赤ちゃん用ハンモックとは?

赤ちゃん用ハンモックとは、パッド付きで座り心地が良く、赤ちゃんが揺れたりもたれかかったりと、動きやすい椅子の一種です。様々なモデルが売られているので、あなたのお子さんのニーズに合わせ、最適なハンモックを選ぶことが大切です。
赤ちゃん用ハンモックとは?
María José Roldán

によって書かれ、確認されています。 教育心理学者 María José Roldán.

最後の更新: 27 12月, 2022

赤ちゃん用の商品や付属品の話になると、たくさんの商品で溢れ返っていて選ぶのが一苦労ですよね。その中でも一際興味を引くのは、赤ちゃん用ハンモックです。このハンモック、特に生後数ヶ月は非常に実用的なものですが、果たして本当に必要で便利なものでしょうか?

赤ちゃん用ハンモックは、「ベビーロッカー(揺りかご)」や「赤ちゃん用リラックスチェア」という名前でも知られており、パッド付きで底は空気で膨んでいます。

こういった作りになっているので、赤ちゃんが中で寄りかかったり揺れたりできるのです。一見、ビーチチェアみたいに、シンプルな作りに支えられた袋のように見えますが、転落防止の為に赤ちゃんを支えるハーネスやベルトが付属されます。

 

赤ちゃん用ハンモックの目的

このグッズの重要な利点のひとつは、ベビーベッドと違い、赤ちゃんがハンモックの中から周囲の様子を伺うことができる、という点です。赤ちゃんを家族団欒に参加させるにあたって、安全で素晴らしい方法です。

赤ちゃん用ハンモックは、生後数ヶ月の間使用することができます。ハンモックを傾けたとき、赤ちゃんを座らせることなく頭がハンモックに付いたままなので、頭の重さを首が支える必要がないのです。

赤ちゃん用ハンモックに寝そべる乳幼児

赤ちゃん用ハンモックの特徴

赤ちゃん用ハンモックは、様々な種類のものが売られています。選ぶときは、それぞれのタイプの特徴を考慮することが大切です。それぞれ種類が異なるので、違った特徴を売りにしているかもしれません。

シートのタイプ

快適さを最大に引き出すには、ハンモックのシートのパッドが厚く、ふわふわしたものをお勧めします。または、通常プラスチック製の固めのシートにすると、掃除がしやすいですよ。

固定装置

どのハンモックにも何かしら固定用の機能が備わっており、絶対に欠かせないものです。全てのハンモックにハーネスやベルトといった固定装置が付属しています。これにより、赤ちゃんがハンモックから落ちてしまわないように調節することができます。

台座部分

ハンモックを支える台座部分にも何種類かあり、固定式のものや四つ脚タイプもあります。これらのモデルでは動きに自由はありません。

一方で、ロッキングチェア(揺り椅子)タイプのハンモックだと赤ちゃんが揺れ動くことができます。お子さんを楽しませる手のひとつですね。

おもちゃスペース

最近では、おもちゃスペース付きのハンモックを多く見かけます。これはハンモック上をかけるアーチ状の支柱で、赤ちゃんの手が届く距離におもちゃを吊るして、おもちゃを見たり触ったりできる部分です。

赤ちゃんが周囲の環境に興味を示し始めて、周りのものを掴んで遊びたいとき、このおもちゃスペースが非常に便利になります。

フードや天幕

ハンモックフードも大切な特徴のひとつです。全ての赤ちゃん用ハンモックにフードや天幕が付いている訳ではありませんが、赤ちゃんが寝ているときにそっとしてあげたい…そんなときにとっても便利なのです。

それに、赤ちゃんとの散歩中、日差しや風や寒さから赤ちゃんを守ることもできます。

クリスマスセーターを着ている赤ちゃん 赤ちゃん用ハンモック

赤ちゃん用ハンモックの安全問題

赤ちゃんの動きに合わせてハンモックが揺れるため、赤ちゃん用ハンモックは地面や床の上でしか使わないことが大切です。

高いところに乗せてしまうと、転落の危険があります。ですから、「ハンモックをテーブルや椅子の上、車内でも使うのは危険」ということをしっかり胸に留めてください。

安全性に関しては、赤ちゃん用ハンモックの固定方法に注意を払うのが重要です。赤ちゃんをしっかり固定するために、ハーネスが調節可能であることを確認しましょう。 これが事故を防ぐ助けになります

また、赤ちゃんが自分で飛び出ないよう、安全ロックが付いていることも確認してください。

最後に、ハンモックにリクライニング機能が付いていることも大切です。お好みの位置でしっかり固定できるような、リクライニングの固定機能がなければダメです。

その他の付属品に関しては、あまり使いすぎないのがお勧めです。赤ちゃんが自分の全身を目一杯動かして、運動能力と知能を発達させる必要があるからです。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。