赤ちゃんにキスするのは危険?

· 2018年6月27日

赤ちゃんにキスするママを見たことがありますか。赤ちゃんへの愛情を表現するのに、口にキスする感情豊かなママがいますね。

そういうママを見ただけでなく、自分でも赤ちゃんにキスしてませんか? でもそれは本当に健康上大丈夫なことなのでしょうか。

賛成派か反対派か意見が分かれるでしょうが、もし心配であれば、きちんと調べて正しい情報を得るのが得策です。

赤ちゃんにキスする、特に大人が赤ちゃんの口にキスした場合どうなるか見ていきましょう。

赤ちゃんにキスするのは愛情表現

母親でいられる事がうれしくて、どうしても思い切り愛情表現してしまいがちです。我が子の口にキスをすると、優しくとろけてしまいそうな気分になります。

赤ちゃんがキスされて嬉しそうにしているのを見ると、ついつい習慣になって、赤ちゃんの口にまでキスしてしまいます。

でも、それは本当に安全なのでしょうか。

人間の健康は、心と身体の両方のあってこそです。

赤ちゃんにキスするのが安全かどうか、まず心と身体の両面から検証してみます。

身体の健康

親子の絆を深めるのに、赤ちゃんとのスキンシップは大事です。しかし、赤ちゃんにキスする事で、ウイルスや危険な細菌の感染を引き起こす場合もあるので、このような接触は医学的に奨励されません

大人の身体は赤ちゃんよりずっと丈夫で、外界からの危険にさらされても平気な免疫力を備えています。

医師が、赤ちゃんの口にキスするのを注意するのは、そういう背景があります。

赤ちゃんにキスするのは危険

衛生上の問題

キスから感染する可能性がある病気には、インフルエンザや伝染性単核球症が挙げられます。1度のキスだけでも子どもの口内に症状が見られ、病気が長引くこともあります。

私達は唇が渇くとなめて乾燥を防ぐので、大人がウイルスや細菌をうつしてしまう可能性が高いのです。赤ちゃんに感染すると大変な事になりかねません。

親や保護者の唾液に接触したこと事によって、サイトメガロ・ウイルス感染などのウイルス系疾患に子どもが感染したケースも見られます。握手や、腕に向けて出るくしゃみから感染する場合もあるそうです。

感染病の中でも、ヘルペスウイルスの一種である「キス病」という病気はキスを通して感染することで知られています。

心の健康

赤ちゃんにとって、キスは母乳を思い出させるので心地よいものです。唇の接触という意味で似ているので満足感をもたらします。しかし、良い事ばかりではありません。

感情心理の観点から見ても、口と口のキスは子どもを混乱させると精神科の専門家は言います。

大人にとってのキスは子どもに対する優しさや愛情であっても、子どもの成長と共に何だか混乱してくることもあります。特にキスは異性同士の愛情表現でもあるからです。

親子で口のキスが当たり前の文化もあります。伝統を大事にするのは良いことですが、子どもが居心地悪い思いをしないようにするためにも、この習慣を少しずつ排除するべきではないでしょうか。

口のキスは、誰とでもしてもいいものだと、子どもが勘違いしてしまう事もあるでしょう。

子どもにとっては違いがわからないのです。親として子どもに伝えたいのは、様々な愛情表現があるという事、そして口のキスは本当に特別な人との間で交わすのもだという事です。

専門家の意見では、3歳~11歳の子どもに口のキスをするのは誤解を招くこともあり、トラウマになってしまうと思春期や大人になってからも影響があるそうです。

赤ちゃんにキスできない?

子どもたちの健康のためには、お勧めはできません。口のキスは避けた方が良いです。

感染病専門の小児科医師はさらに厳しく、赤ちゃんの病気予防のためにはキスの習慣は即やめるべきだと断言しています。

赤ちゃんにキスするのは危険
もちろん子どもへの愛情を示すのに、赤ちゃんにキスするのは親子の絆を深めるにも最適です。でも子どもの健康をまず優先するという基本をぜひ覚えておいて下さい。

他にも愛情表現の方法は、探せばいくらでもあります。

母親への忠告

赤ちゃんの口にキスするのは避け、手をよく洗いましょう。ベビーフードを冷ますのに息を吹きかけないようにして、歯ブラシの貸し借りはやめるべきです。

離乳食を赤ちゃんに食べさせる前に、親が食べ物をかじったりしないようにしましょう。ミキサーを使うか、ジュースにしたりして、赤ちゃんに細菌やウイルスをうつさないようにしましょう。

大人は病気に対して必要な免疫力を備えていますが、赤ちゃんはまだ感染を防御できないという事を覚えておきましょう。