲と献身性によって成り立った、限界を知らない愛なのです。

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