悲しみに光をもたらすレインボーベイビー

· 2018年5月4日

レインボーベイビーってご存知でしょうか。実はあなたの近くにいるのに、気づいていないかもしれません。虹は、嵐の直後空がまだ曇っていて地面がぐちゃぐちゃなときにも出てきますよね。これがまるで、つらいことのあとにやってくる赤ちゃんのようなのでこう呼ばれています。

この子どもは、赤ちゃんを失った後にできた赤ちゃんのことを指すことが多いのですが、嵐のようなつらい体験の後に私たちの人生にやってきてくれたどんな赤ちゃんに対してもこの表現をあてはめることができます。

自然現象と同じように、レインボーベイビーは悲劇を終わらせてくれるわけではないですが、それを変化させてくれます。

虹というのは、太陽の光が水分の中で屈折した結果起こるものです。美しいものですが、自然にできる気象現象です。

一方でレインボーベイビーは予期せずやってくる、神様がくれる機会のようなものです。つらい嵐のあとに、こんな祝福を予測できる親はいません。

レインボーベイビーって?

レインボーベイビーについてわかってきたところで、間違った場所に出てしまう虹についても見ておく必要があります。つまり、この関係性には適さないものにこの名前を付けてしまうかもしれないということです。しかし比較することには意味があり、それらを定義づけるのは感情だということは確かです。

レインボーベイビーを他の赤ちゃんと区別する一つの特徴は、レインボーベイビーは、赤ちゃんを失った直後にやってくるということです。

一般的には、つらい死の一年後頃に生まれることが多いようです。さらに時間が経ってしまうと、この概念は適用になりません。嵐がいまだ吹き荒れていない限りは。

暗闇の直後に光をもたらす子どもは、必ずしもそのように受け止められないこともあります。レインボーベイビーとなるためには、この光をもたらす効果がなければいけません。

虹はそんなに稀なものではないのに、必ず私たちを感動させてくれます。この光学現象はいつも私たちを笑顔にしてくれますよね。

レインボーベイビー

同じように、つらいときにこの世界にやってきて、まわりに希望と平和をもたらすのが、レインボーベイビーの役割です。

レインボーベイビーは、痛みを取り除いてくれるわけではありません。それにより喪失感がなくなることも、失った子どもと比べることもできませんが、心を鎮めてくれることは確かです。

子どもを失うことは、耐えがたい苦しみです。心が強い人でもぼろぼろになってしまいます。子どもを失うことで一番つらいのは、希望が奪われてしまうということです。希望は再び生まれることもあれば、そうでないこともあります。本当の虹のように、出現には特別な条件が必要です。

レインボーベイビーは、両親が子どもを失うことへの恐怖から解放されたときに生まれます。この場合は苦悩がないはずです。親が安心し、喜びと希望を再び感じられるようになれば、その赤ちゃんはレインボーベイビーと呼べるでしょう。

嵐が吹き荒れているときは、虹は出ません。こうやって比べてみると、痛みや涙が続いているときは、親には希望がないといえます。すべてを失ったかのように感じているからです。レインボーベイビーのような赤ちゃんが生まれるには、まずは嵐が吹き止まなければならないのです。

悲しみののちに光が

どれほど強い嵐でも、かならず吹き止みます。新しい希望を与えてくれる光がやってくるのには時間がかかるかもしれませんが、やがて来てくれます。

痛みを完全に乗り越えられていなかったとしても、この新しい存在が、期待をすることによって苦しみを引き起こし悪い思い出を目覚めさせてしまう感情にゆさぶりをかけてくれます。

新しい光

この赤ちゃんによって人生にバランスが戻り、暗闇が光と色で満たされます。赤ちゃんがもう一度やり直すモチベーションになるのです。

全ての赤ちゃんをありがたく思うべきですが、この赤ちゃんは特にポジティブエネルギーで満たされていて、特別なケアと愛情を受けることになるでしょう。

覚えておかなければならないのは、レインボーベイビーはスターベイビーの兄弟で、レインボーベイビーが生まれるために私たちのもとを去ったということです。

レインボーベイビーは人生のミステリーで、私たちのハートを射止め、私たちが生きているんだということを実感させてくれるのです。