髄膜炎菌ワクチン「ベクセロ」について知っておくべきこと

· 2018年9月29日

近年、髄膜炎菌Bワクチンが大きな話題になっています。これは限定された流通によって各薬局への予約が殺到しているためです。

スペインは「ベクセロ」の予防接種制度を導入していません。ですので、子供に予防接種をしたい親は自払いでの選択肢しかありません。

実際に、流通は非常に少ないので髄膜炎のワクチンを見つけることは簡単ではないと言われます。場合によっては既に数ヶ月待っている人もいるようです。

しかし、近年、スペインではワクチンの個数と薬局への流通量が増加しています。その結果、より多く家庭で子供に予防接種を受けさせることができるのではないかと期待されているのです。

ですので今回は、この髄膜炎菌Bワクチン、ベスセロについて詳しく説明したいと思います。この情報がワクチン接種の決断に役立つかもしれません。

髄膜炎菌ワクチンは子供にとって必要なのか?

これはよく聞かれる質問の一つです。このワクチンの接種は任意であるため、その決定は子供の両親に託されます。

親は様々な情報に基づいてこのワクチンに関する決定を下す必要があります。言い換えれば、これは両親にしかできない判断です。

医師でさえ、予防接種をするかどうかを両親に薦めることを控えるようです。彼らは単に情報を提供し、両親に決定を委ねるのです。

供が髄膜炎Bに罹患する可能性は非常に低いですが、それは起こり得ない事態ではありません。そして、髄膜炎Bは非常に深刻な病気であるため、その決断も簡単なものではなくなるのです。

スペイン小児科協会は、2013年に400〜600件の登録症例があったと説明しています。推定では10例中1例が死亡すると言われています。

さらに、症例の20~30%は、難聴、精神障害および痙攣などの重大な後遺症を残すそうです。

髄膜炎Bワクチンについて知っておくべきこと

Bexsero1

子供に予防接種をすることができる対象年齢は?

この髄膜炎Bワクチンは、2ヶ月の赤ちゃんにも投与することができると言われています。また、予防接種を受けていない場合は、年長の子供にも投与することができます。

しかし、ベクセロを他の予防接種制度のワクチンと同時に接種しないようにしてはいけません。ですので、保健センターの多くは生後3ヵ月からこのワクチンの接種を受け付けます。

ワクチンの安全性は?

AEMPS(スペイン医薬品衛生製品協会)は、安全性を判断できるまでこのワクチンの配布を認めていませんでした。

年齢の異なる約8,000人の子供がこの研究に参加し、すべての研究の結果、接種後に子供に現れた症状は注射部位周辺の痛みおよび腫れだけであったとされています。

また、一部では通常より少し刺激され、軽度の発熱を示した場合もあったようです。

髄膜炎は危険なのか?

Bexsero2

髄膜炎Bは、特に小児にとっては非常に危険です。彼らの免疫系はまだ未発達であり、感染を食い止めることはできません。死に至った例も複数報告されています。

この病気の治療法はあるのか?

治療法はあります。髄膜炎Bを治療するための抗生物質がありますが、治癒の可能性は子供の年齢と感染が検出されるまでにどのくらいの時間が経過したかによって異なります。

幼児の場合は、感染症が非常に急速に進行し、抗生物質が無効果のことがあります。

ワクチンは有効なのか?

有効です。英国では、ワクチンによって1歳未満の小児における髄膜炎の症例数が半減しました。

予防接種プログラムが開始した年には37件しか登録されていませんが、その翌年には倍の74件以上の登録がありました。

ワクチンの価格はどのぐらい?

高価であることは否定できません。スペインの給与が他のヨーロッパ諸国と同じレベルではないことを考慮すると、かなりの金額を払わなければならないでしょう。

1回当たりの価格は106.15ユーロです。

今回で記事はスペインの情報がメインでしたが、それでも有益な情報を得れたのではないでしょうか。日本でもワクチン接種をするかどうかを決定するのはあなた次第です。すべての情報を考慮に入れ、判断して下さい。

子供が髄膜炎Bになる可能性は非常に低いですが、この病気が非常に深刻なものであることを忘れないようにしましょう。

https://youaremom.com/bexsero-meningitis-b-vaccine/