月齢別の赤ちゃんのミルクの量とは?

· 2018年8月11日
親なら誰でも赤ちゃんが通常通り健康に育つことを願い、心配もします。その中でも月齢別に勧められているミルクの量が気になる方は多いのではないでしょうか?

赤ちゃんを粉ミルクで育てる場合、または母乳を哺乳瓶で与えている場合、月齢によって勧められている量を目安にすることができます。基準となる量はありますが、もちろん赤ちゃんによって多少の違いはあるでしょう。

母乳の場合の月齢別の目安

生まれてから6か月までは、母乳で育てることが最も推奨されています。その場合、搾乳した母乳を哺乳瓶で与えるのでなければ、赤ちゃんが飲む正確な量を知ることはできません。しかし次のデータを念頭に置いてみましょう。

一般に、1回の授乳で片方または両方のおっぱいを完全に飲み干します。授乳時間は約5分で大半の母乳を飲み、「後乳」と呼ばれる最後の方に出るおっぱいを吸い終わるのにさらに約5分で約10分です。もちろんおっぱいを吸うのが早い赤ちゃんもいれば遅い赤ちゃんもいます。

 

ミルクの場合の月齢別の目安

赤ちゃんが養子であったり、医学的理由やその他の理由で母乳を与えられなかったりする場合は、粉ミルクが強い味方です。また母乳を哺乳瓶で飲ませる場合も、赤ちゃんが飲む量を把握しましょう。

生後1週間は、赤ちゃんが欲しがる時に欲しがる量のミルクを与えることが大切です。

その後成長するにつれて健康的な体重を維持するために、ミルク(または母乳)の量をコントロールする必要があります。以下に専門家による月齢別の目安を挙げます。

生後2か月まで

一般に3、4時間おきに60から120mlのミルクを与えます。場合によっては4、5時間おきですが、必要であればミルクを与えるために寝ている赤ちゃんを起こしてもよいでしょう。

生後3か月から6か月まで

この時期は、1回の授乳で120から180mlのミルクを与えます。夜間に寝る時間が延びてきて一晩続けて寝る赤ちゃんもいるかもしれません。その場合はもうミルクのために起こす必要はありません。

目を閉じおっぱいを飲む赤ちゃん

生後7か月から12か月まで

この時期は、1日に3回から5回、1回240mlのミルクを与えます。離乳食が進んできたら、ミルクの回数が少なくなってくるでしょう。

12か月以降は、かかりつけの医師の指導を受けて粉ミルクから牛乳に変えることもできます。その場合1日コップ2杯で、ヨーグルトやチーズで補完しても良いでしょう。

 

赤ちゃんが十分飲んでいるかを知るには?

赤ちゃんが示す態度で、ミルクを十分飲んでいるかを知ることができるでしょう。例えば哺乳瓶を近づけても口を開けなかったり、顔をそむけたりします。

また十分飲み終えると眠り込んでしまうこともあります。そんな時赤ちゃんの身体がリラックスしているのが分かるでしょう。他には十分な回数飲んでいるか、体重が増えているか、おしっこやうんちの回数などで知ることができます。うんちは1日3、4回の赤ちゃんが多いでしょう。

生後1週間は、赤ちゃんが欲しがる時に欲しがる量のミルクを与えることが大切です。

 

人工ミルクの種類

いろいろな事情によって赤ちゃんを人工ミルクで育てることがあります。

  • 液体ミルク… 高価ですが粉ミルクのように調乳しなくてよいので大変便利です。しかし残念ながら日本メーカーは製造していません。
  • 液体濃縮ミルク… 同量の水と混ぜて使うものですが、これも日本での入手は難しいでしょう。
  • 粉ミルク… 日本で一般的に使われている人工ミルクです。調乳の仕方は缶に書かれている方法に従います。液体ミルクよりも開封後使える期間が長く、経済的なのが利点です。
  • 特殊ミルク… 特別な必要性がある赤ちゃんのためのミルクです。胃食逆流症用や低出生体重児用、また、大豆たんぱくで作られたミルク、アレルギー用、心臓病など慢性特定疾患のある子供用などがあります。

これらの人工ミルクは、母乳と似た栄養分が含まれていますから身体の免疫系や抵抗力を強化する助けとなります。また各種ミネラルや各種ビタミンが含まれています。

目を開けてミルクを飲む赤ちゃん

粉ミルクへのアレルギー症状

粉ミルクに対してアレルギーがある場合の症状として、顔や肛門まわりに赤い湿疹ができたりざらついたりすることがあります。また下痢になったり、排便が難しくて回数が極端に減ったり硬くなったりする場合もあります。

あるいはミルクを飲んだ後にむずがったり泣いたりする場合もありますし、飲んですぐ吐いてしまうこともあります。夜寝る時に落ち着かない場合もあります。こういった症状がいくつか見られる時は、小児科医の診察を受けましょう。

月齢別に勧められているミルクの量を飲ませることは、親として重要な優先事項を果たすことになります。常に小児科医のアドバイスを受けながら、知るべき情報を知り基準を満たすよう努めましょう。