児童虐待の警告サインを理解する方法

2018年7月25日

児童虐待の警告サインを理解するのはとても重要です。なぜなら虐待されている子どもは、自分が悪いと思ったり、恥ずかしいと感じていたり、児童虐待のことを口留めするよう脅されているかもしれないのです。

子ども達はいつも色々な人と関わっています。実際両親もずっと一緒にいない限り、1日24時間子どもに何が起こっているのか管理できません。

そこで両親は、子どもの面倒を見る人が、自分達と同じ位責任感があって、任せられるような人だと信じなければならないのです。

残念なことに、いつもそうであるとは言えないのが現実で、子どもは色々な人たちによって虐待されることがあるのです。何とか児童虐待を防止するために、それが疑わしい場合、どんな警告サインがあるのでしょうか。

児童虐待の警告サイン

虐待されている子どもは、自分が悪い、恥ずかしいと感じている、または混乱しているかもしれません。虐待している大人を恐れて報告できないでいることもあります。それが両親、親戚、家族の友人だったりしたら、特にそう感じるでしょう。

子どもは両親、保育者、家族の知り合いなどに対して恐怖感を持つ場合もあります。

児童虐待を発見するには、次のような警告サインがあるかどうか、観察するのが重要になってきます。

  • 友達に対して、またはいつもの生活行動に対して興味を失う。
  • 行動に変化が見られ、攻撃的になったり敵意を示したりする。さらに発作的に怒ったり、落ち着きがなくなる。
  • 学校での成績に変化が見られる。
  • うつ病、不安症、異常な恐怖などの症状が見られる。
  • 急に自信がなくなる。
  • あまり大人に監視されない。
  • 学校を休みがち。
  • スクールバスに乗りたがらない。
  • 学校での活動を終えて下校したがらない。家に帰りたがらないという理由かもしれない。
  • 家出をしようとする。
  • 反抗的な態度を取る。
  • 自殺未遂を図る

これらの警告サインは、あくまで警告であって、子どもが経験する虐待の種類によって、それぞれの特徴や違う症状が見られるでしょう。

虐待の兆候があるというだけで、実際に虐待されているとは限らないという事も覚えておいて下さい。

身体的な児童虐待

身体的な児童虐待の場合、身体にはっきりとした虐待の跡や症状が見られるかもしれません。次のような要点に注意しましょう。

  • 身体のあざ、ねんざ、やけどなど、説明できない傷が見られる。
  • 説明されても、どうもつじつまが合わないような傷がある。
  • 身体や歯の治療がされていない。
児童虐待の恐怖

 

性的な児童虐待

性的な児童虐待は、虐待加害者がいつもそれを隠そうとするので、なかなか発見されないこともあります。それに加え、虐待加害者が子どもに罪意識を持たせたり、脅している場合もあります。

未成年の子どもが性的虐待を受けている警告サインは、以下のようになります。

  • 子どもの年齢にしては、適切ではない性的行動や知識を示す。
  • 性行為感染症。
  • 下着に血の跡が見られる。
  • 歩いたり座ったりするのが辛そう。
  • 陰部の痛みを訴える。
  • 近所で他の性的虐待が通報されている。

感情的な児童虐待

感情的な虐待も、かなり子どもを傷つけるものです。この虐待を証明するのが割と難しいのですが、虐待が起こっていることを表す症状には、次のようなものがあります。

  • 感情的発達の遅れ、不適切な情緒。
  • 自信がなく、自尊心に欠ける。
  • 周りの人から孤立する。
  • 興味をなくす、やる気がない。
  • うつ病
  • 病気以外で、頻繁に頭痛や腹痛がある。
  • 逃避傾向が見られ、学校に行きたがらない、スクールバスに乗りたがらない。
  • 愛情に飢えている。
  • 成績が落ちてきて、勉強に興味がない。
  • 以前できたことが出来なくなる。

ネグレクトと育児放棄の警告サイン

育児放棄も子ども虐待の一種です。子どもが最低限必要な育児を、両親や保育者から受けていない時に起こります。育児放棄の可能性を示す警告サインは次のようなものがあります。

  • 成長発達や体重増加が遅い。
  • 清潔にしていない。
  • 服など、子どもの必要なものが満たされていない。
  • 食品店での万引き、お金を盗む。
  • 一度にたくさん食べたり、後で食べるものを隠し持っておく。
  • 学校の出席日数が少ない。
  • 医療や歯科医療にかかっていない。
  • 不適切な感情変化。
  • 無関心。
児童虐待の不安

両親の行動から見える虐待

両親の行動からも、児童虐待の疑いが発見されることがあります。虐待をしている保護者には、次のような特徴が見られます。

  • 子どもにあまり興味を示さない。
  • 子どもが身体的にも感情的にも傷ついていることに気付かない。
  • 家庭や学校で問題があることを認めない。子どもに問題がある、とまで言う大人もいる。
  • 自分の子どもをいつも卑下したり、叱ったりする。
  • 子どもの話をする時、常に否定的な事ばかり言う。
  • 子どもが自分に興味を持っていないと気が済まないので、他の家族が親しくなると嫉妬する。
  • 身体的に激しいしつけを普段からしていて、教師や保育者にもそれを行使させる。
  • スポーツ万能、勉強優秀を過度に要求する。
  • 子どもが他の人との交流する機会を極度に制限する。
  • 子どもの傷に関して、矛盾した説明や非常識な理由付けをする。
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