子育てによる母親と父親の疲労感の違いはなぜ?

· 2018年6月21日

子供を持つということは複雑なタスクであり、疲労もたまることでしょう。けれども人によって疲労感が違うようです。最近の研究でわかったことは、子供を持つことで、母親の疲労は増えるが父親に変化はない、ということです。では、なぜ子育てによる母親と父親の疲労感の違いが出るのでしょうか?

子供の世話をすることに対しての感じ方は人によって違います。特に女性と男性では大きく異なると、電話による調査では興味深い結果が出ています。

サウスジョージア大学とアメリカ神経学アカデミーによる研究で約6000人が対象になりました。研究結果によると、赤ちゃんによる睡眠妨害は女性により影響を与えるというのです。その結果について今日は詳しく見ていきたいと思います。

疲労感レベルが上がる理由は子供の有無

まず研究では女性と男性の疲労感が比較されました。男性と女性がどのくらい睡眠を取れているかサーベイがされました。そして、どれくらいの疲労感を先月感じたかも合わせて調査しています。この研究は、8時間寝ることが理想的で6時間だと足りないということをベースにしています。

研究では年、年収、結婚の有無、BMI、運動量、仕事の有無、子供の人数などの情報が考慮されて行われました。

疲労感-母親-睡眠-3

研究に参加した大人の女性を比較すると、疲労感が高まるかどうかは、子供がいるかいないかにより変わってくると分かりました。子供がいることで、睡眠が少なくなる割合が50%も高まっているというのです。

この結果から、大人の女性が睡眠の時間が減少する理由として、子供といることが影響され、それにより疲労感がたまるというのです。母親は月のうち15日も疲れている日というのがありました。子供を持たない女性はこの数字は圧倒的に少なかったです。

逆に男性はどうなのでしょうか?この研究では、睡眠時間や疲労感レベルは、子供を持つ父親と持たない大人の男性で特に違いは現れませんでした。子供を持っても、男性は睡眠時間が減ることはない、というのです。母親の睡眠時間は父親に比べて少なくなっているということです。

けれども、他の研究者が行った調査では異なる結果が出ています。母親が父親よりも多くの時間寝ているということなのです。夜の間妨害された時間の分、昼寝で補っているというのです。

ではなぜ、母親の方が子供と暮らすことにより、疲労感があがるのでしょうか?

疲労感レベルの違いは睡眠時間でなく品質である?!

研究によると、疲労感の違いは睡眠時間でなく、睡眠の品質により違いが出るという結果が出ています。父親と母親、どちらの睡眠品質が高いかにより疲労感に差が生まれるのです。

確かに母親は父親よりも長い時間、睡眠をしているかもしれません。けれども母親の睡眠はより、断片的なものになっているということです。父親がいくら子育てに協力的であろうとも、生物的に母親は夜に子供の世話をするため、ちょくちょくと起きるということなのです。

疲労感-母親-睡眠-2

いくら睡眠時間を比べても、母親がより疲労感を感じる理由にはたどり着きません。生物的な行動の違いを見ていかないと、なぜ母親の方が父親よりも疲れを感じる原因がわからないでしょう。

夜中に何度も起きるというのは、体を休める上で良くないことです。赤ちゃんをあやすために、母親は父親よりも何度も夜中に目が覚めるということがあるでしょう。このため、母親は十分に休みを取れていないのです。

この研究結果を見て、みなさんはどう思いましたか?母親と父親の疲労感の理由、少しはわかったかもしれません。

子育ては大変な作業です。父親と母親が協力しあって、子供を育てたいものですね。