心の発達がわかる赤ちゃんの笑顔

2018年6月28日

赤ちゃんの笑顔、微笑んだり、大声で笑ったりすることで、心の発達がわかります。生後初めて見せた笑顔から始まって、もっと後大きくなってからのうれしい感情表現まで、子どもの心の発達の段階を見ていきましょう。赤ちゃんの笑顔の重要性が分かります。

初めて見せる赤ちゃんの笑顔

生後たった一ヵ月の赤ちゃんに、感情なんて無いと思うかもしれません。この時期の子どもは、生命維持のために、強い愛着を持ち始めます。母親のように身近にいる大人に愛着心を持ち、生きていくためにいろいろ頼らないといけません。

主に赤ちゃんが見せる感情は、まず泣くこと。他にも調子が良い、落ち着いている、満足している、などが挙げられます。周りの環境を感知しながら、おとなしくしている時に見せる心です。

新生児の笑顔はうれしくて笑っていると思われがちですが、実はそうではありません。赤ちゃんの脳、中枢神経活動の一部で、意識的ではなく本能的に起こる動きです。生理的微笑と呼ばれ、反射行動なので寝ている間に笑っている事もあります。

生後2ヵ月以降に見せる笑顔

生後2・3か月に見られる笑顔は、社会的微笑の場合が多いです。外界との関わり、色々な刺激を受けて、赤ちゃんがそれに反応している結果が表情に現れます。

ママに話しかけられている事を意識し始めるので、うれしくて笑います。他の大人たちが赤ちゃんを見て、遊んで、抱っこしている間、笑っていることにも、気付き始めます。赤ちゃんはそのまねをして笑っているのです。

気分が良い時、話しかけられた時、自分が欲しいものを得た時に笑います。さらに、何か興味があるものを、見たり聞いたりした時にも赤ちゃんは笑顔を見せます。

赤ちゃんの笑顔

この時期、泣く以外でも笑うことで、大人の気をひくことができると理解し始めます。

4か月過ぎてから笑顔を見せる子も、もっと早くから笑う子もいます。大人と同じで、外からの刺激で笑うようになります。ぬいぐるみが動いたり、くすぐられたり、何か面白いと思ったら笑います。

生後4か月以降、赤ちゃんは誰にでも笑わなくなり、人見知りを始めます。知っている人にだけ心を開いて表情豊かにしていても、知らない人には安心できる時だけ笑います。

笑顔は気持ちとつながっていて、自分が親しく思う人には笑う、という事も分かってきます。人の識別を意識した、気持ちの表現ができるようになります。

心の発達がわかる、赤ちゃんの笑顔

子どもが色々分かってくると、家族のまねを始めます。話しかけられる刺激に反応して笑うことで、心理的にも社会的にも成長しているのが分かります。

生後1か月の赤ちゃんでも、笑顔によって、愛情や人とのつながりについて学んでいるのです。泣いてかんしゃくを起こすよりも、笑う方がいいと分かるようになります。成長するにつれて、自分が欲しい物がある時、してもらいたい事がある時に、笑顔でおねだりする方法も覚えます。

赤ちゃんの笑顔

赤ちゃんが笑うと、周りの人も笑顔になるので、さらに行動が強化されます。誰かが笑うと、赤ちゃんは安心します。道で犬が通り過ぎて、ちょっと怖いと思っても、ママの笑顔でほっとして、危なくないと安心します。

2歳児の笑顔は単なる反射ではなく、幸せを感じているあらわれです。笑顔を使って目的達成する事を覚えたら(心理的計算)、ニコニコ顔であれこれ欲しがって、親もついついそれに負けてしまいます。

ずる賢い子どもは、親の反応をよく見て、自分の行動がどこまで許されるか試しています。もしいたずらをしてしまったら、笑ってごまかせば、お仕置きを逃れられるかもしれない、分かっているのです。

笑いは、心と脳と発達のための刺激にもなります。他の子が転んだり、ママが撮った画像で自分が転んでいるのを見て、笑う子どもがいます。

笑顔は子どもの成長にとても大切です。笑っている子は親しみやすく、友達がたくさんできて、明るく元気な大人になっていくでしょう。

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