子どもの総体的運動技能を発達させるには

· 2018年6月6日

総体的運動技能とは、脚、腕、胴体の大きな筋肉を使うことが必要な技能です。これは、歩くこと、走ること、スポーツをしたりその他の身体的活動を行うことなどを指します。細かい運動技能とは明らかに違うということがわかりますね。

普通は、子どもは大きな筋肉を遊んだり運動したりすることで発達させます。しかし、これが、一つまたは多くの問題のため行えない場合は、専門家の助けのもと、運動刺激の補助が必要になります。

たいていは、この総体的運動技能は子どもが小さいときに微調整され始めます。赤ちゃんが最初に頭を持ち上げたとき、その発達は始まり、赤ちゃんがはいはいしたり歩いたりするとき重点に達します。

歩くとき、階段を上り下りするとき、はいはいするとき、ジャンプするとき、走るとき、腕を伸ばし胴体をストレッチするとき、子どもは一般的な身体の制御の仕方を習得していきます。

ある総体的運動技能の習得に失敗してしまうと、例えば筋肉運動の整合などの問題が起こることがあります。

言い換えれば、総体的運動技能に問題のある赤ちゃんや子どもは、学校などの環境で座ったり起きたりすることが難しくなるかもしれないということです。動きが鈍い子どもだという風に見られてしまい、そのために孤独になったり自尊心があまりないといったような問題で辛い思いをしてしまうかもしれません。

総体的運動技能を理解するカギは、身体ができることを理解するということである。

ーエリカ・パティノー

総体的運動技能の重要な段階

総体的運動技能の発達は、子どもの成長を評価するうえでポイントとなり、子どもが歩けるようになることだけを意味するのではありません。

この技能の重要性は、歩くことを超えて大切になります。なぜなら、総体的運動技能は身体の統制に関わるその他の活動の入り口だからだ、と子育てを専門にしているライターのケイト・ケリーは説明しています。

生後4ヵ月頃、赤ちゃんはひじに体重をかけ頭を持ち上げた状態を保つことができるようになります。さらにもう少しすると、寝返りを打ってうつぶせになることもできます。生後6ヵ月経つと、座れるようになり胴体の筋肉を鍛え始めます。生後7~10ヵ月では、はいはいするようになります。

その後は、腕や脚の筋肉を支えにしてつかまり立ちができるようになり、生後12ヵ月に達するころには歩き始めます。

しかし赤ちゃんの総体的運動技能はそこで終わるわけではありません。歩き始めた後は、子どもは走り、ジャンプし、少しの間バランスをとることを学んでいきます。

子どもの総体的運動技能の発達を助けるには

答えはとてもシンプルです:子どもを自由に遊ばせてあげれば、総体的運動技能は育ちます。

赤ちゃんが自分で頭を持ち上げたり寝返りを打とうとしているときには、怪我をしないように赤ちゃんの動きに注意し、身体を強くする様々なエクササイズで赤ちゃんを刺激してあげれば大丈夫です。

赤ちゃんがはいはいし始めたら、短い間赤ちゃんを床に置いておけるようになります。うつぶせにして、立ち上がる準備をするために腕や脚を使わせてあげましょう。

少しずつ、赤ちゃんははいはいを始め、歩くようになると、遊んだり楽しいことをこれからもし続けるモチベーションを与えてあげなければいけません。

子ども(と大人)が楽しみながら身体の統制をとるのに役立つゲームは何百と存在します。ここに少し挙げてみましょう。

子どもの身体の統制を助けるゲーム

かくれんぼで遊びましょう

顔を手で隠して遊ぶ「いないいないばあ」は、子どもが楽しめる最初のアクティビティの一つです。子どもが成長して歩けるようになったら、かくれんぼがどんどん手の込んだ、楽しいゲームになってきます。これにより走ることができるようになるために必要な技能が発達します。

少しの間ダンスをしましょう

これは運動と気晴らしの両方の意味でとてもいいアクティビティです。ちょっと子どもにモチベーションをあげるだけで大丈夫です。音楽のリズムに合わせて少しの間ダンスをするのは、人間みんなが人生を通して楽しめる、愉快で完璧なエクササイズです。

ダンスをすることで、子どもの腕や脚の動きの統制をとることに役立つだけでなく、その他のエクササイズと同様に、幸福感を得ることもできます。

ブランコに乗ったり、石けり遊びをしましょう

信じがたいかもしれませんが、ブランコに乗ったり石けり遊びをしたりするようなシンプルなアクティビティでも、子どものバランスや体の統制を発達させることができます。なぜなら、これらのアクティビティは脚を使って体重のバランスをとらなければならないからです。

そして一般的には、滑り台から飛び降りたり、うんていを登ったりできる運動場でも総体的運動技能を育てることができます。